皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。
これは2024年GWにお洒落車中泊カーをレンタルして7泊8日で北海道を旅した記録である。
旅の道連れはルームシェア相手の親友ちゃん!前回、美味しいスープカレーを堪能した私達は硝子細工とオルゴールの音色が聴こえる素敵な小樽観光へと繰り出した。
北海道2日目 小樽観光
小樽と言えばガラス細工、その歴史は1900年明治時代から大正時代に最も盛んだったニシン漁の歴史と重なる。
小樽では漁業に用いる浮き球、とんぼ玉をガラスで作っていたのだ。
その他、石油ランプなど生活に密接なガラス製品を作っていたのだが、時代の移ろいと共に現在のアクセサリーや雑貨品などデザイン性を取り入れた製品を作るに至った。
そんな現在の小樽は、観光通りを少し歩けばガラス製品がズラッと並んだお店が沢山ある。
↑この大正硝子館だけでも小樽に13店舗もあるのだから凄い。
私達もその内何店舗か巡ったが、それぞれコンセプトが違うので雰囲気が異なり楽しかった。
店の軒先に吊るされたかわいい風鈴が涼やかに揺れる。
積丹では一切感じなかったGWの人混み、しかし今年が特に観光客が少ないからかうんざりする程ではなくて、寧ろ賑やかで観光地にやって来た気分が盛り上がった。
風鈴ツリーも太陽の光を浴びてキラキラだ。
私は特にこれが目に付いた、かわいい。
小樽の街並みは目的が無く歩いていても、レトロな雰囲気だけで本当に楽しい!
小樽と言えばオルゴールは?という訳で、ふんわり解説すると街の雰囲気に合うんじゃね?みたいな感じで販売したらこれが大正解だったみたいな感じ。
本当、そこかしこの建物が旧倉庫だ旧銀行だと凄まじいレトロタウンなのだ、オルゴールもめちゃくちゃ似合う。
しかしガラス製品もオルゴールも繊細な技術が必要で高価。
私はあちこち見て回り自分にお土産をひとつ購入した。
ネックレス¥2420円、一目惚れであった。
まだまだ始まったばかりの北海道旅行中に身に付けようと想像すればウキウキだ。
歩いているだけで心躍る街を寄り道寄り道で進み、私達が次に目指したのはガス灯揺らめくカフェである。
おすすめ有名スポット
北一硝子3号館北一ホール、現在はガス灯の美しいカフェとなっている。
元々はニシンの加工品などを保管していた巨大な倉庫群の一角で、通路には当時の面影である運搬用のレール跡が残っていた。
時刻は15時50分、GW中という事で多少の列が出来ていて待ち時間は約20分くらい。
待ってる間も垣間見える店内にワクワクが止まらなかった。
注文は店の前に貼り出されたメニューから事前に決めておくスタイル。
メニューはカフェと聞いて思い浮かぶ物の他に小樽にちなんだアルコール類もある。
いざ呼ばれて店内へ、事前に決めた物をレジにて注文、受け取りカウンターにて受け取り、席につくシステムだが数人いるなら「どちらかお先に席へどうぞ」と案内された。
店内に踏み入れれば香るガス灯の香りと無数の淡い揺らめき、高い木目天井の空間は別世界だった。
席取りを任され着席すると、テーブルの上にもガス灯が。
あたたかい色味にゆらゆら揺れる小さな炎、自然と小さくなる声に僅かに混ざる珈琲の香り。
こんなお洒落空間にいて何だが………凄い落ち着く(笑)
親友ちゃんが「昔のストーブの匂いと似てる」と、成る程そりゃ何か落ち着くわ。
親友ちゃんはホットのアメリカンコーヒー¥450円、私はホットクリームココア¥620円(コーヒーが飲めない)。
お味の感想、親友ちゃんはアメリカンなのに濃いと言っていた。
濃いコーヒー派の親友ちゃんでも濃いのか……飲めないから良し悪しは分からない。
私が注文したクリームココア、甘いココアに甘いホイップクリームが浮かんだ1品……とにかく甘い。
夕方に差し掛かった小樽の肌寒さに2人してホットで暖を取っていたのだが美味しいけれど何せ甘くて……。
「小ちゃい頃の私なら喜んで丸呑み出来たのに……最近脂っこいのも無理になってきたし……こうやって人生が狭まって行くんや……悲しいなぁ。」
ノスタルジックな空間で目の前の炎を見詰めながら、私はしみじみ言った。
すると同じくぼんやりカップを傾けていた親友ちゃんは「風船みたいに違う所が広がってるよ。」とポツリと言った。
………………良いこと言うやん。
カフェ内に広がるは、ストーブみたいな冬の匂い。
あたたかい飲み物と無数の灯りに癒されて私達は再び街歩きへ出発した。
この日、昼間の気温は21度で朝方貼ったお腹のカイロが熱かった。しかし夕方に差し掛かるにつれグングン気温が下がり外に出るとすっかり寒かった。
この後、『回転寿司とっぴ〜』にて夕飯!
その様子については北海道人気回転寿司屋さん3店舗比較!にまとめてある。ご興味あればお目通しを!
さて、夕飯を済ませると時刻は16時40分を過ぎ、小樽では日暮れとなる。
気温はすっかり11度…………寒過ぎる。上着を車に置いてきたのは完全にミスだ。
しかし震えながらもやって来た小樽運河は、ライトアップされて昼間とは違う雰囲気を漂わせていた。
まだ太陽の気配を感じるマジックアワーがより一層綺麗。
私達は惜しむように運河沿いを歩き、小樽を後にした。
本当にあっという間で……夢のような時間だったなぁ……。
番屋の湯
すっかり暖房を効かせた車で、小樽を離れ今夜のお風呂を目指す。
小樽から約2時間45分、この日もこの日とてシカが凄い。
道中野生のキツネとも遭遇した。
と言うか、北海道旅中1日1匹はキツネと遭遇していたのだが、本来警戒心が強く近付いて来る事は無い筈である。
しかし、この日出会ったキツネは緩やかにスピードを落とした車に近寄って来たのだ。
危険なので時間にすればほんの一時だが、私達を見上げるキツネの姿は愛らしくも悲しいものだった。
きっと観光客に食べ物を貰っているのだろうと容易に想像出来る。
いくら可愛くても野生動物、食べ物を与える事は決して許される事ではない……ので、そのまま緩やかにスルー!
さて、20時30分頃に到着したのは『番屋の湯』!
館内にてカピバラを展示している温泉である。
私達が訪れた時間は残念ながらカピバラさん達はおやすみタイムであった。
早速入浴!
お湯は化石海水、海底に降り積もり続ける砂や泥が層になり、その隙間に海底の海水が閉じ込められることによって生まれたと考えられているそうな……所謂モール泉的な事だろうか。
色味は茶褐色でコーラみたいな色で、海が近いからかはたまた化石海水だからか仄か〜に磯の香りがして、お肌がキュッキュッてなる感じ。伝われ。(笑)
リンスインシャンプーとボディーソープは備付けだが私の髪には合わずギシギシになった。
洗い場は多くてゆったり出来たと記憶している。
湯船は、低温、高温、寝湯、ジェットバス、露天風呂その他サウナ、水風呂と施設として綺麗でアメニティ類は無いけど、ドレッサールームとか充実していた印象。
私達は1日の疲れを癒すべく特に露天風呂に入り浸った。
まだまだ肌寒い空気に暖かなお湯が心地良い〜、永遠と入っていられる……。
何ならそのまま眠りたい(笑)
しかし辺りが自然豊かだからか、まぁまぁ大きい虫が光に導かれて遊びに来るのですっかり目覚めて退散した。
そしてこの日私は、ドライヤーで後頭部の髪を燃やしてチリチリにした。
まとめ
北一硝子3号館北一ホール
住所:小樽市堺町7-26
営業時間:9:00~17:30 ラストオーダー17:00
食事メニュー注文可能日:金・土・日・月曜日11:00~14:50
ピアノの生演奏:火曜日~金曜日(祝祭日除く)14:00~14:30 15:00~15:30 16:00~16:30
予約不可
ガス灯が綺麗で落ち着きます!
番屋の湯
営業時間:10:00~24:00
定休日:無し
住所:北海道石狩市弁天町51-2
無料駐車場有り
入浴料:大人(中学生以上)750円小学生以下(4才~12才)350円幼児(3才まで)無料シルバー(65才以上)700円
だが、2024年7月から値上げ予定と記載があった。
入れ墨、タトゥー厳禁
時間帯によってはカピバラがいる。
次回、極上のウニ丼を食べる編!
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