皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。
今回は車中泊をより快適にする為にダイソーのサンシェードで車用の網戸を不器用が自作した記録である!
車のサイズにピッタリの網戸…購入すると1万円はくだらない代物を自作出来ると知った私達は早速作ってみる事にしたのだ。
情報源はコチラの動画!↓↓
ダイソー等の安価で身近に手に入る材料で車中泊仕様にDIYをこなすミルトンさん!
動画は見やすく画期的なアイディアが沢山で、正直私の記録を辿るより百万倍わかりやすいので網戸の作成手順は動画を閲覧頂いた方が早い!!!(笑)
……ただ、学生時代に技術の成績が2だった不器用な私が挑戦した結果は悲惨なものだったので『我こそは不器用!しかし網戸を作りたい!』という同志に向けて綴ろうと思う…。
なので、器用な方は是非ともミルトンさんの動画を閲覧してください!私の記録等暇つぶしにもならん!!(笑)
車に網戸が欲しい理由
あなたは旅行やドライブが好きだろうか、更には車中泊を楽しんだりする趣味はあるだろうか。
私は、旅行やドライブが大好きでルームシェア相手の親友ちゃんとも度々旅に出ている。
そしてその大半を車で寝泊まりする車中泊というスタイルでの旅しているのだ。
車中泊の良さとして、ここで眠ると決めてしまえばそこは寝室となり美しい海を寝室から眺めたり、朝焼けを拝めてしまえる。
車中泊にもルールはあれど、そのルールを遵守すれば高級ホテルのオーシャンビューにだって劣らぬ絶景に宿泊可能なのである。
ほぅ素敵じゃないか…と思ったあなた!そうなのだ車中泊は自然をより間近に感じる素晴らしいスタイルなのだ!
…しかし、裏を返すと車中泊には自然のお友達…つまり“虫”がつきものなのである。
私達は車中泊を愛しながらも虫が大の苦手なのだ!!!!
そして車中泊にはこんなルールがある『アイドリングしながら眠ってはいけない』…つまりエンジンを完全停止するのだ。
夏場なんて灼熱地獄!!!
命を繋げる為に窓を開いて風を確保しても侵入する大量の蚊!!!!
もう網戸が欲しいじゃない……!!!
むしろ網戸が無ければ無理じゃない!!!!
網戸の材料
・後部窓用サンシェード✕作りたい枚数(ダイソー)
・裾上げテープ✕作りたい窓の4辺分の長さ(ダイソー)
・ペンチ
・ニッパー
・カッター
・アルミパイプ直径4mm長さ約1m✕1(ホームセンター)
・アイロン
・霧吹き
作成開始
車用網戸の作成に乗り気だったのは何も私だけではなく、毎度お馴染みルームシェア相手の親友ちゃんもノリノリであった。
喜々と材料を買い揃え、勇み立っていた。
ちなみに親友ちゃんも私と同じ不器用さん、学生時代の技術成績2の実績を持っている。
成績まで同じだなんて私達はやっぱり仲良しだ…。
…さて、作成開始!!!
動画を閲覧していない方に向けて説明するとミルトンさんが紹介していた網戸作成方法は2つあった。
網部分はダルダルだけど簡単15分の作成方法、もうひとつは作成に4〜50分掛かるけれどシワの無い作成方法。
愚かな事に私達は後者の作成方法を選択したのだ。
1.サンシェードの縁から手探りでワイヤーの連結部分を探る
序盤も序盤、全く手こずる事も無くポコッとした連結部分を見つけ当てる。
2.連結部分付近にカッターで切り込みを入れてワイヤーを露出させる
持参したカッターが錆びていて刃が立たない、結局ハサミで切った。
3.ワイヤーの連結部分をニッパーで切断する
ワイヤーめっちゃ硬い!!!早速苦戦する。
分厚くなっている接続部分の切断は断念。
ワイヤー単体に狙いを付けてニッパーで地味な切り込みを入れ、無理矢理曲げたりして己の力技で何とか切断に成功した。
ちなみにニッパーはボロボロになった。
4.サンシェードからワイヤーを抜き取る
造作もないがワイヤーの切断部が鋭いので注意。
5.抜き取ったワイヤーを車の窓のゴムパッキンの隙間に入れて形を作る
私達は車内側に網戸を装着して窓の開閉を自由にしたかったので、車の内側から型取りをした。
名称は何だかよくわからないが窓を開閉しても問題無い溝を発見したのでそこにワイヤーをグイグイ入れ込んで型取り。
途中入れ込み過ぎてワイヤーが取れなくなるトラブルに見舞われる。
とりあえず型取り出来た。
6.3cmくらいに切断したアルミパイプにワイヤーを通し、ペンチで固める
アルミパイプにニッパーじゃ刃が立たず、ただ空洞を押し潰しゴミを作る。
慌てて反対側からトライしようとした所で『……入るのかな?』と不安になりワイヤーとサイズを比べた所、ワイヤーの方が太い事に気付き絶望した。
これは完璧なる私達のミスである、私達が購入したのはミルトンさんが指定したサイズ(材料一覧に表記したサイズ)のアルミパイプでは無かったのだ。
買い出しに出たホームセンターに指定サイズが無かったので何となく良さげなやつを購入していた。
120円くらい完璧な捨て金ッ……ちなみにアルミパイプは長さが1mくらいある細長い棒だ。
この日作業場所まで細長い棒を持って自転車で移動した私達は注目の的であった。
アルミパイプが使えないので急遽ただのテープでぐるぐる巻きにしたが、これでも全然大丈夫だった。
7.型どったワイヤーに沿ってサンシェードを切る
後に裾上げテープで形が整うので綺麗に切らなくて大丈夫との事で、ワイヤーの型よりもサンシェードを少し大きめにザクザク切った。
写真だとワイヤーが一部浮いているのであれだが、一応型より大きいサイズに切れている。
余談だが、サンシェードを切るとめっちゃ細かいカスが出るので掃除機必須。
8.切ったサンシェードの4辺にアイロンで裾上げテープを付ける
アイロンのスチーム機能も使いつつ、強度を上げる為に裾上げテープに霧吹きで水を含ませながらアイロンを押し当てた。
歪な形でも裾上げテープを少しずつずらしたら細かいカーブも対応出来る。
この作業は何だか楽しかった。
9.サンシェードの上にワイヤーをセットし、裾上げテープでワイヤーを包み込むようにアイロンする
作業8と同様なのでさして難しく感じなかったけれど、どうにも一部裾上げテープが引っ付かず不安な部分を手縫いする。
この頃には完成形が見えてきて、2人共にウキウキであった。
完成………!!!!
……………………ふぁああ”!?!?!?
完成した網戸の惨状を見て…
私達はどっと疲弊した。
そもそもミルトンさんが1枚4〜50分で作る網戸を4時間掛けて作っている時点で意味不明である。
一応その間他の作業(車用カーテン作り)等も挟んでいたので実質掛かった時間は不明だが、4〜50分では無かったのは確かだ。
網戸のサイズが合わないと判明した時にはふたりして大いに焦り、無理矢理にワイヤー部分を引っ張り回って裾上げテープ部分を破壊してしまう哀れなモンスターと化した。
己の技量も考慮せず難易度を上げた挙げ句、サイズの合わないアルミパイプを購入する等愚の骨頂を駆け抜けた私達は、ついに時間とお金を捨ててゴミを錬成したのだ。
私達は暫く沈黙した後その日は眠った。
解決策
ゴミの錬成から数日、それでも車用網戸を諦められなかった私達は難易度の低そうな後部窓の網戸作りを再開した。
初日に全てのサンシェードから意気揚々ワイヤーを抜き取っていたので、今更簡易的な方法に切り替える事も出来なかった。
そうして完成した後部窓の網戸も間抜けな代物で、全く窓にフィットしなかった…私達は一体何処の型を取ったんだろう…?
ここに来てとうとう全てが面倒になった私達は、わざわざ貼り付けた裾上げテープをハサミで切り開きテープでぐるぐるにしたお粗末な連結部分を解体。
不完全だが網戸の体は成していそうな状態のそれを再び溝にはめ込んで養生テープで引っ付けたのだ。
はい、完成!!!!!!
何が何でも完成!!!!!
一応上部や横はピッタリはまっているし、下部をテープで塞いでしまえば隙間は無いんだから大丈夫!!!!
今振り返って私達が出した結論としては、サンシェードを窓より大きく切ってカスが出ないように裾上げテープで切断部を包み、それを養生テープで内側から車に貼れば良いという事になっている。
計3枚作って全て失敗なんて、物作りのセンスが天性で備わっていないのであろう。
もう養生テープがあれば良い…。
ちなみにこの状態で窓を半開き走行したり、車中泊してみたが上部と横がギュウギュウに溝にはまっているのでピクリともしなかった。
本来の目的である虫の侵入も無く、快適に風を取り入れる事も可能で使用感想としては最高であった!
ビジュアルの圧倒的貧乏くささを除けば機能面では大活躍だったので私達はもう良いのだ…。
まとめ
ここまでお目通し頂いたあなたが不器用さんかどうかはわからないが、失敗のドキュメンタリーをお届けすることは出来ただろう。
もしこれから何かしらの物作りに挑戦するつもりの不器用さんには、私達と同じ道を歩まぬようにしっかりと自分の技量を見定めてほしい。
完成品がただのゴミになってしまうあの瞬間の悲しみなんて味わう事は無いのだ。
それでも車用網戸が欲しい不器用さんは、貧乏ビジュアルに堪えるか既製品をご見当ください。
と言う訳で、お目通し下さったあなたに笑って頂けていたら幸いです!(笑)
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