皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。
先日、思い立って和歌山県へと1泊2日の車中泊旅へと出発した。
旅の道連れは、ルームシェア相手の親友ちゃん!
勿論いつもの事ながら携帯消毒液を持参して、感染対策を意識しながらの旅である。
大阪を出て3時間くらいのドライブを経て、最初に訪れたのは千畳敷だった。
到着時刻は15時を過ぎた頃、ナビ通り到着した千畳敷の無料駐車場は5~60台くらいは駐車可能な広々とした所。
千畳敷観光も駐車場も無料なので唐突に思い立ってやって来た私たちには有難いスポットである。
車を降りると眼下にはなだらかな岩肌が広がっていた。
と言うか、綺麗なのもさることながら最初の印象は「海風強っっ!!!」だった(笑)
少し離れると会話が成り立たないくらいに耳にも煩い強風。
特有の地形的な事が関わっているのかは分からないけれど、車から降りると何よりも最初に髪の毛がぐちゃぐちゃに乱れると思っておいて良いだろう。
注意としては、車の扉が風に煽られてしまったり夏場は帽子や日傘が飛んで行くといった事に気を付けておこう。
千畳敷は何度訪れてもその度に強風なのだ。
さて、早速散策開始!
千畳敷の名前の由来は『畳を千畳敷ける広さがある』事だそうで、その名の通り歩いて回れる範囲も広い。
主に砂から成る砂岩は、通常の岩よりも柔らかく太平洋の波風によって削られて独特の景色を生み出しているそうだ。
何とも不思議なマーブル模様の色味に、一見ツルンとしていそうな見た目だが岩肌に触るとザラっとしていて砂を多く含んでいるのだろうとわかった。
面白いのは、人工的に作られた階段なんかは設置されていないのに、そこかしこで足型みたいな凹みを見る事が出来る。
見る度に足をはめ込みたくなった私の図(笑)
こういう所を足掛かりに地層を降りたり登ったりするので、足が不自由な人や幼過ぎる子に散策は不向きだなぁ…と書いていて気が付いた。
駐車場の上から眺めるだけでも、なだらかな岩盤が見渡せるので参考までに!
凸凹の岩盤を進みながらその模様や不思議な色にキャッキャとはしゃぐ私たち。
暫く進んだところで来た道を振り返ると、そこには荒々しい光景が待っていた。
ずっと昔から太平洋の荒波に削られて時を経て、遥か昔の地層が現在に見えているのだと思うと凄く壮大な景色だ。
ちなみにこの時も風は強風、真冬の海風なのでめっちゃ寒い(笑)
凄いなぁ~!なんて言い合っている私たちの耳は寒さで真っ赤だった。
広い千畳敷の中でも海側に進めば、青い海も綺麗に見える。
所によっては、水飛沫が飛んできて迫力満点だ。
柵とかが一切無いので足元には気を付けて!
とは言え、余程無茶をしたりしない限り注意していれば問題ないだろうと思う。
岩肌が濡れている所とかはそもそも歩いていないので分からないけれど、先程も言った通り手触りにもザラザラした岩場なのでスニーカーで普通に散策している分には滑ったりはし辛いんじゃないかなと感じた。
さて、最後に千畳敷を訪れた感想だが、こういう自然の作った景観系で何の制限も無く自由に見て回れるって本当に楽しい!!(笑)
いつからここにあるんだろう、今見えているこの模様はいつの時代のものなのだろう?
最後に残念だった点として、岩肌を削った落書きを沢山見た。
これは千畳敷という場所が残念という意味では無く、この場所を訪れた人の極一部に残念な人がいるという事だ。
この壮観な自然がいつまでも残っていて欲しいと思う。
私たちの滞在時間は30分くらいだったけれど、さっと見て回るだけなら15分あれば十分かな。
夕陽に海も千畳敷も橙色に染まる景色もそれはそれは綺麗だそうなので、夕陽を狙って訪れてみても良いかもしれない。
アドベンチャーワールドや白良浜の近くなので、一緒に立ち寄ってみてはどうだろうか。
この時の私たちは千畳敷から程近い崎の湯温泉を目指していたので、夕陽を待たずに退却!
と言う訳で次回、日本最古の三湯のひとつ崎の湯!
ここまでお目通し頂いたあなたの旅の参考や癒しになっていたら幸いです!
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