皆さんこんにちはアラサーフリーターのmamuです。
前回道の駅スタンプラリーについて嬉々と語った私だが、今回はそんなスタンプラリー中に出会った奈良県のご当地グルメについてご紹介!
あなたはそうめんが好きだろうか?私は大好きだ。
何となくそうめんからは夏しか食べられない雰囲気を感じるのだが、年中食べられるのなら食べたい……そんな人にぴったりなお店を奈良県で発見した!
しかもそれが、そうめん流しなんていうエンタメ性まで楽しめるスタイルで更にめちゃくちゃ美味しかった。
これはもうオススメするしかない!!(笑)
日本三大そうめん
まず、日本には日本三大そうめんと呼ばれる3強そうめんが存在する。
兵庫県の播州そうめん、香川県の小豆島そうめん、そして今回私がオススメする奈良県の三輪そうめんだ。
三大そうめんの共通点は、どれも手延べそうめんである事だそう。
そんな中でも今回は三輪そうめんの歴史をふんわり解説しよう!
そうめんの前身が日本にやってきたのは奈良時代、唐から伝えられた索餅(さくべい)なる食べ物。
そして、そうめんという文字が文献に登場したのは約1200年前、発祥の地は奈良県桜井市、三輪そうめんが生まれたその地だ。
言い伝えでは大神神社の宮司さんの息子が初めて三輪そうめんを作ったと残っているそうで、それが何故日本中に広まったのかと言うとお伊勢参りの道中で訪れた人々が「旨い!!」となったからだそう。
それと同時に三輪そうめんから始まった手延べ製法も兵庫県や小豆島へ伝わり、 日本中に根付く食べ物になったのだとか。
いつの時代も口コミは凄い。そんな訳で三輪そうめんが美味しい!日本一!と日本中に口コミが広がったのは遡る事江戸時代、『日本山海名物図絵』という書物に記録が残っているそうだ。
はい、ふんわり歴史解説終わり!(笑)
実食!
さて、そんな歴史深い三輪そうめんのそうめん流しが楽しめるのがこちらの『三輪そうめん流し 乾製麺所』!
日本最古とも言われている大神神社(おおみわじんじゃ)の参道にある老舗である。
私達が訪れたのは2023年1月の日曜日、ランチのピーク時を過ぎた14時頃だったが店内は満席で2分くらい待ってからの入店だった。
店内の写真は満員御礼だったので割愛するが、雰囲気は清潔感ある落ち着いたカフェみたいなのに流れてくる昭和歌謡が何とも味があって良かった(笑)
案内されたテーブルの中心にはどーんと流しそうめんの機械が、既にワクワク!
注文が通ってから水を張るシステムで、隣席をチラリと確認してみると食後にはしっかり水を抜いて清掃されていた。
私達が注文したのは、そうめん流しの釜飯ランチ天ぷら付き税込¥1580!
目の前の機械に水が流れる、只それだけでめっちゃ楽しいのは何故だろう(笑)
老若男女問わず様々な人がランチタイムを過ごす店内は、皆一様に楽しげでどのテーブルもワイワイと盛り上がっていた。
お子さんは勿論だが、落ち着いた雰囲気のご夫婦までキャッキャしていてそ空間全てが明るくて素敵。
最初に運ばれてきたのは、椎茸のお吸い物とそうめんのフシを炒たもの。
温かいお吸い物が染みる……椎茸の香りまんまの優しいお味でホッとする。フシは塩味が効いていてパリパリお菓子みたいで美味しかった!
甘めで椎茸の香りがするお汁に薬味はネギと生姜、いよいよ運三輪そうめんが運ばれてきてそうめん流しスタート!
補足として写真の量で2人前、少なく見えても後押しで釜飯がくるので満腹になります(笑)
そうめん流しって楽しい〜!!(笑)
2、3周流してから食べてとの案内に従って早速いただきます!
お、美味しい……普段食べてるのとは違うお高いそうめんの味がする……。
喉越しツルツル食感しこしこでしっかりコシがあって美味しい!!!
そうめん流しの水も冷た過ぎないから知覚過敏の私にも優しいかった、冬場でも純粋に味を楽しめる……食いしん坊のニヤニヤが止まらない。
次に運ばれてきたのは天ぷらの盛合せ!ラインナップはエビ、しめじ、ししとう、レンコン、ナス、かぼちゃ、そうめん。
手前のお花みたいな可愛いやつがそうめんの天ぷらなのだが、パリパリサクサクで美味しかった!
お野菜達は風味豊かでエビもプリプリ、何より揚げたてで中はホクホク衣は薄くサクサクでさっぱりしたそうめんと一緒に食べると最高だ!!!
最後にやってきたのはアサリと鶏の釜飯!
ご飯にアサリの出汁がしっかり染みた釜飯……不味いわけが無いやん……旨ぁ……!!!
混ぜれば発掘されるお焦げがまた香ばしくてモリモリ食べてあっという間に完食、ごちそうさまでしたー!
大人になってからそうめん流しをしたのはこの時が初めてだったがめちゃくちゃテンションが上がるしその上、上質なそうめんを頂いた満足感で幸せ気分になれた。
そうめんに天ぷらに釜飯……何と言うか、そうめん食べるなら欲しい欲張りセットみたいなランチだったと思う。
量と質、満足度を考えると圧倒的にコスパも良い!
大満足でレジへ向かっているとこんな物を発見……。
そうめんのフシが当たりました(笑)
そしてこのお店、店外にももうひとつの名物が。
自動販売機にクレープ!!
…………甘い物は別腹や、もち餅クレープキャラメルきな粉を購入!!!
自動販売機の隣に瓶の回収箱があるので、瓶は返却していただきます。
ふわふわモチモチ食感で雪見だいふくみたいな柔らかさ……中身のホイップはしっかりキャラメルきな粉のお味。
思い浮かべるクレープではないけど美味しかったです!
最後に、三輪そうめんは伸縮性があってそうめんの中でも細いのが特徴、しっかりコシがあるから炒め物やにゅうめんにも向いているそうだ。
レジ付近には持ち帰り用の三輪そうめんが販売されていたのでお土産にも良いかもです!
基本情報
三輪そうめん流し 乾製麺所
•住所 奈良県桜井市三輪460-24
•電話番号 080-3037-3838
•営業時間 10:30~16:00
•定休日 木曜日
•アクセス JR三輪駅から徒歩約3分
•駐車場無し 近隣有料駐車場利用(500円〜)
•クレジット電子マネーQRコード決済 可
•予約 可
大型連休には特に混み合う人気店、売り切れ次第終了なので予約していると安心かもです!
大神神社の参道にあるので、是非参拝もどうぞ。
今回は割愛しているが、壮観で背筋が伸びる神社だった。
おみくじが電子でびっくりしました(笑)
まとめ
という訳で、今回は1年中そうめん流しが出来る三輪そうめんのお店『三輪そうめん流し 乾製麺所』をご紹介したが如何だっただろうか?
そうめん流しは本当老若男女が楽しめる!そのエンタメ性も素敵なお店だが、細いのにしっかりしたコシの絶品欲張りセットを頂けるのである。
私は当時の記憶やメモ、親友ちゃんへのインタビュー(目の前にいます)を綴っていたら今すぐにそうめんを食べたい衝動に駆られて夕飯にそうめんと天ぷらを作った。
………いやぁ、三輪そうめん流し 乾製麺所のそうめん流しセットが食べたい!!!!ツルツルそうめんとサクサク天ぷらお出汁の効いた釜飯が恋しい!!(笑)
美味しかったなぁ……。
もしあなたが奈良県を訪れる際は是非三輪そうめんを御賞味ください!
ここまでお目通しありがとうございました!
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