【7泊8日】車中泊カーで行く北海道旅 積丹ブルーに会いに行く編!

レンタカー内装 日本旅
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皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。

今回は、私mamuとルームシェア相手の親友ちゃんが北海道7泊8日の旅に出た記録を綴る。

私達が北海道の地を目指したのは2024年5月2日、普段旅を共にしている小さな軽自動車を空港近くの送迎付き駐車場へ預けてフライアウェイ、キャリーバッグ3つの大荷物を抱えて北の大地へ降り立った。

私達が北海道を旅したいと夢見て早3年……、コツコツコツコツ500円玉を貯め込んで軍資金を作ったのだ。

500円玉貯金をしたのは実に中学生ぶりであったが、その時よりガチだった。

長かった………この日まで長かった。

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北海道旅1日目

この時の私達は、遂に夢見た北海道旅が始まるのだとめちゃくちゃ浮かれていた。

大荷物を何のその広い新千歳空港内を徘徊、日本一遅刻が多い空港だと昔聞いた事があったけれどお土産屋さんから広いフードコート、千歳空港のちょっとした歴史の展示等広大な敷地に楽しいがぎゅうぎゅうに詰まっている。

どれもこれもと目移りするけれど、食いしん坊なのでとりあえず軽く腹ごしらえだ。

じゃがバター

カフェテラス Borenにてじゃがバター400円を注文!

このカフェテラス、北海道の牛乳を使ったソフトクリームとかをメインに販売しているのだが、ひっそりとじゃがバターも販売されていた。

いただきます!

しっとり甘くてホクホク熱々美味しい〜、じゃがいもが甘い皮にバターが染みて旨い。

強いて欲を言えばバターとかあればあるだけ良いと思っているカロリー度外視タイプの食いしん坊なので、もっとバターが欲しかった。

ごちそうさまでした!

……そろそろレンタカー屋さんと待ち合わせの時間だ。

私達はこの時を本当に楽しみにしていた。

普段から車中泊で旅している私達、勿論北海道だってマイカーで旅したかった。

しかし、マイカーは小さく長期旅向きではないし車を持ち込むフェリー代や何より時間が惜しく、今回レンタカーを利用する事にした。

Google先生と相談し、キャンピングカーの案も出たけれど私はどうしても車中泊仕様の車に強く憧れていて、そうして辿り着いたサイトに理想を具現化した車が掲載されていたのだ。

所謂一目惚れである。

その車がこちら!!!

車中泊仕様レンタカーエブリイ

かんわいい〜!!!

内装もかわいい!!!

レンタカー内装

ポータブル電源(オプション)で後部のダウンライトの点灯まで可能!

レンタカー屋さんまで新千歳空港から少し遠いので、配車サービスをお願いしていて、駐車場で見た途端もうキュンキュンが止まらなかった(笑)

車中泊に絶対不可欠なフラットな板貼り、後部はまさに木目が落ち着く秘密基地みたいな雰囲気!

淡い色のカーテン、白で統一された寝具、サンシェードはオプションではなくレンタル時に付いてくる。

家と変わらない寝心地をとシンプルな寝具をご用意頂いているのだが、このリラックス効果は抜群で……その話はまた後日としよう……。

色々考慮して詳しい記載は避けるが、本当にびっくりするオマケまで付けて下さり……本当にありがとうございました!喜びと恐縮が拮抗した。

……………よかった、ささやかながら手土産を持参していて本っっっ当によかった……。

外装も内装も運転席までかわいいが詰まったエブリィ、この車が私達の北海道旅行の相棒になるだなんて最高である!

こちらのレンタカー屋さんについては下にまとめてあるので読み飛ばしてどうぞ。

物腰柔らかなレンタカー屋さんと暫しのお別れをして、いざ出発。

時刻は18時30分私達が目指すは、積丹に程近い道の駅オスコイかもえない、新千歳空港から約3時間の距離だ。

免許を持っていない役立たずの私に代わり、ここから始まる怒涛の長距離運転を担う親友ちゃんは、その運転心地に慣れず普段に輪をかけて安全運転だった。

あっという間に日が暮れる……支笏湖の周囲を抜ける道の草むらに鹿、鹿、鹿……鹿の群れ。

北海道に降り立って早3時間、我々は早速洗礼を受けた。

……エゾシカでけぇ………そりゃぶつかったら車の方が大破するわ………。

道路の真ん中に突如と飛び出す鹿、その身のこなしの軽やかさとは似合わない巨体……怖い怖いよ……!

奈良の鹿は子鹿だなあれ……。

事前情報でエゾシカは夜を中心に特に夕暮れ、早朝に道路に現れ、1匹出てきたらゾロゾロ後ろから出てくると聞いていたけれど、本当びっくりする数出てきた。

神経を研ぎ澄ませる親友ちゃんの隣で、鹿発見機に徹し次々指差すという事を繰り返す道中となった。

エゾシカ……大きくて危ないけどお尻が白くてかわいい。

途中暗闇の中浮かんで見えたキノコ王国の駐車場にて休憩を兼ねて夕食タイム。

きのこ王国お手洗い

空港にて購入していた空弁をいただきます。

空弁

空弁かなで購入、1760円。

見た目より具沢山で、想像通りの美味しさだった。

ごちそうさまでした。

『堀株』でホリカップと読む北海道あるある難読地名に唸りつつ、辿り着いた道の駅オスコイかもえないで記念すべき1泊。

レンタカー就寝仕様

お布団をサッと敷いたら寝室へ早変わり……好きッ。

(私達が荷物を広げてるだけで荷物は後部座席下に収納出来ます。)

2日目前半 積丹ブルーへ!

道の駅オスコイかもえないは、道路を挟んだ向こう側がすぐ海になっていて風が強い。

しかし眠っていると波の音がしてワクワクするし、トイレは室内なので綺麗だった。

ゴミ箱は無い。

6時30分に起床7時30分に神威岬に向けて約30分、出発!

天気予報じゃ晴れだったけれど、晴れ曇りみたいに白んだ空を睨む。

海沿いの道

しかし凄い波だ……行く手に見える断崖の岩肌と相まって異国的に思え胸が高鳴った。

神威岬の駐車場はかなり広く、開門時間早々に到着した当時はGW中とは思えない程ガラガラであった。

駐車すると暴風にユッサユッサ揺れる車体……扉を開けば吹き荒れる風に分厚く重い上着が容易く宙を舞った。

ヤベェぇぇ………ッ!!!!持ってかれるッ!!!

車のドアが潰れるッ!!!!!必死に全体重を使い抑え込み事無きを得たが、本当強風注意です。

勿論神威岬も自然だし、コンディションはあるだろうけど……。

神威岬の注意看板

小型犬はおろか小学校低学年くらいの子は転がされる暴風だと覚悟して欲しい。

楽しく笑っている私達だが、この文言に嘘は無かった、我々はこの後やられる。

神威岬は入場料無料となっているが、自然環境を保護するための協力金1名100円以上を徴収しているのでしっかりお支払い。

禁制の門まで緩やかに続くスタートの坂が既にキツかった。

禁制の門を潜れば先へ続く遊歩道……凄い、圧倒的自然!

神威岬入口

…………それよりも風がヤバい………。

すれ違ったおじさまにも「今日は風が強いから気を付けて」と言われた。

ぬるっと始めたYouTubeに他の神威岬のショート動画も載せているのだが、風鳴が耳にうるさい!!!(笑)

今迄訪れた場所で一番の強風は和歌山県の白崎海洋公園だと思っていたけれど、これは堂々の白崎海洋公園超えだ。

神威岬の周囲に背の高い木が無いのは多分風が強いからなのかな。

気を抜いたら身体は持って行かれるし、スマホも軽く飛びそうだった。

しかしまぁ綺麗〜!

すっきり晴れていないので想像していた積丹ブルーではないけれど、断崖が所々反り返っている様子や。

神威岬の海

風に煽られて豪快に白波の立つ海、見渡す限りの対岸に感激した。

曇り気味でこの美しさは大自然のポテンシャルが凄い。

神威岬の海

晴れていたら先まで行く予定だったけれど、私達はスケスケ床を越えた所ら辺で折り返す事に。

神威岬

何より暴風により体感温度が激しく下がり凍えていたのが影響した。

そしてこれは余談だが、スケスケ床の部分は高所恐怖症には結構怖い。

行きは絶景に気を取られているが、帰りは膝に効いた。

それと、見渡す限り日陰が0なので夏場は結構過酷だろうなぁと思う。

遊歩道も行きは登りで、足場として良くはないので足が不自由な方やちっちゃい子は難しいかもです。

続いて私達が向かったのは、神威岬から約30分の所にある黄金岬。

ナビが唐突に案内を終了…………こ、ここが入口か!

黄金岬の入り口

黄金岬を訪れる際の駐車場は積丹観光センターの駐車場を利用との事だが、看板も小さくて解り辛い。

黄金岬の案内看板

気を抜いていたら見逃す所である。

わちゃわちゃしながら何とか車を停めて、やって来た入口がこちら。

展望台への入り口

全体的に穴場感が漂う通り、すっかり晴れているのに他に数組の観光客とすれ違う程度だった。

…………最初の階段がまずキツイ、運動不足を痛感する。

階段を上がり切ると小ぢんまりとした遊歩道を右に進もう。

黄金岬の遊歩道

夏場は虫ヤバそうな雰囲気がプンプンしている。

ちょっとした冒険気分で進んでいると不意に木々の隙間から見えた海がめっちゃ綺麗!!

黄金岬の海

これが積丹ブルー………!神威岬の海じゃないけれど、積丹地方で見た海だから積丹ブルーだろ!?

途端に軽やかな足取りで展望台まで進む。

黄金岬展望台

綺麗な海が嬉しい〜!晴れてよかった〜ッ!!!

積丹ブルー

看板には、写真右手に見える島の説明書きが載っていた。一部抜粋『上空から見るとハート型に見える宝島はニシンの大群が押し寄せた事から名付けられた』そうな。

良縁とか開運を願ってみるといいかもよ的な事も書いていたが、念願の積丹ブルーを前に歓喜する我々にその頭は無かった。

終始貸し切りの展望台、気持ちよかったなぁ〜。

ちなみに階段のスタート地点から展望台までは約10分くらい。

そして、車に帰る頃には下り階段にやられて膝が震え上がっていたのだった。

まとめ

新千歳空港のじゃがバターがひっそりあったお店。

カフェテラス Boren

場所:国内線ターミナルビル2F
営業時間:7:30〜20:00
電話番号:0123-46-5643
カード可、電子マネー、コード決済可

プレミアム生クリームソフト『クレミア』が有名。

神威岬

4月 開園時間 8:00~17:30(入園時間 8:00~16:30)
5月 開園時間 8:00~18:00(入園時間 8:00~17:00)
6月 開園時間 8:00~18:30(入園時間 8:00~17:30)
7月 開園時間 8:00~18:00(入園時間 8:00~17:00)
8月~10月 開園時間 8:00~17:30(入園時間 8:00~16:30)
11月 開園時間 8:00~16:30(入園時間 8:00~15:30)
12月~3月 開園時間 10:00~15:00(入園時間 10:00~14:00)
入場:無料 ※自然環境保護協力金1名100円から
駐車場 無料178台

強風の場合開門しない場合がある。

私達が体感した風でも開門していたのを考慮すると本気で危ないんだろうなぁ……。

黄金岬

営業時間:24時間開放
料金:無料
駐車場:積丹観光センター横の一般駐車場を利用

駐車場も入口も見付け辛い、静かで素敵な穴場です。

レンタカーOhyama.

言わずもがな、私達がレンタルさせて頂いた素敵な車を貸してくれたレンタカー屋さん。

車中泊仕様のエブリィ、ハイエースの他カッコいいカブもレンタル可能。

車両販売も行っているので、ご興味ある方は是非!

札幌で車中泊・キャンプ向けのレンタカーならOhyama.へ
札幌で車中泊・キャンプ向けのレンタカーOhyama.

北海道旅を通して惚れ惚れしている私達……正直めっちゃ欲しいです。

小話 夜間の運転

これはレンタカー屋さんにも注意を受けた事だが、とにかく鹿に気を付ける事。

鹿は主に早朝、夕方〜夜に活発に道路へ姿を現す。

そしてエゾシカは巨大でツノもビビる長さ、更にゾロゾロ群れをなしている。

お尻は白くフワフワでかわいい。

話が逸れたが、とにかく慎重になるに越した事は無い。

あの強靭な巨体と衝突すれば車は大破、我々側の命が危うく、せっかくの旅が悲しいものになってしまう。

また、北海道の道は一般道でも追い越し文化があり、地元ナンバーの車がガンガン追い抜いて行ったとしても鹿がめっちゃ隠れているので要注意だ。

北海道1日目にして数え切れない鹿を目視した。

道路にスリップ跡、ブレーキ跡がある所も要注意である。

その他、キツネもタヌキも野ウサギもばんばん道路を横断する。

そんな動物達の命を守る為に、何より自分自身の為にも早朝、夕方〜夜の走行は安全第一!慎重に!

親友ちゃんは事前知識があっても動物の圧倒的出現数に気圧されて普段に輪をかけて安全運転だった。

大変肩と目が疲れるそうなので、湿布とかホットアイマスクを用意していると良いです。

次回、北海道2日目スパイシーなスープカレー編!

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