【島根県・車中泊旅】世界遺産 石見銀山と大森の町並みを堪能したアラサーの思い出旅話

日本旅
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この旅は2020年08月、緊急事態宣言が発令されていない間に息抜き車中泊旅に出た過去の思い出話である。

どうも皆さんこんにちは、旅大好きアラサーフリーターmamuです!

旅の道連れ相手は、運転も担当してくれる親友ちゃん。

親友ちゃんは旅も運転も大好き。

私とは性格が真反対の親友ちゃんだが、旅好きは数少ない共通点だ。

何処へ行こうか…私たちの旅は基本的に貧乏旅行。

しかし行きたい場所は山ほどある。

話し合いで決めた行き先は島根県・石見銀山。

そうと決まれば、いざ島根県へ!

旅を後押しするように、真夏の空は快晴でドライブ日和。

この日は本当に天気が良かった。

窓から見える空も海も緑も、太陽に照らされてイキイキしている。

コロナ自粛が続いていたので、車窓を流れる景色を眺めているだけで自然と胸が高鳴った。

ハンドルを握る親友ちゃんも、めっちゃ楽しそう。

私も親友ちゃんも石見銀山を訪れるのは初めてでは無かったが、何度だって旅をするのは楽しいものだ。

石見銀山をマイカーで訪れた場合は、石見銀山駐車場(ふれあいの森公園)に無料で駐車できる。

他にも二か所ほど無料駐車場があるようだが、私たちはナビに従いここに駐車した。

かなり広大な敷地だったので余程じゃない限り満車にはならないと思う。

ついでに世界遺産センターも併設されているので、観光前に立ち寄ると知識が深まって楽しさも膨らむだろう。

なんて言っておきながら、私たちは世界遺産センターを秒で出た。

観光の中心地まで行くシャトルバスが「もうすぐ出発しますよ」と、案内受付のお姉さんに教えて頂いたのだ。

そしてこれを書いている今、私は衝撃を受けている。

この時は知らなかったが私たちが選んだと言うか……ナビが選んだ駐車場は最も観光地から遠い場所だったらしい。

観光中心地まで徒歩約15分シャトルバスで約7分。

考えてみて欲しい、真夏の日差しを。

まだ観光も始まっていないのに、汗だくにはなりたくなかった。

運賃200円を支払う事に何の疑問も躊躇もこの当時の私は持っていなかったが、世界遺産センターを秒で去るなら何の為にあそこに駐車したんだろう。

完璧に私たちの下調べ不足である。

調べてみると他にある駐車場は小規模ながら観光地とほど近い立地にあり、シャトルバスに乗る必要は無さそうだ。

まぁ、今にしてみるとシャトルバスも楽しかったので良い思い出という事で。

中心地にやって来た私たちはレンタサイクルを利用する事にした。

天気が良いのは本当に気持ちが良いけど、兎に角この日は暑かった。

石見銀山は観光地が広大なので、それも理由のひとつである。

バスを降りるとすぐの所にレンタサイクルのお店があった。

普通の自転車500円、電動自転車は700円。

親友ちゃんはさて置き、私は平均以下しか体力が無いので私たちは電動自転車を選んだ。

ここで店主のオジサンとちょっとした世間話。

「コロナの影響で大変だから遠くから来てくれて嬉しい」と言ってくれた。

そんな事を言われると此方も嬉しい。

返却された自転車を消毒しながら汗を流すオジサンの姿が印象に残っている。

私は電動自転車初心者だったのだが、オジサンが丁寧に教えてくれて安心した。

どんくさい私でも乗りこなせたので、補助輪が取れている人なら乗りこなせるだろう。

そんな訳で、自転車で目指すは石見銀山遺跡、石見銀山で最も有名な観光名所の坑道だ。

電動自転車で快適に閑静な住宅地を行く。

側溝に流れる水が太陽に照らされてキラキラ光っていた。

そんな調子でのどかな風景を抜けると、道路は山の中へと続く。

左手に川のせせらぎを聞きながら、木のトンネルの中を走るのは実に気持ち良かった。

道中ヘビに出会ったりと爬虫類好きの私としては嬉しいハプニングもありながら、約10分程で到着。

大人410円を支払っていざ進む、ちなみに子供は210円。

石見銀山遺跡は2007年に世界遺産に登録された。

実のところアジアで初めて鉱山遺跡として登録されたのがこの場所。

17世紀前半に世界に出回った日本銀の約3分の1が、この石見銀山から産出されたそうだ。

山の中なので既に随分と涼しいが坑道の中は鍾乳洞と同じに、もっと涼しかった。

頭上注意の看板が入り口に掛かっているのだが、その通り坑道の天井は少々低い。

所々屈んで歩いた。

161センチの私でそう感じるので長身の方は腰痛が無い時に訪れた方が良いだろう。

残念な事に写真には私たちの姿が映っていたので載せる事は出来ないが、この坑道は龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)と言う。

聞き慣れない言葉だが、間歩とは鉱山の堀口の事を指すそうだ。

凸凹とした壁面は当然手彫り。

龍源寺間歩は江戸時代中期に開発されたものなので、当時の人々がノミで削った跡が今でも現存していると思うと不思議な気分になる。

そこから約230年もの間開発され続け、その長さは600メートルまで伸びたのだ。

私たちが訪れたこの日はたまたまなのか観光客がほとんど居らず、坑道の見学はほぼ貸し切り状態だった。

昔家族で訪れたこの場所は沢山の観光客で活気に溢れていたのに…。

早くあの頃のように戻らないかな。

出口

外に出る頃にはすっかり汗が引いていた。

親友ちゃんは「結構長いな~」との感想を持ったそうだ。

これには私も同意する、600メートルは結構長かった。

しかし、もっと歴史的な部分とかの感想が聞きたかった気がする…。

まぁ、親友ちゃんは基本的にあっけらかんと明るい人柄なので、そこも良い所だ。

歴史に思いを馳せながら石見銀山遺跡を堪能した後、次いで大森の町並みを目指す。

帰りは下り坂、木漏れ日の中髪を撫でる風が心地良かった。

大森の町並みは江戸時代の武家屋敷や銀で栄えた豪商・熊谷家住宅などの文化財が並ぶほか、古民家カフェや銀細工を扱うお土産屋さんなんかがある。

私たちはこのタイミングでレンタサイクルを返却して、じっくり歩いて観光する事にした。

空が青くて自然とワクワクしてしまう。

これは私の個人的な感想だが、石見銀山を観光するならレンタサイクルを利用するにしろ歩きやすい恰好の方が良いだろうと思う。

石見銀山遺跡も、この大森の町並みも結構な距離歩くのだ。

この時スニーカーで本当に良かった。

銀によって栄えた町並みはノスタルジックな雰囲気が漂っていて、何処を撮っても絵になる。

この雰囲気はカップル、ご夫婦でも私たちのような女子旅にも持ってこいだろう。

しかし…家族旅行で訪れた際の思い出がチラついて随分寂しく思う。

観光している人はチラホラすれ違うけれど、以前の活気が懐かしい。

家族旅行の時に私は、母に銀細工のピアスを記念にと購入してもらった。

丸くて可愛いピアス、今でも大切に使っている。

しかし良く考えるなら、人が少ないこの時だからこそ味わえるものもあった。

古き良き閑静な町並みだけを見ていると、まるでタイムスリップしたような気持になったのだ。

静かな時の中に時折聞こえる風鈴の音がまた、何とも風流で素敵だ。

歩いていると素敵なカフェがあった。

大変魅力的だが如何せん貧乏旅行…お値段を確認して退散。

ずっとこのような懐かしさを覚える町並みが続く。

古いタイプのポストも素敵だ。

道中お値段的に私たちに優しいアイスを見付けたので、些細ながら貢献しようと立ち寄ったのだが店員さんが見当たらなかった。

見た所個人店っぽいそこで「すみませーん!」と声を上げる私たち。

しかし遂に店員さんは出てこなくて、残念な事にアイスは見送りとなった。

ちょっと…いや、かなり残念だった。

繰り返すがこの日は暑かったのだ。

そんな時にふと道の端から聞こえた涼し気な水音。

井戸水…!

掛け看板には『手を洗ったりハンカチを濡らして使ってください』と優しく素敵な言葉が書いてあった。

当然ながら飲料水ではない。

少し手を浸したりして大変涼ませて貰った。

夏場には嬉しい出会いだったし、素直に粋な計らいだと思う。

その他にも数件お土産屋さんがあり、立ち寄った。

貧乏旅行とは言え、気に入った物があれば記念に購入したいところだったが…残念な事に私たちの気に入る物はこの時には無かった。

此方は重要文化遺産・熊谷家住宅。

惜しみつつも有料の為スルー。

中庭は外からでも見る事が出来た。

中庭だけで凄い。

お金を出す価値があるんだろうと思う。

可愛いバッグを売っている銀と関係のないお土産屋さんなんかもあった。

もう全体的に雰囲気がいい。

ランチなんかはしていないけれど、大森の町並みをゆっくり歩き楽しむ事約1時間。

人がいない事で逆に都会の喧騒を抜け出して、のんびりとした時間を過ごす事が出来た。

この他にも大正末期の理容館が理容文化遺産で残っていたりする。

逆光なので写真は載せないが、木造レトロなかわいい建物だ。

見ているだけで楽しい町並み。

気付けば夢中になっていて喉がカラカラ。

自動販売機で購入したジュースを幼少時代ぶりに一気飲みした。

帰りのシャトルバスを待つ駅には、こんな実がなっていた。

豆…?

どうやら此処が3カ所ある駐車場の内のひとつだと今になって気付く。

この時は観光を終えた満足感で全く気付かなかったのだ。

かなりの時差で自分の間抜けさに引いているが、過ぎた事なので次回に活かそうと思う。

そう言えば、ここで働く職員さんらしきオジサン達は非常に親切だった。

私たちがシャトルバスを待っている様子を見るや「○○分頃になるからゆっくり座っとき」と教えてくれた。

お礼を伝えて言われるままにベンチで待っていると、どうやら2人いたオジサンの片方がバスの運転手さんだったらしく「少し早いけど」とバスに乗せてくれたのだ。

久方ぶりに感じる冷房が心地良くて本当に有難かった。

電動自転車・冷房…文明の利器って最高。

石見銀山、暖かい人柄にも触れ合える本当に良い場所だ。

めちゃくちゃ楽しい思い出として私の胸に残っている。

思いの外長くなってしまったので今回はここまでとして、後日続きを書こうと思う。

コメント

  1. […] 前回石見銀山を巡った様子を書いたが、今回はその2020年08月の旅の続きを書いて行こうと思う。 […]

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