【7泊8日】車中泊カーで行く北海道旅 ノースサファリサッポロでもふもふの楽園編!

タヌキ 日本旅
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皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。

これは2024年GWにお洒落車中泊カーをレンタルして7泊8日で北海道を旅した記録である。

旅の道連れはルームシェア相手の親友ちゃん、前回帯広スイーツをはしごして世界で唯一のばんえい競馬場で巨大なばん馬と触れ合い、人気の温泉で疲れを癒したのだが……その後、道の駅までドライブした道のりは過酷なものであった。

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道の駅樹海ロード日高


私達はこの日、翌日の移動時間を考慮して道の駅樹海ロード日高を車中泊地に決めていた。

オベリベリ温泉水光園から目的地までナビ上では、車で約1時間30分。

しかし実際にはその倍以上の時間をかけ、到着した頃は0時を過ぎた深夜であった。

またもや深夜到着……その理由は深い深い霧であった。

日勝峠の霧

私達は、計らずしも北海道の雪以外の天候を堪能したのである……。

深い霧が襲ったのは日勝峠という峠道、普段下道で他県へ移動する事の多い我々は所謂酷道と呼ばれるような峠を幾度も越えてきた。

すれ違えない細さ、未舗装道、横はすぐに崖、勿論ガードレールなんてないカーブだらけの峠を越えてきた経験があった。

そんな訳で、関西に比べるとカーブが少なく道の広い北海道での峠越えは比較的楽だろうと思っていたのだ。

しかし……後にこの日勝峠は道内ではカーブと急勾配が多い難所とされており、1年を通して霧の影響を受けやすい峠だと知った。

特に夏季は濃霧、冬期は地面が凍結するアイスバーンや吹雪になるのだとか……。

カーブは関西圏に比べると緩やかなのだが、とにかく霧が……霧が凄かった!

時にセンターラインを見失う程の濃霧に無理に進む事も出来ず、かなりの時間をロスしたのである。

せめて近隣に街は無いかとGoogleマップで探してみるも、この先待ち受けているのは『大きな熊の像』というちょっとした観光スポットだけだった。

何たる無力!(笑)

一応通りがかるので見てみたが、本当に巨大で10mはありそうな熊の像が寂れたドライブイン跡に佇む姿は本能的に怖かった…。

大きな熊の像を見た時刻は23時、そんな時間に観光しに来るとか端から見れば我々が正気じゃないなと2人で爆笑した。

親友ちゃんも後に「二度と通りたくない」と語ったこの峠道だが、めちゃくちゃ楽しい思い出として残っている!(笑)

計画だけじゃわからない事が沢山あるなぁ……計画を実行して初めて気付きがあるのだなと改めて実感した夜であった。

長くなってしまったが、そうして無事道の駅樹海ロード日高に到着した私達は出来たばかりの思い出話に花を咲かせて雨の中眠りについた。

道の駅の感じは、小さな町の道の駅って雰囲気で施設は古いけれど清潔感があり、トイレも室内で外より暖かかったです。(笑)

6日目スタート!

翌朝は時間通りに6時起床!!連日の寝坊を脱したが天気は生憎の雨だった。

道の駅樹海ロード日高駐車場

道の駅に併設されているセイコーマートで朝食を購入していざノースサファリサッポロに向けて出発!

約2時間45分のドライブだ。

天気が悪くても道中の景色はやはり気持ちよかった。

丘

そしてここからは余談だが、札幌に近付くにつれ細い道でもスピード違反の取締りをしているパトカーの姿を度々見た。

我々は俄然安全運転だったので怯える必要はなかったけれど、札幌市内は他地域と比べてパトカーがめちゃくちゃ走っていたのが印象深い。

ノースサファリサッポロ

ノースサファリサッポロに近付くにつれてのどかになる風景、看板は出ているけれど本当か?と不安になる道を進めば砂利の駐車場が見えた。

11時頃到着!

6日目のこの日は既にGWが終わり、カレンダー的には平日だったのだが駐車場には想像以上に沢山の車が駐車されていた。

動物大好きな私達、ワクワクしながら軽い足取りで入園!

ノースサファリサッポロ外観

感想として、ひとつひとつの施設は全体的にDIY感があって小ぢんまりしているけれど敷地は広くエリア移動に少し時間がかかった。雰囲気もまだまだこれから新しいエリアが広がるのかなぁ〜!みたいな感じ。

ちなみにエリア移動で歩く道がこちら↓

エリア移動路

マイナーな雰囲気が好きな私としては全体的に非常に好きだった。(笑)

受付と同時に生憎と雨が降り出してしまったが……、そんな時に備えて持って来ていた使い捨てレインコートの出番だ。

このノースサファリサッポロ、様々な触れ合いイベントが開催されていて、ものによっては課金制ではあるものの他の動物園より遥かに沢山の動物と触れ合える動物園なのである!

生憎の雨だった場合、傘より両手が空くレインコートをオススメする。

更に言えば、敷地内の地面は未舗装なので雨が降るとドロッドロになる。

実際に雨の中動物たちにキャッキャした私達の靴や衣服は歩いた泥の跳ね返りで大変な事になっていた。

楽しかったので全然良いのだが、可愛いレンタカーを汚さぬように拭う作業は中々時間がかかったので用意するなら使い捨て出来る丈の長いレインコートが最強だと思う。

さて、ノースサファリサッポロについて隅々まで紹介してしまうとキリが無いので私達が特に良かった!と思った部分をご紹介しよう!

私達がノースサファリサッポロを訪れた2024年5月当時の11時頃、スペシャル体験として大人のトラのエサやり体験が開催されていた。

しかも、実際に大きなトラがいる檻の中へ入ってエサやりが出来るとか……凄くない?!

私達は早速トラのいるデンジャラスの森ゾーンへ向かい、受付にて躊躇なく課金!ベンガルトラデンジャラスフィーディング1000円を受ける事にした。

めちゃくちゃ貴重な体験が1000円、しかも1人1000円と決まっている訳ではなく「2人で分けられますか?」と飼育員さんの方から声をかけてくれたので実際には1人500円だ。体験からすると安くない?

普段ガチャガチャすらめちゃくちゃ吟味して悩む私達だが、すんなり課金してしまえる動物の魅力が凄まじい。

受け取ったバケツにはお肉が5切れ、互いに笑顔でドキドキソワソワしながらその時を待った。

トラの檻

この子がベンガルトラのティガーくん……!!!以前よりノースサファリサッポロの公式youtubeを見まくっている私達からすると本当に念願である。

飼育員さんに指導頂きながらティガーくんのいる檻の中へ……、安全の為に体験中ティガーくんは鎖で繋がれているけれど、それでも大きなトラと同じ空間に入るのは緊張した。

うぉぉぉ………!!!!檻越しじゃないトラ……迫力が凄い……!!

トラ

写真じゃ伝わらないけれど、聞こえる息遣いや存在感……間近で見るトラ……カッコいい………!!!

ここでベンガルトラのティガーくんについて少しご紹介、ティガーくんは4歳まで犬のエルサと同じ空間で仲良く生活していたのだ。

現在は別々になっているけれど、今でも仲良しらしく互いに姿が見えないと寂しがって鳴き合うので近くにエルサの小屋もあった。

………そんなティガーくんだからこそ、飼育員さん限定ではあるもののお手が出来る…!!!

トラのエサやり体験

飼育員さんと並んだ姿からやっと実感する大きな手がもう……もうッ!!!好き!!!(笑)

エサやり中は静かに大興奮で、写真に私達が写りまくっているのでここまでとするが、間近でお肉を食べるトラの姿を見られて本当に楽しかった!

とは言え、課金しなくても触れ合えるのがノースサファリサッポロだ。

まず始めにデンジャラスの森で出会うのが猛禽類!

フクロウ

中にはフクロウの触れ合いコーナーもあって、軽く温かな毛を撫で撫で出来た。

触れ合いエリア

デリケートな羽を撫でない、囲まずひとりずつ、背中を撫でる等の約束を守り触れ合い。可愛過ぎて近くを通る度に撫でてしまった。

次、デンジャラスの森で会えて嬉しかったのはタヌキとキツネ!

タヌキキツネエリア

柵が無い状態で見られるので、より動物との距離を近く感じる。

更に100円でタヌキ、キツネのおやつが販売されていたのでこちらも躊躇無く購入!(笑)

タヌキキツネのエサ

まだ肌寒いGWの北海道、冬場の長毛とまではいかなくとも夏毛には遠くモフモフの姿が堪らない!!!

タヌキ

おやつの気配にやって来たホッキョクギツネ、どことなくワンパク坊主感があってこれまた可愛い。

ホッキョクギツネ

そして寝床でスヤスヤなキツネ……お腹の真ん中に手を突っ込みたい……っ!!!

キツネ

ここで朗報、ノースサファリサッポロではキツネが抱っこ出来る……ッ!!!!

……ここが私の楽園だ。

受付にて再び課金、親友ちゃんも勇み足で各々700円を支払って嬉々とキツネ抱っこ体験をした。

ただ、キツネ抱っこの注意点として「雨の日や雨の翌日等はキツネが泥だらけです、衣服が汚れても大丈夫でしょうか?」と聞かれたのでこれを読んで「行きたい!」と思ったあなたは前日当日の天気、もしくはどうでもいい服装で行こう!

私達は使い捨てのペラペラレインコートを着ていたので堂々と抱っこ出来た訳である。(笑)

キツネを抱っこした感想、親友ちゃん「緊張した、思ったよりゴワゴワして暖かかった」

私は以前北海道の違う所でキツネと触れ合った経験があったのだが、確かにゴワゴワしていた。

多分雨の影響が大きかったのだと思う。それでも普段触れ合う機会のないキツネをしっかり抱っこ出来てめちゃくちゃ嬉しかった!

他にもデンジャラスの森内には、毒を持った生物やピラニア、ワニ等を展示しているデンジャラスゾーンがあった。

デンジャラスゾーン

契約書に名前を記入して進むこのゾーンは、冒険感満載でハラハラした。(笑)

足場が細い木板だけで下には毒を持った爬虫類がいたりするのだ。

デンジャラスゾーン

これは施設にDIY感があるのも冒険感の盛り上がりに一役買っていた。

写真じゃ分かり難いので割愛するが、巨大ワニガメの水槽の上を歩いたりするのもゾワゾワした!(笑)

全然大丈夫だったのを前提として!毒を持った生物にプラスして本当にこの上歩いて大丈夫なのか……?みたいなハラハラ感が合わさり楽しかった。(笑)

ただ、雨の日は足を滑らせると危険なので迂回ルートも沢山あるので無理をせず楽しもう!

さて、デンジャラスの森ゾーンからノースサファリゾーンへの移動の道中にはハンバーガーやカレーからワニ肉や昆虫まで食べられるフードコートがあるのだが、雨を凌げそうになかったのでスルー……。

フードコートの先にはライオンとオオカミのエリアがあり、ここでも課金制でエサやりが可能だった。

トラのティガーくんみたいに檻の中で、とはいかないが500円でバケツ1つお肉5切れ……よしエサやりしよう。即決。(笑)

動物園やサファリパークによく行く人なら共感頂けると思うが、ライオンへのエサやりは出来てもあまりオオカミへエサやり出来る事はない。

早速オオカミへエサやりだ!

バケツが目印になっているのか、高台に登る前に近寄ってくるオオカミさん達が可愛い〜!!!

オオカミ

高台からトングでお肉をぽーんと投げるのだが、今か今かと待っている眼差しが堪らない……!!!

オオカミ

もう本当可愛かった……楽しかった……(笑)

向かい側のライオン家族も同じく高台から眺められるのだが、無邪気に駆け回った後岩にちょこんと乗った子ライオン達が可愛かった。

子ライオン

さて、本来最初のエリアであるノースサファリエリアへ戻ってからも私達はとにかく触れ合いを楽しんだ。

アライグマ

そこかしこに動物達のおやつがあるので、その度に嬉々とエサやりしていたのは言うまでもない……。

キツネザル

そんな中でも印象的だったのがこのナマケモノちゃん!!!

ナマケモノ

撫で撫でしているとゆっくり私の腕へ手を伸ばし、私の体を木に見立てるように伝って違う木へ移動して行ったのである。

最初は驚いたが、ゆっくりゆっくり進むナマケモノちゃんが無事違う木に移るのを見届けた私達は自然と大爆笑していた(笑)

動物との距離が近い動物園、ノースサファリサッポロ……最高!!!!

他にも様々な動物と触れ合えるし、エサやり出来るし本当に距離が近い!

近かったら年パスを買ってる自信がある……。

万年獣不足だった私だが、沢山の動物たちに癒され雨で肌寒いのも忘れて実に朗らかな気分で動物園を後にした。

次回、登別地獄谷編!

基本情報

ノースサファリサッポロ

•夏期料金4月26日~11月30日
大人(中学生以上)1900円
小人(小学生以下)700円
ノースサファリ温泉パック(豊平峡温泉+ノースサファリサッポロ入園チケット)2600円
2歳以下無料

•冬期料金2024年1月5日~3月20日
大人(中学生以上)1300円
小人(小学生以下)600円
温泉パック(豊平峡温泉+入園チケット)2000円
2歳以下無料

•休園期間については毎年異なると思うので、公式ページをチェックしよう!

•駐車料金
バイク100円
乗用車500円
キャンピングカー・大型車・バス1000円

実際にノースサファリサッポロに行った感想は、モフモフ欲が満たされる最高の場所であった!

驚いたのは、自由に触れ合えるエリアに飼育員さんがおらず何かあればボタンで呼び出す方式だった事。

飼育員さんは基本的に1か所に留まらず様々なエリアを巡回していた。

本当に色々な動物と触れ合えるし、そこかしこでエサやり出来るのでよりノースサファリサッポロを楽しみたい人は入園料と別に資金を準備しておこう!

注意点として雨の日、雨の翌日に行くと地面がドロドロで靴もズボンも汚れる。

オススメの雨具は、傘よりレインコート!

めちゃくちゃ泥跳ねするのでレインコートまで拭き取るのは大変だ、使い捨ての物が便利だと思う!

その他、トイレが環境に優しいバイオトイレなるものだったのだが、使い方に少々癖があり難解だった。

手洗いスポットはそれこそ沢山あった。

あと、これは虫苦手の民に告ぐ事だが私達が訪れた日がまだ肌寒く雨の日だったから虫を見なかったが真夏だとその猛威は凄いだろうな……と思う。

温かい季節には虫除け必須です!

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