皆さんこんにちはアラサーフリーターのmamuです。
先日Twitterにていつもの如く癒されていると、ひとりのフォロワーさんが訪れたという『ちいさなひみつのせかい』展示会のツイートを拝見した。
画面越しに眺めながらも私の瞳はキラキラと輝いていたに違いない。
その小さな世界に途端に魅了された私は所謂ミニチュアの類が大好きで、DIYした黒板にミニチュアフードのマグネットをコレクションしたりしている。
一応その様子はコチラで以前書いたのだが、とにかくミニチュアに目が無いのだ。
…と言う訳で、ワクワク弾む胸をそのままに早速行って来た!
そして先に言ってしまうと、あなたがこの記事に目を通しているその時にはもう『ちいさなひみつのせかい』大阪での展示期間が過ぎたという事だ…。
大阪の民には申し訳ないが、私も結構滑り込んだのだ。
そして、この小さな世界は次に愛知県・来年には新潟県での展示を控えているだろう。
と言う訳で!今回は日本各地にいるであろうミニチュア愛好家さん達が楽しんで頂けるように魅力を紹介しつつ、全てを見せ過ぎない事で愛知県・新潟県で展示会を楽しみにしている人達にも楽しみにして頂けれたら幸いである。
某日の梅田、私と親友ちゃんは『ちいさなひみつのせかい』展示会場にいた。
入場して直ぐにお出迎えしてくれるのは巨大なコンセント。
これにはびっくりしたが、普段何気なく見ている物が大きくなると見え方が新鮮だ。
この前で自分自身が小人になったみたいな写真が撮れてしまうので、それだけで大はしゃぎしてしまった。
いや、実際には他の来場者さんもいらっしゃるので随分小声だったけれど、束の間の小人体験は楽しいものだった。
そして早速視界に飛び込んだのは、小さいながらありありと生活感を感じる作品。
『友達の部屋』
…いや、凄すぎるだろ!と言うのが素直な感想。
「これ友達の部屋やねん」って写真だけ見せたら絶対信じてしまうクオリティー!!
壁に貼られたポスターやカレンダー、本当に誰か住んでいそうな気配を容易に感じる。
2017年作者さんが当時19歳の時自身の理想の部屋としてこの部屋を作ったそうだ。
きっと作者さんの頭の中では、小さな自分が本当に生活しているんじゃないだろうか。
実際に目にした私は小さな自分が部屋の中にいる想像をしてワクワクとした。
作者のMOZUさんのごあいさつにはこんな言葉が綴られていた。
一部抜粋、省略するが『ミニチュアを肉眼で見たときの可愛いらしさ、緻密さミニチュアの魅力というのは直接見ることでしか味わえない』と。
確かにここまで緻密な作品の魅力を写真や動画で十分に伝えるのは難しいだろうと感じた。
だって、絶対誰か住んでるだろ!(笑)
2014年制作『自分の部屋』
何とMOZUさんの初めて本格的に作ったミニチュアがこれだと言うのだから、その才能にビックリだ。
いや、きっと沢山の細かな計算や試行錯誤の上で造り上げた物なんだろうけれど、もし私が作品作りに着手していたらこんな素晴らしい物は間違いなく出来ないだろう。
何せ私は技術の成績万年2の不器用、先生すらもその教師生活の中でこんな不器用はいないと唸ったくらいである。
そんな私の手を窓から覗かせてみたら某少年誌の巨人漫画みたいな写真が撮れた。
部屋がリアルであればある程、比較対象があるとその小さな繊細さにハッとする。
私はフォロワーさんのアドバイス通りスマホをたっぷり充電してこの展示会へ向かった。
そして展示会を後にする頃には、小さな世界の写真がざっと200枚くらい増えていた。
教えて下さって本当にありがとうございます!
しかしながら、肉眼で部屋の中を覗く事をしなかった訳じゃ無く、写真を撮り終えたら一度立ち去り再度作品を覗いた。
そうする事で見える新たな発見、こち亀読んでる!とか細かい拘りを感じる壁紙の傷とか…もう全てに夢中になってしまった。
視点が不審人物のソレだが、今は置いておく(笑)
逆に窓側から覗いて見るとまた違って見える部屋…仮に誰もいなかったらずっと見ているんだろうなとしみじみ。
この『ゴミ捨て場』なんて、もう道端から運んで来たみたいじゃないか。
使い古された傘の先がしっかり黒い所もめっちゃリアル。
普段歩いていたら見向きもしないゴミ捨て場が芸術作品になって、それをこんなにも凝視する日が来るとは思ってもみなかった。
この作品、裏側から見てもめっちゃ楽しかったので、会場に行ける方は是非!
大阪会場のこのフロアには他にも作品が展示されていたけれど、ネタバレ防止につき次へ。
教室が忠実に再現された展示も本当に可愛い!!
これは余談だが、私が通っていた学校より綺麗。
会場では後にこの教室を舞台にしたコマ撮りのショートアニメを見る事が出来るのだが、肉眼で見るとその小ささにキュンキュンするのに映像だとその世界がミニチュアだと忘れる程精巧で感動した。
自分の席はあそこだと嬉しいな~とか、小声ながらキャッキャとはしゃぐ私たち。
黒板に書かれた居残り対象が10点以下って何点満点のテストなんだろう?とか眺めながら想像するとクスりとしてしまった。
そして、展示の見せ方が絶妙だなと感じたのは『こびとの公衆電話』
作者のMOZUさんの「こびとは部屋の中だけではなく、野外にもいるのでは」という発想も素敵。
箱の中を覗き込むとまるで夜の草むらにポツンと建った小人の公衆電話が浮かぶのである。
箱の中を覗きながら思わず息を潜めた。
だって本当にこびとが歩いて来そうだと思ったから。
この展示の箱には4カ所の穴が開いていて、其々から公衆電話を覗き見る事が出来た。
他の角度から見ても不思議な世界を覗き見ているみたいでドキドキしたので、機会がある人は覗き見て欲しい。
と言う訳で、まだまだ見所沢山のちいさなひみつのせかい展、後編へ続く!
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