【恐怖】不気味な少女と出会った夢の話

木にしがみ付く腕 日常
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皆さんこんにちは、アラサーフリーターmamuです。

暑くなり始めると増えてくるのは怪談話、これは最早夏の風物詩だ。

背筋を凍らせて暑い夏を少しでも涼しく過ごそうという、ある意味風流な日本らしい文化だろう。

とは言え、今回お話するのは私が見たちょっと不気味な夢の話を綴りたい。

他人の夢の話程つまらないものはないかもしれないが、私の中では本当に印象的で忘れられないものなのだ。

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少女

夢の舞台は幼い頃に家族とバス釣りへ行った事のある場所だった。

比較的大きな池の周りは林になっていて、ちょっとした並木道が舗装されているけれど池以外何もない場所だ。

季節は秋頃で、地面には鮮やかな色の落ち葉が折り重なっていた。

夢の中の私はそんな情景を眺めながら漠然と『これ夢やな…』と確信した。

それが何故なのか分からないが、私は時折夢の中でこれは夢だと認識する事がある。

何なら夢だと認識した場所を繰り返し夢に見て、認識した上で夢の中だけに存在する行きつけのお店や知り合いがいたりするが、その話は置いておき。

どうやらこの夢の中でも私は家族と釣りに来ているらしかった。

「行くで~」と母が私を呼ぶ声がして、池の近くへ移動するのだと理解する。

とは言え、私自身が積極的に釣りをする訳でもないので『何しようかな』なんて考えながら、辺りをもう一度見渡した。

足元に落ちているのは落ち葉の他にツヤツヤと光るどんぐり。

昔からこういう何にもない場所で沢山遊んできた私は、転がっているどんぐりを見て無性に懐かしくなった。

久しぶりにどんぐりでも集めてみようかな。

私は母に生返事を返して歩み出しながらも、足元に光るまん丸いどんぐりを拾い上げた。

少しひんやりとした風が吹いて木々が凍えるようにザワザワと揺れる。

私たち家族以外誰もいない静かな林だ。

手に拾ったどんぐりが冷たくて、その妙なリアル感に飲まれるようだった。

暫く時間が経過して「場所移動しようか」と父が言う。

私は沢山集まったどんぐりを手に立ち上がり、家族の背を追って歩き出したのだが、不意に振り返り背後を見渡したのだ。

私はこの夢の中で辺りを何度も見渡している。

その行為には特に意味も無く、何気ない行為だった。

本当に何気なく背後を振り返ったのだ。

すると、先程まで誰もいなかった筈の林の中に少女がひとり立っていた。

距離にして15mくらい離れていただろうか。

立ち並ぶ木々の合間に私を真っ直ぐ見詰める少女が立っていた。

黒い髪と赤いワンピース。

しかし私はただ振り返ったのでは無く、辺りを見渡していたのでその少女の姿を横目に捉えた程度だった。

だけど何故だかその少女が私を見ていると感じたのだ。

強く刺さる視線を不気味に感じて、私は慌てて家族の方を向き直そうとした。

流れる景色と共に少女の姿も視界から外れる。

その瞬間である。

先程まで遠巻きに立っていた筈の少女が私の目の前に立っていたのだ。

黒い髪、赤いワンピース、歳の頃は14・5歳とかだろう、音も無く目の前に迫った少女はやはりじっと私を見詰めていた。

予期せぬ出来事にバクバクと鼓動が耳にもうるさく体中を巡る中、遠くの落ち葉がカサカサと鳴る。

家族の気配が遠のいて行くのが分かった。

私と少女が見つめ合っていたのは時間にすると一瞬だったけれど、私の目をじっと見詰める瞳が酷く印象的で。

風が吹いてサァーっと木々が騒めいた時

「ほんまに夢やと思う?」

ここで私は目覚めた。

夢だった。

しかし全てが妙にリアルで、特に最後に少女が発した言葉が鼓膜にこびり付いていた。

バクバクと早い心音は間違いなく布団で眠っていた本当の私の鼓動だ。

夢を夢だと認識していた私に対して発せられた言葉だからこそ、より不気味で怖かった。

俯瞰で見る部屋

夢の舞台は親友ちゃんと暮らしていた最初のマンションの一室だった。

何度かブログで綴って来たボロいマンションである。

そこに私と親友ちゃんがいつものように眠っている姿を天井から見ているような視点だ。

大阪に少し大きな地震があった事をきっかけに落下物の少ないリビングに布団を並べていた私たちは、この夢の中でも布団を隣り合わせに並べて眠っていた。

普段と寸分違わぬ就寝の光景。

ただ、私自身が自分自身の眠っている姿を眺めているのは不思議な気分だった。

決して広くない6畳の部屋には時計の秒針の音が規則正しく響いている。

薄暗い室内は特に何の変哲もないのだが、ひとつだけおかしな事があった。

このリビングルームの隣、眠る私たちの枕のすぐ上がすりガラス引き戸になっているのだが、ここに人影があるのだ。

引き戸を隔ててあるのはキッチンとユニットバス・玄関がある部屋。

すりガラス越しに見える人影は、その部屋をフラフラと徘徊している。

気付く素振りも無く時折寝返りを打つ私と、スヤスヤ眠っている親友ちゃん。

しかし枕元のすぐ側で引き戸を隔てて何者かが部屋を徘徊しているのだ。

人影は足をのそのそ動かしているのかペッタペッタと嫌に生々しい裸足の音を立てている。

しかし、俯瞰で見ている私の鼓動が早まる事はなく、ただその場で起きている出来事を見ていた。

部屋を徘徊する何者かに気が付いてどれくらいが経ったのだろう。

ペッタペッタとフローリングを裸足で歩く音が異質に聞こえる中で、徘徊を続けた人影が引き戸に向かって立ち止まった時だった。

私の意識が急速に覚醒するようにドクンと心臓が跳ねた。

何故だか分からないが『絶対に部屋に入れては駄目だ』と強く思った。

その時感じた感情は得体の知れない者への恐怖心では無く、漠然と確信的に危険を感じていたのだ。

ぼんやりと浮かぶ人影は先程より確実に引き戸に迫っている。

部屋に入れてしまっては絶対に駄目だ、俯瞰の視点から動けないながらも何故だかそんな警告が頭を支配していた。

『早く起きて!』

眠る自身に祈ったその時、途端に私は目が覚めた。

部屋に広がっているのは普段と変わらぬ部屋の光景。

しかし私は先程まで見ていた夢を瞬時に思い出して、浅い呼吸を繰り返していた。

部屋を徘徊していたアレを見たのは夢の中での出来事。

しかし偶然にも寝返りを打っていた方向は夢で見た光景と一緒で、鮮明に思い出す嫌な足音。

私はうるさい心音のままにガバリと引き戸を振り返った。

あの夢の中で見た不気味な影が背後に立っているような気がしたのだ。

だが、そこに人影はなくただ静かな夜の空気だけが漂っていた。

めっちゃ怖かったけど一応引き戸を思い切り開いてトイレにも行ったけど、別に何ともなかった。

これは結構怖かったが、その後すぐにもう一度眠った。

最後に

…と言うのが私が見た怖い夢の内容だ。

如何だっただろうか、暑い日が続く中で少しでも背筋を冷やしてもらう事は出来ただろうか?

ここで私が考えたのは、夢の中で妙に生々しさを感じた原因である。

人間の睡眠には2種類あって、それがレム睡眠とノンレム睡眠だ。

中でも身体が眠っているのに脳が覚醒しているレム睡眠の際にこういったリアルを感じる夢を見やすいそう。

つまり私はこの夢を見た時レム睡眠の状態だったのだろう。

あと、思い当たる節としてホラーな物を見てから眠ってしまったのかな?とも思ったけどこれについては覚えていない。(苦笑い)

少女の夢に関しては「いや、夢やんけ!!!」とツッコんでしまったが、夢とは時に不思議なものだったりするものなのかなぁと思ったり。

ひとつ言える事は本当に夢で良かった!(笑)

出来れば毎日素敵で楽しい夢を見たいものである。