【島根県・車中泊旅2】世界遺産の温泉地、温泉津の薬師湯でコスパと泉質全てに圧倒されたアラサーの思い出旅話

日本旅
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前回石見銀山を巡った様子を書いたが、今回はその2020年08月の旅の続きを書いて行こうと思う。

石見銀山を出たのは確か17時頃だった。

本来私たちはこの日帰る計画をしていたのだが、ここで急遽変更。

せっかく島根県までやって来たのだし、次にいつ緊急事態宣言が出るかもわからない。

携帯消毒液を常に持ち歩いている私。

配慮しながら行動する事は当然のこととして、私たちはこの日、車中泊する事にした。

実はこの前日も車中泊しながら島根県へとやって来たのだ。

車用寝具は抜かりない。

しかし本当に急遽の連泊だったのでバスタオルや下着の替えは持ち合わせていなかった。

とりあえずダイソーでバスタオルと下着を購入。

この時買ったバスタオルは車用として今でも親友ちゃんの車に乗っている。

さて、準備は整った。

観光を存分に楽しんでいい汗をかいた私たちが次に望むのはお風呂である。

一先ず目的地会議、目的地を温泉津温泉・薬師湯に決めた。

見付けた瞬間もう即決だった。

すっかり陽が暮れてきて空は綺麗なグラデーションを見せている。

私たちが目的地を温泉津(ゆのつ)薬師湯に決めた理由、それは至ってシンプルだ。

天然温泉なのに入湯料が安い、その上建物の外観がかわいいからである。

更に、温泉津は石見銀山の一角にある世界遺産の温泉だったのだ。

こんなのもう行くしかない。

魅力ポイントの乱立にも程がある。

私たちに「来い」と言っていると勝手に思った。

そして到着した薬師の湯は想像を超える良質な温泉だった。

まず外観を見て欲しい。

ステンドグラスがあしらわれたレトロ感満載の建物に、早くもテンションが上がる。

浴場前のスペースは4台程が駐車できる小ぢんまりとした駐車場があった。

大きいファミリーカーなんかは駐車できそうに無いので近隣の駐車場を利用した方が良いだろう。

あの真ん中の出っ張った部分が番台になっている、なんて心を掴まれる光景だろう。

それもその筈、温泉津は温泉地としては全国で初めて国の重要伝統的建築物群(町並み保存地区)に指定されているのだ。

薬師湯は勿論の事この温泉地自体が、どこか大正の香り漂う素敵スポットだったのである。

もう目から癒されてしまう、書いている今行きたい。

この時到着した時刻が遅く、閉館していたのでこの時の私たちは気付かなかったのだが実はこのお隣に薬師湯の旧館がある。

この旧館、実は大正8年(1919)に建設されたもので歴史ある温泉津の中でも温泉施設として最古の建築物なのだ。

調べてみると木造でレトロかわいい外観もさることながら、重厚で赴きある内装には圧倒される。

現在この旧館はギャラリーとカフェとして機能しているそうだ。

これを知ったのは自宅に帰ったその日だった。

正直めちゃくちゃ悔しい。

あの時に知っていたなら…。

しかし、知っていた所で営業時間を過ぎていたので土台無理な話。

なので私は、次こそ大正ロマンに浸りながらカフェで優雅にお茶でもしてやると強く心に決めている。

さて、ここから温泉に入る訳だが、暖簾をくぐると女湯には私たちの他に地元の方らしきご婦人がひとりいるだけだった。

正直観光地の静けさに寂しさを抱いたりしたが、この時ばかりは大いに喜んだ。

ご婦人は湯を堪能した後らしく、私たちとほぼ入れ替わりで出て行ったのである。

つまり世界遺産の温泉を私と親友ちゃんで2人占め!