皆さんこんにちは、ブログでは外出しまくってるけど実は引きこもり中のアラサーフリーターmamuです。
今回は2018年08月・香川県小豆島観光最終回!
家族4人の旅も3日目の最終日の朝となった。
がっつり朝風呂も堪能して朝食はバイキング形式。
瀬戸内の新鮮な魚介と、小豆島の契約農家さんによる無農薬野菜が魅力。
朝からもりもり食べてしまった。
朝食のバイキングも非常に美味しかったと記憶している。
ごちそうさまでした!
そうして私たちは、名残惜しくも観光へと出発した。
小豆島国際ホテル、本当に良い所だった。
清潔感、接客、お料理、景色、温泉…これだけ揃っているのだから大満足である。
小豆島にお立ち寄りの際は、お料理のお宿千鳥・小豆島国際ホテルどちらもおススメです!
全然雰囲気も違うし、それぞれ良さも強みも違うのでニーズに合った方をどうぞ。
とにかく心地良い宿泊となった。
そんな私たちが第一に目指したのは島のパン屋さん『菊太郎』。
実は写真が無かったので省いたが、前日美味しい塩パンと出会っていたのだ。
これは是非お土産に持ち帰りたい!と地元の方に聞いて車を走らせる。
『菊太郎』という店名をご存じの方もいるだろう。
井上誠耕園の園主さんが「オリーブ・柑橘製品に合うパン」を試行錯誤して、「生食パン」を作ったのだ。
この生食パンお取り寄せでも大人気。
しかし、私たちのお目当てはあくまで塩パンであった。
程よい塩味とバターの風味が絶妙な一品…。
到着した時にはまだ焼きあがっておらず、少々待つ事となった。
「生食パンもあるけどどうする?」となったが、この時買い求めた塩パンは帰宅後のお土産として買いに来ていたので見送る事になった。
そして肝心の塩パンの写真は無い。
無能め…と自分自身で戒めておくので許して欲しい。
焼き立てホカホカのパンを車内で分け合って食べた他は、親友ちゃんや自分たちへのお土産となった。
余談だが多分8個くらい塩パンを購入して、各々に振り分けたのだがどういう訳か塩キャラメルパンが数個混ざっていたそうだ。
私と親友ちゃんは2つとも塩パンだったのだが、塩味を期待して食べた他の家族は驚いたそう。(笑)
まぁ、「美味しかったけどな!」と感想を聞いたので良しとしよう。
思い出深いお土産をゲットした私たちが次いで目指したのは寒霞渓(かんかけい)。
瀬戸内海国立公園小豆島内にある四国屈しの絶景スポットである。
その道中サラッと観光スポットの中山千枚田を通過。
『八日目の蝉』のロケ地でもある。
ドライブするだけでも美しい場所だった。
道幅が狭くて駐車場所は無かったように思う。
話は戻るが、寒霞渓は小豆島の最高峰・星ヶ城山(ほしがじょう)と四方指(しほうざし)の間にある渓谷だ。
約3000万年前の火山活動から長い年月をかけて地殻変動や風化を繰り返し、侵食された奇岩が見所。
ここは本当に凄かった。
山頂付近にある2カ所の展望台の内、1カ所は想像を絶する光景が広がっていた。
真っ白な雲と同じ目線で見下ろすは遠く栄えた小豆島の町。
そして深い緑を蓄えた山々越しに海まで見通せた。
…そして何より柵が無い!!
凸凹と足場も悪い断崖絶壁には、強い風が吹いていた。
いや、絶景だけどスリル満点!(笑)
よくそんな端に立てるな!と高所恐怖症の私は思う…。
ちなみに、同じく高所恐怖症の母は笑顔ながら若干恐怖が勝っていたのか笑顔が引きつっていた。
それくらい迫力満点。
この日も太陽は燦燦と輝いていて真夏日和だったけれど、寒霞渓はとても涼やかだ。(強風)
おっかなびっくりながら眺めたこの景色は、雄大な自然を感じて圧巻だった。
柵が無い分、ダイナミックに自然を感じる事が出来るスポットだと思う。
私たち4人はそれぞれリアクションこそ違えど、全員がその見晴らしに魅了されていた。
今でもここからの景色の美しさは、インパクト込みでよく覚えている。
更にもう片方の展望台へ向かった私たち。
こちらはしっかりと整備されていて随分観光地らしい雰囲気で、最初に立ち寄った展望台とは似付かない賑わいだった。
先程のスポットは私たちの他に、あと1組ご夫婦がいたくらいだ。
一方こちらは、ロープウェイの終着地になっているらしく、車観光ではない人も大勢訪れているようだった。
それを証拠に、お土産屋さんなんかも充実している。
私たちは車だったが一応、ロープウェイ料金は往復で大人1,890円小学生950円。
営業時間08:00~17:00・駐車場無料・年中無休との事だが、今はご時世的に問い合わせた方が無難だろう。
深く切れ込んだ渓谷を行くロープウェイは空・海・渓谷を一度に楽しめるそうなので、それだけで価値がありそうだ。
そしてこの寒霞渓展望台には面白い施設があった。
はい、こちらどこか豪華なお手洗い。
「は?」と思うかもしれないが勿論ただのお手洗いでは無くて、ここは『1億円トイレ』と呼ばれているのだ。
どういう意味かというと、総工費1億円かかったトイレなのだとか。
だから通称『1億円トイレ』なのだと壁に貼紙されていた。(笑)
私の感想「はぇ~…トイレが1億円…。」
このトイレもちょっとした見所のひとつかも。
展望台からの景色は先程より標高が低かったけど、やはり綺麗!
さすが日本三大渓谷美のひとつである。
今度はしっかり柵があって高所恐怖症にも安心な観光地となっていた。
観光客たちは皆一様に雄大な光景に歓声を上げる。
ここも本当に良かった。
名物の瓦投げは一組5枚で200円。
私たちは1人一組ずつ購入して、瓦投げに挑戦した。
軽くて丸いおせんべいのような瓦を、展望台の眼下に設置されている輪っかの中目掛けて投入れるのだ。
こういう旅先のイベントってどうしてこうも楽しいのだろう。
私はフリスビーみたいに頑張って投げたけれど、どれも輪の中を通過しなかった。
しかし、弟と父はめちゃくちゃ惜しいフォームを見せた。
輪っかのスレスレをヒューンと飛んでいく瓦。
結局母の瓦も輪っかへ届かなかったけれど、男性陣の惜しさにギャラリーから声が漏れる等、大盛り上がりの一時を過ごした。
だれの瓦も入らなかったのに、めちゃくちゃ楽しい思い出となっている。
家族4人ではしゃいだその後に向かったのは、小豆島の名産品でもあるお醤油の記念館『マルキン醤油記念館』!
車から降り立つと辺りには、お醤油の香ばしい香りが漂っていたのを覚えている。
漂うお醤油の香りの正体は、この記念館に隣接する現役の工場からのもの。
「醤油の匂いするなぁ!」なんて言い合う私たちは、残り僅かになってしまった行程を目一杯楽しんでいた。
マルキン醤油記念館は1980年に創業80周年を記念して、工場のひとつを記念館として改装開館した場所だ。
諸味から醤油を絞り出す工場だったここは、大正初期に建設された歴史ある建物である。
合掌造りとしては国内最大級で、1996年には国の登録有形文化財に指定されているそう。
残念ながらその写真は私が眩しそうな顔で写っているのでお見せできないけど、とにかく凄い場所だと知って頂ければ良いかな…!
主に醤油づくりの歴史や、江戸時代の醤油づくりの工程などが紹介されていた。
レトロな資料もチラホラ見られるし、知恵を絞った作業工程は非常に勉強になる。
こういう資料館に行くと、昔の人は本当に偉大だなと感じる。
先人たちの努力があったからこそ、今美味しい醤油が家庭に届いているのだ。
そう考えると感慨深いものがあった。
ちびっ子は夏休みの自由研究にも使えるかも。
開館時間09:00~16:00・休館は年末年始との事だが、こちらも要確認。
大人210円・子供100円。
記念館の隣にはお土産屋さんもある。
店内には名産地らしい『しょうゆソフト』やマルキン醤油などがリーズナブルに販売されていた。
私たちはここでお醤油をお土産に購入。
ここで購入したお刺身醤油は、私の家で大活躍した。
実用的なお土産を買うにはピッタリな場所だろう。
さて、和食文化で育った私たちには無意識的にも食欲を促す香りを背に、次いで目指すはランチ!
小豆島名物、生素麵を食べよう!と張り切る私たちだったが、店に向かう道路の時点で渋滞を起こしていた。
大変な人気らしい…。
それでも「待ってみようか、どうしよう?」と悩みながら、道路に立って案内をしてくれている店員さんに声をかけた結果、来店を取り止める事にした。
この店員さんがたまたまそうだったのかもしれないけど、はっきり言って感じがよろしく無かったのだ。
店名は何処とは言わないが、心から旅行を楽しんでいた私たちからすると正直ガッカリだった。
まぁ、この日は暑かったし…と精一杯のフォローだけしておこう。
気分を変えて、母は「他にも良い候補がある!」とすぐに目的を変更。
やって来たのは『田舎食堂大阪屋』!
親近感のわく店名。(笑)
めちゃくちゃ渋味のあるこのお店、かなりの人気店。
私たちが到着した時には既に5組くらいの列が出来ていた。
丁度お昼時だしね。
このお昼ご飯が終わってしまえば、2泊3日の小豆島観光の行程が終わる。
食堂のすぐ近くには既にフェリー乗り場が見えていた。
店内は満員御礼だったので写真に残していないが、飾られている物や待ちスペースに置かれた漫画までレトロな雰囲気だった。
全体的に昭和感漂う感じの店内。
海鮮系のメニューが充実したこのお店は、定食から単品まで豊富でメニューを選ぶだけで胸弾んだ。
そして、お料理はめっちゃボリューム満点なうえに美味しかった!
フェリー乗り場とも程近いし、日帰りで訪れた人とかにも是非おススメしたい飲食店だ。
お料理の写真が無いのが残念だが、家族みんな「美味しかった」と感想を残した。
営業時間11:00~16:00(夜は予約制)
定休日 水曜日
こちらも訪問の際は要確認で!
お腹いっぱいにご当地の美味しいご飯を食べて、幸せに満たされた私たち。
あっという間にフェリー乗り場に到着していた。
港側から見た田舎食堂大阪屋。
本当に近い。(笑)
小豆島はこの日も快晴で、海は美しく穏やかな波を寄せている。
私たちはフェリーを待つ間、海を眺めたりしながら小豆島で過ごす時間を噛み締めていた。
透明で綺麗。
やっぱり小豆島の海はどこか緑がかっている。
小魚が沢山泳いでいた。
帰りのフェリー船内では、しっかりと4人席を堪能した。
海を割って進む様子は、フェリーの先頭席から随分良く見えた。
段々茜色に染まる空にノスタルジックな雰囲気の中、私たち家族は楽しいお喋りを続ける。
『もしもここがゾンビの世界になったら』とかそんな下らないお喋りは尽きなかった。
多分私を含む4人全員が今回の旅行を特別に思っていたし、終わる事を惜しんでいたのだ。
両親は私が幼い頃から沢山の場所に連れて行ってくれた。
美味しいお料理とか綺麗な景色とか、旅行をする楽しさを存分に教えてくれたのだ。
かけがえのない思い出を本当にありがとう。
そして今回綴ったこの小豆島旅行も大切な思い出のひとつとなった。
少しでも記憶がある内に、ここに残せた事を良かったと思っている。
小豆島にご旅行の予定がある人や、興味を持っている人の参考になれれば嬉しい。
長く続いた香川県小豆島編無事完結。
小豆島、本当に素敵な所!
ここまでお目通し頂いて、ありがとうございました!!
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