皆さんこんにちは、1日の大半食べ物と旅の事を考えているアラサーフリーターmamuです。
今回は定期的に食べたくなる大阪名物グルメ551の蓬莱(ほうらい)の人気商品、豚まんについてご紹介したい。
「551の豚まんが、ある時!」「無い時…」というローカルCMは関西人には馴染み深いものだろう。
新大阪駅にも店舗をかまえ、大阪旅行のお土産としても人気の豚まん。
当日店舗で生産販売し、1日の平均売り上げは約17万個と驚異的。
店舗に行くと人が並んでいない事は早々無い。
そんな人気グルメなので当然他府県からも人気を獲得している。
しかし他府県にも多くのファンを抱え、東京でも『551蓬莱の豚まんが食べたい』と進出を熱望されていながら、未だ地元大阪から離れないのには理由がある。
1945年・551の蓬莱の前身が大阪難波にて開店。
そこから約70年間、大阪でソウルフードとして地位を築いてきた。
551の蓬莱の社長は店を育ててくれた地元への貢献、恩返しがしたいと語っており東京進出はしないのだとか。
ひとえに社長の情熱が凄い。
それに、551の蓬莱の豚まんの美味しさの決め手でもあるモチモチの生地は大阪市浪速区桜川の工場から各店舗に届けられており、美味しさを維持する為にも必然的に大阪での店舗展開となってしまうのだ。
と、ここまでは人気がありながらも何故ローカルグルメなのかを簡単に説明したが、早速食レポに入ろうと思う。
この豚まん、当然ながらやみ付きになる美味しさだ。
という訳でこの間、無性に食べたくなって購入した。
店舗前には既に3組くらいの待ちがあり、私が並んだ後にもお客さんが列に続く。
やはりいつ訪れても変わらない人気だ。
待ち時間は豚まんの蒸しあがりと関係してくるので一概には断定できないが、この日は5分程度だった。
豚まんの価格は2個入380円・4個入760円・6個入1140円・10個入1900円と庶民に優しい価格帯。
この日はルームシェアしている親友ちゃんと2人分で4個入760円のものを購入した。
店舗の周囲には既に食欲をそそる豚まんの香りが漂い、豚まんを手にする時をソワソワと待つ。
冒頭でも書いたが「551の豚まんがあるときー!」という蓬莱のCMは大阪市民の気持ちをそのまま表しているように思う。
CMではお笑い芸人のなるみが蓬莱の紙袋を片手に「551の豚まんがあるときー!」と声を上げると「わはははは!」と周囲が明るくなり、逆に「ないときぃ…」と言えば露骨に落ち込むという少し大袈裟な演出になっている。
手頃な価格帯、そして美味しい。
551の豚まんは地元民にとって本当にCMのまま、日常に小さな幸せをもたらしてくれるのだ。
それだけ身近で些細な幸せ、そしてテンションの上がる食べ物なのである。
待ちに待った豚まんは、箱を開くとほかほかと湯気を上げた。
正直もう待ちきれない。
せっかくの出来上がったばかりの豚まんなのだ、持ち帰る筈が車内で1つずつ食べてしまった。
やっぱり美味しい幸せの味…。
モチモチの生地はほんのり甘く、豚と玉ねぎがたっぷり詰まったこれぞ551の蓬莱豚まんの味。
お土産に購入して持ち帰った場合は当然冷めてしまうが、安心して欲しい。
冷めた豚まんを蘇らせる方法がある。
お皿に乗せた豚まんに水を少量振りかけて、サランラップで密閉し数十秒レンジで加熱するのだ。
冷蔵の場合は、お皿に少量の水を入れて割り箸を置き、更に軽く水を含ませたキッチンペーパーで豚まん包んで箸の上にセット。
サランラップで密閉後、500wで約1分加熱するとまるで出来立てのほかほか豚まんの完成だ。
メイン具材となる豚と玉ねぎはしっかりと存在感ある食感で、ほんのり甘い生地のモチモチとした弾力と合わされば後引く美味さになる。
半分に割った断面。
具材の存在感が見て取れるだろうか。
食べていて確かに感じるジューシーな豚肉、そして本来の甘みを発揮する玉ねぎ。
このハーモニーがめちゃくちゃ美味しい!
1個あたり190円という値段でボリュームもあってずっしり重く、やみ付きになる美味しさなのだからたまらない。
そりゃあ、高いお金を出して神奈川の中華街とかに行けばもっと美味しい豚まんが存在するだろう。
しかし手軽に食べられてクオリティーの高さを求めるなら、551の蓬莱の豚まんを購入すればまず間違いない。
この日私たちは2つの豚まんをあっという間にぺろりと完食した。
書いている今既に食べたい。
と、ここまで書いてきたが、気軽に購入できるのは大阪住民だけ…「大阪以外で食べられないじゃないか!」と思うかもしれない。
しかし、今や何でもネットで買える時代。
551の蓬莱もネット通販でお取り寄せグルメへと進化しているらしい。
食べ物において地元民のお墨付きほど頼もしいものは無い。
気になる人は大阪のソウルフード551の蓬莱の豚まん、是非食べてみて欲しい。
価格:3,650円 |
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