皆さんこんにちは、アラサーフリーターmamuです。
前回、飛騨高山の古い町並みを堪能しつつ高山陣屋までやって来た私たちは、江戸時代の所謂市役所的な場所をワクワクと巡り始めた。
一応前回の様子はコチラ
さて、前回ご紹介した執務室の真正面には『御白洲(おしらす)』があった。
江戸時代の奉行所などで訴訟機関なんかにおける法廷が置かれた場所だ。
時代劇とかで白い砂利が敷かれた所に人が正座している例のあの場所である!
はぇ~お代官様に弁明したりするあの場所かぁ~と感激する私たち(笑)
地べたに正座は辛いなー…とか思っていたらこちらは役所窓口的な所だったみたい。
高山陣屋の全てを見せてしまうと行ってみたいな、と思っている人のお楽しみを減少させてしまいそうなので全ては書かないけれど、本当に興味深い所だった。
立っている説明看板には簡潔な文章のみで、QRコードのガイドも数カ所しかない。
圧倒的に説明が不足していると感じたのは、きっとボランティアガイドさんが活躍出来ないご時世故なのだろう。
だからと言っては何だが、ぼんやり眺めるだけならば「何か綺麗な所だったね」くらいの感想でスラスラ回れてしまうだろうと思う。
しかしながら、想像力を働かせて見るだけで勝手に憶測出来て楽しい見学になった。
こちらは執務を行う人達が出勤する為の出入口との事で、出入り口がお代官様と違うのは当たり前としてもその他沢山の出入口が存在し、前回に記載したのと同様に身分階級に厳しいのだろうと思ったり。
その他にも、見ていると地位の高い人や客人をもてなす客間には淵に柄の付いた畳が使用されているのに対して、淵はあるものの柄の無い淵の畳は地元の方が使用する部屋だったりする事を発見した。
お茶くみ場や休憩室に至っては、畳の淵が無いのでその辺も身分階級とか見栄えが関係しているのだろうと勝手に憶測!(笑)
そして、この時は非常に残念な事に大きな台所部分が改修工事中で見る事が出来なかった…。