水曜どうでしょうってどんな番組?私が感じる番組の魅力

水曜どうでしょうのテロップ 日常
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水曜どうでしょうファンの人も、そうでない人もこんにちはアラサーフリーターmamuです。

皆さんは『水曜どうでしょう』という番組をご存じだろうか。

今や有名俳優である大泉洋が出演している、という事は知っていても内容までは知らないという人もいるだろう。

水曜どうでしょうとは北海道テレビ(HTB)制作のバラエティー深夜番組だったのだが、今や全国区にファンが存在する。

と言うのも、この番組の制作スタイルが各地テレビ局へクチコミで広がり、ローカルから全国区へとその名を轟かせたのだ。

その後、水曜どうでしょうを真似た同様のスタイルの番組が他の地方局で制作される等、テレビ業界に革命を起こしたりもしているのだが…。

ここだけを切り取って「どんなに凄い番組なんだ!?」と意気込んで見ると、ひっくり返ってしまうだろう。

この番組はびっくりするくらい雰囲気が緩いのだ。

番組のモットーは『低予算』『低姿勢』『低カロリー』と随分消極的。

しかしながらこれが癖になる!

その魅力を私なりにご紹介するので、ゆるっとお目通し頂ければ幸い。

どうでしょうファンの人にも共感頂けるとめっちゃ嬉しい。

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出演タレントの持ち味

この水曜どうでしょうという番組の持ち味は、何と言っても個性豊かな出演者だろう。

その掛け合い、雰囲気にはシュールさが満載。

私は水曜どうでしょうを『最高の内輪ネタ』だと思っている。

クラスで面白い生徒同士が話しているのを立ち聞きしているような、そんなクスクスと笑ってしまうような場面で溢れているのだ。

先ずは、ご存じ大泉洋

番組が始まった1996年当時の大泉洋は23歳の大学生。

勢いもあれば、若さもあって今ドラマや映画で活躍する姿とは、全く違っている。

白目を剥いて爆睡する寝顔とか、天然パーマが爆発して浮腫んだ顔の寝起きとかそんな自然体が映し出され、そんなありのままの大泉洋が番組制作陣の大人たちに振り回されては、画面内で度々「訴えてやる!」とぼやいているのだ。

振り回される事例として、『そもそも番組の企画を知らされていない』というのがある。

明日から旅に出ると知らされていても、目的地が一体何処なのか大泉さんは知らない。

明日から旅に出るという事も知らずにドッキリで連行されることも多々ある。

時にはアメリカ横断へ、時にはアラスカへオーロラを見に…目的も場所も知らされず連行されるのである。

また、ロケ先で度々体調を崩し、その度にディレクター陣を相手取って訴えるとぼやいている。

そして、その先で見せる大泉さんのぼやきはまさに魂の叫び。

行く先々で打ちのめされては大泉さんの口から飛び出すフレーズが絶妙に面白いのだ。

次の出演者は鈴井貴之、番組内では『ミスター』と呼ばれる人物である。

北海道を中心に活躍するタレント・放送作家であり、同番組の企画・出演者。

そして、大泉洋が所属するタレント事務所CREATIVE OFFICE CUEの創設者であり、番組スタート時は社長だった。

事務所の社長である鈴井貴之と所属タレントである大泉洋が一緒に出演しているというだけでも異色だが、鈴井貴之によって発案される企画が過酷なのも番組の味を引き立てる。

番組の方向性が見出された企画はやはり『サイコロの旅』だろうか。

ルールは簡単、現在地から利用できる交通機関をボードに書き出して、サイコロを振り出た目に従って移動。最終目的地の札幌に決められた時間内でゴールするというものだ。

その企画の中では、東京から博多までを繋ぐ深夜バスで14時間移動する…なんて事がザラに起きるのだが、これを全てサイコロの目で決定するので2連続乗車という事も起こる。

考えて見て欲しい、ゴールに程遠い場所を無意味に十何時間も深夜バスで移動する過酷さを…。

地味だけど絶対にしたくない!水曜どうでしょうはそんな企画で溢れている。

そんな企画を自ら企画・実行する鈴井貴之はまさしく『ミスターどうでしょう』という事で、ミスターという愛称で呼ばれる事になったのだが、これには「番組旅中の不運も鈴井さんのせいだ!」みたいな皮肉も含まれていたりする。

例えば、先程例に挙げたサイコロ企画にて、四国から一歩も出られない数字を出し続ける人は鈴井さんだし、アメリカ横断では時間に追われているにも関わらず移動用車の鍵を閉じ込め(インキー)その上、宿泊していた部屋の鍵まで閉じ込める(ダブルインキー)をやってしまうのがこの人だ。

また、甘い物が大の苦手なのに甘い物好きと勝手にキャラ付けされて、甘い物をしこたま食べさせられたりする。

誰よりも企画にストイックで、誰よりも打ちのめされている鈴井さんを見ていると、もうミスターと呼ばざるを得ないだろう。

ディレクターも出演者

次の出演者は藤村忠寿、通称『魔神』この人一応この番組のチーフディレクターであり同番組の企画の中枢を担っている。

出演者じゃないじゃん!とお思いかもしれないが、藤村Dは出演者と言って差し支え無いくらいの存在感があるのだ。

とは言え、基本的に藤村Dの姿が画面上に積極的に映し出される事はない。

しかし、めっちゃ喋るし、よく見切れる。(笑)

何なら先程紹介したミスターどうでしょう鈴井貴之より喋る。

例によって過酷なロケにぼやく大泉と流暢に罵り合いを展開するのがお決まりの流れ、この場面がそのまま放送されるのだから凄い。

タレントとディレクターの本気口喧嘩や掛け合いが、どうしてこうも面白いのだろう。

バラエティー番組に出演する大泉洋の姿から口達者な印象を受けるだろうが、屁理屈をこねて罵り合う事に関しては藤村Dも負けてはいない。

過酷なロケの中で口喧嘩する様はまさにドキュメンタリー、しかしそれらが可笑しくて仕方がないバラエティーへ昇格するのだから見ていて痛快なのだ。

また、甘い物に目が無く、朝から羊羹を1本丸飲みにしたりと常軌を逸する様から魔神と呼ばれるようになった。

大泉さんのぼやきという最大の武器を引き出せる藤村Dは、水曜どうでしょうにとって本当に欠かせない出演者なのだ。

次に紹介するのは嬉野雅道、通称『うれしー』。

水曜どうでしょうの撮影担当ディレクターである。

個性豊かなどうでしょうメンバーの中で最年長。

あまりにも番組予算が少なくてまともなクルーが使えなかったので、学生時代に自主映画を撮っていた経験者の自らがカメラマンを買って出た人物だ。

カメラ撮影が担当である為に、番組内では口数が少ないものの、端々にその存在感を感じさせる。

そんな嬉野Dは風景が大好き。

番組の撮影中でも、大好きな風景を撮影しまくり肝心の場面を撮影していなかったり、わざわざクルーズ船で氷山が崩れる大迫力の光景を見に行ったにも関わらず、氷山を撮影せず山ばかり撮っていたりする。

そして、基本的に撮影班が嬉野Dひとりしかいないので、視聴者は一体何を見せられているのか不思議な時間が流れるのだ。

嬉野Dが撮影する風景の背後で軽快な会話が弾んでいたり、「今の(氷河)撮った?うれしー」なんて言われても撮っていないのが嬉野Dである。

原付ベトナム横断企画ではミスターの原付の後ろに乗って、果敢に撮影をこなす姿が見られたけど、やはり後方を走る大泉さんでは無く風景を主軸に撮影をしていた。

このベトナムでのミスターとの2人乗りはチーム40と呼ばれ(2人共に40代だった)、峠を攻めるアグレッシブな走りでメンバー1の若手である大泉さんをも驚愕させたり…無口なのにキャラが濃い。

そして、口数が少ない故に嬉野Dから不意に出た言葉が、番組の名言として残ったりするのだ。

私が選ぶおススメ名場面

水曜どうでしょうのDVDを見まくった私が、個人的に大好きな場面を3つに絞ってご紹介。

好きなシーンが沢山ありすぎて正直どこを切り取るべきか散々悩んだが、1つ目は水曜どうでしょうファンならお馴染みのあの名場面を『マレーシア・ジャングル探検』より一部抜粋。

ジャングル探検と企画名にある通り、どうでしょうメンバーはマレーシアのジャングルで野生動物を観察できる小屋へやって来ていた。

事前情報では、トラやヒョウなんかも見られる場所だと聞いていたが、到着したのは何ともお粗末なボロ小屋。

そこで野生動物が活発になる夜を迎えた4人は、恐怖の存在と対峙するのである。

嬉野:こっち見てるって!

ミスター:でかいよ。

嬉野:デカかったよね…ネ、ネコ以上あったよね。

大泉:もうちょっとライトないの?

藤村:ライトライトライト。

ミスター:…あっ今また光った。……光ってる光ってるまだ…。下!下!下!近付いてきた!

藤村:でけぇぞあれ!何だ!?

嬉野:来てる来てる来てる!こっち来てるって!来なくていいって!…こいつトラだよ、あれ!

ミスター:トラだよ!

藤村:マジー?

嬉野:トラだよあれ!トラじゃんかよ!

ーーーーーーー

嬉野:あぁ~捉えた!目玉が光ってる!

藤村:あれ何だ?ほんとにトラか?あれ…。

嬉野:トラだって!あんなでっかいネコいないって!

ミスター:火とか焚いた方がいいんじゃないの?…ライターとか持ってる?みんな。

藤村:持ってる持ってる持ってる。

ミスター:万が一の場合さぁ火だ!火だって!

藤村:火だ火だ、火だよ。

大泉:何やってんだよ、そこでライター燃やしたってしょうがないだろ、何やってんだよ。

ミスター:ちょっと燃やせる物とかさ…ようするに、紙!紙類の物!……ちょっと冷静、沈着冷静に!…万が一の場合にバリケード作る。

藤村:バリケード…。

大泉:ちょっと、どこに行ったかだけ見てないと。

藤村:冗談じゃ…冗談じゃねぇぞ、オイ!

嬉野:出なくていいって!ウチらそういう番組じゃないって!

ーーーーーーー

藤村:シカじゃねぇの?

ミスター:違う!あの、歩き方…胴体見たもん!

嬉野:見たよね、オレも見たもん。

大泉:いや、でもね、シカっぽいよ?

藤村:あ、シカじゃねぇか?あれ~。

大泉:耳がほら、シカだよ。トラじゃないって。角みたいのあるじゃん。耳か角か長いのあるじゃん、ほら。

嬉野:…あっ!シカだ!今僕は捉えました、角を!…シカだ!

藤村:そうだよね、シカだよねあれは(笑)

嬉野:シカでした!

この後に冷静沈着に作ったミスターのバリケードがふにゃふにゃのマットだった事が発覚して散々いじられたり、武器がライターと絶望的にしょぼかったり全ての要素が効いてくる。

このシーンは4人がいる小屋のボロさも相まって、緊迫する一時からの緩急で更に面白いので是非映像で見て欲しい。

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感想(1件)

2つ目は先程紹介したマレーシア・ジャングル探検の第二弾、『ジャングル・リベンジ』。

大泉洋はこの時も、もう何度目かもわからないドッキリで海外へ連れ出され、ジャングルに建っているボロボロの小屋で誕生日を迎えたり、あまつさえ大便をする様子をディレクター陣に見守られ実況と共に放送される等…毎度ながら散々な目に合っていた。

その後、ボロ小屋から無事帰還して安息地のバンガローで数日休息を取るも大泉さんの使用するベッドには深刻な問題があり、藤村Dへ抗議を始める。

ソファーベッドが腰の辺りから真っ二つに割れている様をぼんやり見詰める大泉さんと藤村Dの掛け合いの一部を紹介したい。

藤村:寝れない?

大泉:寝れないよねぇ、あんまり…。

藤村:それでこの早朝カメラを回さして僕に訴えを…。

大泉:やっぱり、その…連日ここに寝てるのはおかしいと。

藤村:何らかの対策は練らないといけないね。

大泉:そうだねぇ、そうだと思うよ、まぁ遅すぎたくらいだけどさ~…。こっちはもうこれで3泊しちゃったからねぇ。

(残るは1泊)

大泉:おめぇあと1泊ぐらいここで寝りゃぁいいじゃねぇかって思ってんのかも知んないけどさぁ、オレにしたらさ…あと1泊くらい、ちゃんと寝せれよって気持ちは…、藤村くん分かるだろう?

藤村:何とかしようよ大泉くん。

大泉:フフ…何とか、なるかい?

藤村:これじゃツライよ。

大泉:ツライ…ツライよってか、ツラかったんだよオレは…。

藤村:大泉くんさぁ~そこまでやっぱりさぁ、身体痛くなると…もっと早く言ってくれ?キミそんな、耐えてたんだろ?もっと早く言ってくれよ。逆に遅すぎだぞ?言ってくれよ、なぁ!嬉野くん(カメラマン)。

嬉野:そうだよ。

大泉:オレ昨日の夜散々言ったなぁ、身体が真っ直ぐになんねぇんだぞこのベッド。必ずくの字に曲がってんだよ。

藤村:ツラかった?

大泉:ツラかったって言ってんじゃねぇか。

藤村:わかった、大泉くんよく言ってくれた。

大泉:…フフフ…よく言ってくれたって、…オレは毎晩言ってたつもりだね。

藤村:…この大きいキングサイズのベッドに僕と一緒に寝るかい?

大泉:おめぇ何にも分かってねぇ奴だな、一緒に寝てもしょうがねぇんだよ。ここに、キミが寝なさいよ。

藤村:よし分かった、一回僕も体験してみようじゃないか、そしたら、ね!君もさぁ、向こうにあるからさぁ、同じベッドが、キミも一緒に向こうで寝ようよ。

大泉:おまえホントに大学出たのか?

全員:ハハハハハハハ

大泉:何で一緒に体験しなきゃいけねぇんだよ、僕はベッドに寝たいって言ってんじゃないか。

藤村:わかった大泉くん、よく言ってくれた。オレいつキミが言ってくれるのかってずっと待ってた。よく言ってくれた、ありがとう大泉くん。

大泉:クククク…僕が言うのが遅すぎたね

藤村:ちょっと遅かったね…。だから…もっと早く言えよこのバーカ!

全員:ハハハハハ

大泉:…なるほどねぇ、嬉野くん(カメラマン)このテープは保存しておいてくれよぉ?重要な証拠物件になるからねぇ、「もっと早く言えよバーカ!」とねぇ、カレが言ったっていうのはこれ重要な証拠テープだ。後の謝罪会見で大々的にカレのバックで流さしてもらうよ?…パンツ一丁でね、怒りたくないよ僕も。視聴者の皆さんだって不愉快だ、ね?それでも訴えずにはいられなかった…。

藤村:よく言ってくれた、ありがとう大泉くん!

(大泉さんの手をギュッと握り握手する藤村D)

大泉:…うーん…キミは終始勘違いし続けてるけど、フフ…握手とかじゃねぇんだって…。

藤村:よーし、朝飯食いに行くか。

大泉:誠心誠意謝罪しろって…。

番組内で大泉さんと藤村Dは口喧嘩ではなくても、こういう掛け合いを見せる。

何とも絶妙な間と空気感で軽快に繰り広げられる言葉のラリーは、水曜どうでしょうの醍醐味のひとつだろう。

勿論この場面だけでなく、全編に渡って様々なドラマが起こり面白いので是非見て欲しい1本。

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最後に紹介する私の個人的名場面は、『対決列島~甘いもの国盗り物語~』より抜粋!

ミスターこと鈴井貴之と通称魔人の藤村Dが各地の甘い物で早食い対決するという企画である。

甘い物が苦手なミスターにとって生き地獄とも言えるこの企画、藤村Dチームの助っ人は今や有名俳優の安田顕。

驚異的なまでに甘い物を吸い込む藤村Dと、牛乳の早飲みで人知を超えたスピードを誇る安田顕の最強タッグを前にミスターがどう戦うのか…全編面白いのだが、その中から勝負に負けた場合の罰ゲーム内容を聞かされた大泉さんの御立腹シーンを。

その罰ゲームといのが『ユーコン川をカヌーで200キロ下る』というものだった。

大泉:一体どんな恨みがあってそんな…そこまでの罰ゲームをしなきゃいけないの…?

安田:勝ちゃぁ行かなくて済むわけですよ。

大泉:…おまえカヌーのへっちゃき(船先)にくくりつけてやるぞ!おまえ行かないからだろ?おまえ聞いた事ないぞ、こんな罰ゲーム…200キロカヌー漕げって。こんな罰ゲームあるかおまえ。

安田:僕だって今聞いて びっくりした。

大泉:嬉野くんはいいのかい?…200キロカヌー漕いだことあんの?

藤村:嬉野くん漕がないもん。

大泉:へっ?!…嬉野くん漕がないの…。

嬉野:漕げないんだ、機材あるから…。

大泉:何!?どんなの?どんなカヌーなの?4人乗り!?

藤村:ミスターと2人ですよ?

大泉:ハハハハハハハ…何、2人!?

藤村:おたくら2人 カヌー。

大泉:…おたくらは?(笑)

(モーターボートです)

大泉:ハハハハ…いやいやいや、カヌー乗ったことねぇって言ってる2人がねぇ、訳も分からねぇ荒波にエーイオイったってねぇ?あっさり転覆して 終わりでしょ~?あれ転覆したら何かこうやってクルっと転がってくる練習も…しなきゃいけないよぉ?

藤村:危ないですよ。

大泉:危ないですよ。危ないって言って…だからやめろって言ってんだ。

(更に注意事項)

藤村:ど…動物は気をつけて下さいという事は…。

大泉:…(笑)

ミスター:クマいるよ、ねぇ?クマ見たもん、アラスカ。

大泉:…見たよ?

ミスター:水辺に現れてたよねぇ。…水辺だよ?

藤村:水辺ですから。ん~…だから当然我々だけでは行けませんから。

大泉:ガイドがつく。

藤村:当然…ガイドと言うんでしょうかねぇ、ああいう人達のことを…ガっガイドて言うんですかねぇ…とりあえず猟銃を持った方ふたり。

全員:爆笑

藤村:ハンターの方ふたり。

大泉出まくるんじゃねぇかよ!クマが!出ることは分かってんじゃねぇか!オレはハンターに守られるようなそんなとこ行くのはやだよぉ!

藤村:まぁまぁ、おふたりはもう何も考えずに無心で、一週間200キロ漕いでいただければ。そちらのセキュリティー面は我々の方でビシッと。

大泉:我々がビシッとじゃない、おまえになにができるっつってんだこの野郎!なにができるんだ!?オレたちをどう守るんだ?まだハンターは何かしてくれるかもしれないよ、キミがどうビシッと できるんだ?聞きたいよ!

藤村:ハハハハハハハ

大泉:来てほしくないよ!キミに、来てほしくないよぉ。何をキミがビシッとセキュリティーできるんだよ僕たちを!守れっこないよ!キミに僕らはぁ。

藤村:(笑)ごめんなさい…。

これぞ大泉洋の真骨頂ぼやきだろう。

数々のぼやきの中で沢山の名場面が生まれて来たけれど、今回は個人的に好きなぼやきシーンを選ばせてもらった。

勿論この他にも安田さんの活躍など見所満載なのでおススメの1本だ。

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感想(5件)

まとめ

ここまで長々と水曜どうでしょうについて綴ってきたが、結論から言うと私はこの番組が大好きなのだ。

2002年ベトナムにて一旦ピリオドを打った水曜どうでしょうだが、これは一生どうでしょうを続けるための決断であり未だ新作が放送されるとなるとファンが湧きたつ人気番組。

先日、大泉さんはカッコいい大人になる為にどうでしょうを卒業します!と宣言したけれど、きっと鈴井貴之さんの事務所に所属している限り逃げる事は出来ないだろう。

チラっと触れた安田顕さんが出演する回は神回が多いなんて言われるが、大抵HTBマスコットキャラクターの黄色い着ぐるみに身を包んでいたり、といかく雰囲気がゆるい。

何気なくテレビから流れているだけで癒されて、クスっと笑える。

そしてきっと楽しい気分になれるだろう。

ルームシェア相手の親友ちゃんも、今ではすっかりどうでしょうファンだ。

水曜どうでしょうファンのあなたとは個人的名場面を語り合えたら嬉しいし、水曜どうでしょうを今知ったあなたには、少しでもその魅力が伝わっていると幸いだ。

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