【7泊8日】車中泊カーで行く北海道旅 登別と言えば地獄谷編!

大湯沼駐車場 日本旅
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皆さんこんにちはアラサーフリーターのmamuです!

これは2024年GWにお洒落車中泊カーをレンタルして7泊8日で北海道を旅した記録である。

旅の道連れはルームシェア相手の親友ちゃん、前回モフモフの楽園ノースサファリサッポロで重課金を重ねた私達は次いで登別エリアを目指した。

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夢元さぎり湯

道中回転寿司トリトンにて美味しい海の幸を堪能したが、後に北海道の回転寿司比較としてまとめるので今回は割愛!

札幌から走り出したのは16時を過ぎた頃、透明度抜群の洞爺湖もずっと曇っていて残念ながらその美しさを体感する事は出来なかった。

洞爺湖

………と言うか、ノースサファリサッポロに長居し過ぎて、またしても時間が押している……。

仕事中は時間が過ぎるのが果てしなく長いのに、楽しい時はあっという間に過ぎて行くのは何故なんだ。

登別エリアまでのドライブ時間は約4時間30分、既に日帰り温泉の最終受付時間までギリギリであった。

これは余談だが、道中通過した苫小牧周辺の山中はポイ捨てされたゴミが酷くて個人的に悲しかった。

そしてこの日もこの日とて寒かった……18時30分頃通りすがった苫小牧の気温は8度である。更に雨で肌寒さが増していた。

あと、道路が凸凹だから雨が降ると水しぶきが凄い事になる!すれ違う対向車の水しぶきがフロントガラス全面に広がり前が見えなくなった時は流石に怖かった。

雨の日の北海道ドライブに、急流滑りのアトラクションみたいなスリルがあるなんて知らなかった……。

北海道の道路は除雪車や雪解け水の影響でそもそも凸凹、なのでスピードを出し過ぎて溝にタイヤを取られ横転なんて事故もあるそうなので注意です!

さて、そうこうしている内に登別温泉街に到着!すっかり日が暮れ雨の降る中夢元さぎり湯までダッシュした。

夢元さぎり湯外観

到着時刻は20時20分を過ぎた頃……最終受付は20時30分、時間がない……ッ!右手のお花が綺麗でめちゃくちゃ気になったがとにかく急いだ。

受付のおじさんには「21時ピッタリに扉を閉めるから50分にはこのフロアにいてください!」と念に念を押され焦る我々。

入浴、ドライヤー、身支度合わせて約20分しか時間が無かった。いや、自業自得だが。

とにかくこの日も寒かった……ゆっくり浸かって温まるか、それとも洗髪して一瞬浸かるかの2択が頭に過る……。

髪を洗えば当然髪を乾かす時間も捻出しなければならない……。

私「無理、風引くから髪は諦める……!」

親友ちゃん「髪は絶対洗う!」

と意見が別れて各々別行動する事になった。

そりゃ私だって髪を洗いたかった!!!けど……、もう身体が芯まで冷えてとにかく寒かったのだ……急いで顔と体を洗い湯船へGO!!!

あったか〜い……癒やされる、癒やされるよ……。

お湯は熱過ぎず程よい温度でゆっくり浸かっていられる40度くらいかな?

乳白色の濁り湯で硫黄の香りがするThe温泉!といったお湯で『温泉に来た!』という気分も盛り上がった。

加水も循環する事もない100%源泉掛け流し、お湯質はトロトロ感が強い濁り湯のミョウバン泉、皮膚や粘膜を引き締める収れん作用や結膜炎に効くので”目の湯”と呼ばれているそう。

登別温泉には様々な温泉旅館があるけれど、ミョウバン泉はさぎり湯でしか楽しむ事が出来ないのだとか。

贅沢〜……!心まで癒やされた。

もうひとつの湯船のお湯は登別温泉の有名な硫黄泉で強い硫黄の香りと湯質は鉄っぽい感じがした。ので、アクセサリー類は絶対外した方が良い。

どちらも身体が芯から温まる最高の温泉であった。

注意点として、タトゥー入れ墨禁止。

あと、受付直ぐにある貴重品ロッカーに財布を預けてしまうと脱衣場にてコインロッカーの鍵を閉められなくなってしまうので困った。

私は時間内に目一杯温泉を堪能し、親友ちゃんは急ぎながら夢元さぎり湯を後にしたのだった。

………親友ちゃんには酷だが、北海道旅行中で私的に一番好きな泉質の温泉だった。

とにかく湯上がりのポカポカ時間が長い!翌日の肌の調子が最高!

また訪れたなら次はゆっくり楽しみたいなぁ〜……ありがとうございました!

夜の登別地獄谷

私達がこの日の車中泊場所として決めたのは、登別地獄谷の観光駐車場。

地獄谷に一番近くゴミ箱もあり、24時間使用出来る室内お手洗いも少し歩くけれどある。

問い合わせた所『車中泊?どうぞ』みたいな感じだったので宿泊地に決めた。

勿論だが、道の駅等と同様にマナー違反をしないよう遵守。

車から出てみると既に周囲を硫黄の香りが漂っていた。

さて、私達が夜の登別地獄谷にやって来た理由はライトアップ!

地獄谷は日没から21時30分まで毎晩ライトアップされているのだ。

ちなみに、2024年GW時期登別エリアの日没は18時30分くらいだった。………ライトアップを狙うなら多分日没直後とかが綺麗なんじゃないかな。

私達が訪れた時刻は21時10分頃……ただただ暗かった……。(笑)

登別地獄谷の看板

悠然と広がる闇と地獄谷……私達以外に人っ子1人いなくて怖い(笑)

夜の登別地獄谷

途中こういう道を歩くのだが熊とか出そうで怖い。駐車場にわんさかエゾシカがいた事も余計そう思わせた。

地獄谷遊歩道

そんな茂み道を抜けた先、待っていたのは更なる闇である。

夜の地獄谷

そして漂う強い硫黄臭………。

何だろう……闇の中何処まで続くかわからない地獄谷が漠然と広がる光景はただただ怖かった。

「これ途中で電気消えたら泣くな」と2人素のトーンで話していた。

うん、……やはり思う、しっかりと地獄谷が見える日没直後のライトアップが綺麗だろう。

実のところ、この地獄谷のライトアップをめちゃくちゃ楽しみにしていた私だが遊歩道を半分程進んだ所でどちらともなく逃げ帰ったのだった……。

旅も終盤になり最高可愛いレンタカー内には生活感が漂っていたが、心底ホッとした瞬間であった。

レンタカー内

この日の夕食もセイコーマート!(笑)

またセイコーマートグルメについては後日まとめるので暫しお待ちを!

北海道限定のお酒で乾杯「明日の朝はまだ人の少ない地獄谷や大湯沼を観光しよう!」と息巻いてその日は眠りについた。

朝の登別地獄谷

北海道7日目の朝、見事に1時間寝坊して7時に起床……地獄谷観光の胆であったこの日もまた寝坊してしまった………。

今まで北海道旅の中で散々寝坊してきた私達だが、この日は遂に自分にげんなりして駄目さ加減に泣きそうになってしまった。

このまま地獄谷観光をせずに出発しなければならないのか……北海道まで来て??次いつ来れるかわからないのに……。

そんな時唐突に閃いた。

メイクをしないという選択をして時間を捻出すれば観光出来るのでは!?!?

という訳で、我々は顔面の防御力をかなぐり捨てて観光を決行する事にした。

正直かなり嫌だったが、これは勇気ある英断であった。

昨日から一変今日は快晴だー!!まだまだ観光客の少ない地獄谷へ!

地獄谷駐車場

道中に『地熱注意』の文字、昨夜も訪れた筈なのにこんな序盤から既にモクモクしているなんて知らなかった。

登別地獄谷入口

朝と夜でこんなに景色が違うのかと感動した事を覚えている。

昨夜は漠然と怖かったその場所に広がる地獄谷の景色はただただ雄大だった。

朝の登別地獄谷

鼻をくすぐる硫黄の香り、そこかしこにポコポコと煮え滾り湧く源泉の様子から『鬼の棲む地獄』と呼ばれたのが地獄谷の由来だそうだ。

朝の登別地獄谷

笠山という活火山が約1万年前に噴火した時の火口跡が現在の地獄谷だなんて、どれだけ途方もない時間の中変わらずここにあったんだろうと思いを馳せたりした。

眼前に広がる光景の全てが神秘的で、私達は嬉々と歩を進める。

地獄谷の源泉

遊歩道は、未だ現役の活火山地帯に架けられていてそこかしこの間近に湧出口や噴気孔が見て取れた。

蒸気すら触れてしまえば火傷してしまう高温なのだ、昨夜は本能的に怖かったのかもしれない。

遊歩道の最終地点には『鉄泉池』温度は約80℃あるそうだ。

鉄泉池の柵

そう言えば地獄谷にいる間、朝にも関わらず寒さが随分マシだった。晴れていたのと地熱の影響が大きかったんだなぁと今気が付いた。

終始その迫力に圧倒された私達は、折り返しても辺りを眺めながら雰囲気を楽しんだ。

大湯沼

次いで目指すは、登別地獄谷から車で約5分の所にある大湯沼!

外見の装飾を捨てたからには目一杯楽しむ気である。

大湯沼駐車場に到着した頃、私達の他にいたのは素敵なご夫婦一組とほぼ貸し切り状態。

久しぶりにスッキリ晴れた空も相まって最高の気分だ!

大湯沼の看板

白濁したお湯の温度は熱い所で130℃もあるらしい……、深さは22mで……中洲に入ると埋まりますって怖すぎる。

しかしそんな怖い看板とは裏腹に乳白色が綺麗〜!

それと地獄谷で硫黄臭を嗅いでいたからか、大湯沼は硫黄臭より刺激の強いちょっと焦げ臭い匂いが混ざっていたのが印象的。

大湯沼

素敵なご夫婦と互いに写真を撮り合ったり、旅先の一期一会に笑顔ながら思い切りすっぴんなのが内心恥ずかしかったが良い思い出。

見せられないがこの時の私達はとびきり笑顔であった。

さて、大湯沼から駐車場を挟んだ所にひっそりあるのは『奥の湯』。

奥の湯

大湯沼と似た乳白色の源泉だけど何だか秘湯感があった。※勿論激熱なので入れません。

そして奥の湯から振り返った風景がこちらである。

大湯沼駐車場

綺麗で雄大で心洗われる風景であった事は間違いない。

足湯

さて、暫く大湯沼をぼんやり眺める贅沢な時間を過ごした私達は次いで大湯沼川天然足湯を目指した。

大湯沼駐車場から徒歩約10分程の遊歩道をワクワクと進む。

天然の川なのに色味は乳白色で、やはりここも硫黄の香りがした。

大湯沼川天然足湯までの遊歩道

暫く歩くと階段から川辺へ降りる事が出来て、階段の手摺にはお尻に敷くシートが自由に貸出されていて親切である。

大湯沼川天然足湯に続く階段

ここが天然足湯かぁ〜!貸し切りだ!

大湯沼川天然足湯

ぱっと見には川にしか見えないけれどモクモクの湯気に温泉の情緒。

大湯沼川天然足湯

足を浸けるとぬる湯くらいの温度で外気と相まって最高に心地よかった!

実はこの足湯は、その名の通り先程見た大湯沼から流れる源泉なのである。

大湯沼の看板には、とても人が楽しめそうにない温度が書かれていたけれど、多分外気に晒されながら流れる内に程良く冷まされているのだろう。

注意として季節や天候によってお湯の温度が上昇すると足湯の看板に書かれていたので、本当に人が手を加えていない天然川足湯なんだなぁと感動した事を覚えている。

あと、川底がサラサラの砂?でその柔らかな感覚も心地よかった!

ソヨソヨ揺れる木々の音と水音、日本人魂に染みるような硫黄の香りと温もり……全てが癒しの空間で私達は静かに足湯を楽しんだ。

時間にすると短い間だったがとにかく足がスッキリして心地よく、寝坊した事もすっかり忘れて良い1日になりそうだなとか思っていたのだった。

次回、はるばる来たぜ函館編!

基本情報

夢元さぎり湯

•住所 北海道登別市登別温泉町60番地
•問い合わせ 0143-84-2050
•営業時間7:00~21:00 最終受付 20:30
•有料休憩処営業時間 7:00~20:00
•入浴料 大人490円、子供180円
•1日券 大人700円、子供300円
•タトゥー入れ墨禁止

受付前に貴重品ロッカーがあるが、混雑していなければ脱衣所のコインロッカーを普通に使える。

登別地獄谷(大湯沼も以下同文)

•住所 北海道登別市登別温泉町
料金 無料
•駐車場 有り(地獄谷駐車場)1日500円但し冬期は閉鎖

駐車場は大湯沼駐車場との共通料金になっている。

ライトアップについて

•ライトアップ期間 通年
•時間 日没~21:30まで

多分大湯沼はライトアップしていない。

私達の滞在時間は約30分だったが、沢山の遊歩道ルートがあるのであなた好みのルートを行こう!

ライトアップを見るなら日没直後をオススメする。

大湯沼川天然足湯

•住所 登別市登別温泉町無番地
•料金 無料
•営業時間 年中無休
•問い合わせ 0143-84-3311

夏場は虫除け必須!ただ、木々が陰を作ってくれそうなので夏場でも気持ち良さそう。

小話 北海道は車中泊に寛大

これは余談だが、レンタカー屋さんでお話し頂いた内容で『北海道は車中泊に寛大である』というのを聞いた。

その理由に街から街への移動距離がとにかく長いというのがあるようだ。

それこそ長距離移動中そこかしこに駐車して休めるスペースが沢山あった。(トイレは無い)

観光駐車場らしき所も『車中泊するならどうぞ』のスタンスで驚いた。

他府県でもそりゃ勿論、そんな寛大な北海道の皆さんに嫌がられない為にもしっかりルールやマナーを守る事が大切!

……なんて突然語り出した理由はこの日見た苫小牧のポイ捨ての他、車中泊した道の駅でのポイ捨て目撃、更に北海道のローカルニュースを目にする機会があり、そこで『観光客のポイ捨て』が取り上げられていたからである。

これは北海道だけの問題では無いけれど、車中泊を趣味として楽しむ優良な人まで肩身が狭くならない為にしっかりとした行動をとりたいなと改めて気が引き締まった出来事だった。

そしてこれは小話とは全く関係のない余談だが、登別には『くま牧場』という有名観光スポットがある。

この記事のタイトルはそのくま牧場のローカルCMをオマージュしたものだ。

めっちゃパワフルで耳に残るCMなのでご興味あれば検索して見てください(笑)

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