皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。
今回は、夏のどうでもいい思い出を綴ろうと思う。
きつい残暑から、いきなり秋らしい気候になったけれど今年の夏は暑くて長かった。
日本各地でとんでもない気温が叩き出され、体感では毎日が猛暑であった。
そんな猛暑日尽くしの夏だったが、私とルームシェア相手の親友ちゃんはそれでも趣味の車中泊旅に出ていた。
普段車に乗る人なら共感頂けると思うが、真夏の車内は異様に熱い。
真夏の暑さが全く籠もらない車が発明されればきっと馬鹿売れ間違い無しだろう。
車内温度は車のカラーにも多少左右されるらしいが、調べた所70℃を超える事もあるそうだ。
普通に考えて70℃なんて到底人間が活動出来る気温では無い。
そこで活躍するのが文明の利器エアコン!!……なのだが、我々の車は馬鹿みたいにエアコンが効かないのである……。
これは車旅好きで長距離移動をする私達にとって大変な死活問題、修理を検討したがあまりに高額で車の買い替えを勧められる始末。
しかしマイカーは、他に不備も無くまだまだ走るので修理を諦めそのまま続投してもらっているのが現状だ。
さて、話は戻るが真夏の車中泊旅に繰り出した私達だが車のエアコンが効かない。
直接吹き出し口に手を当てれば冷たく、一応機能はしているもののその冷たさは座席に届かないのである。
その弱さを例えるならトイプードルの呼吸くらい弱い。
その上、車は四方八方が窓で太陽光が容赦無く照らすので風がある分車外の方が断然涼しい……まさに動くサウナと化すのである!
そんな車で真夏に旅なんてしてんじゃねぇよ、と自分でも思うが今はその事は置いておく。
とにかく、そんな車なもんで車内を如何に涼しくするかが最重要事項になってくる。
私達が試して効果を感じたのは、熱々のダッシュボードの熱気を抑える為に濡れタオルを置く!
これで弱々しいエアコンの効き目を少しでも手助けしている。
ちなみに使う濡れタオルに白色はNG、オススメは無地の黒や紺色です!(笑)
と、豆知識を披露したがそれでも元々エアコンがか弱いので車内はまだまだ暑い。
他にも走行中は窓を開けて熱気を逃がしたり色々工夫している。
残るは私達側がいかに涼を取れるかがポイントだ。
冷たい飲み物を飲んで水分補給をしたり、体内を冷やしたり……そして新たに導入したのが体感-3℃のボディーシートである!
ただ体感を下げるだけなので全く熱中症対策にはならないが、そこは水分補給で対策しつつとにかくサウナ状態から抜け出したかった。
とにかく体感だけでも涼しくなりたかった!!
真夏の暑さを思い出して欲しい……っ、そりゃもう切実な願いだ。
そんな私達からしてみれば体感-3℃のボディーシートなんて神具みたいなものであった。
暑い暑いドライブの最中、私達は早速ボディーシートを使用した。メンソレータムみたいなスースー系の香りにもうウッキウキである。
たかが-3℃されど-3℃……私達は顔から体から吹き出す汗を抑えるようにあちこち拭いた。
涼しく感じたい首周りや腕、脇とかめちゃくちゃに拭いた。
数分後…………スッキリはしたけど特に体感が下がっている感じはしない…………。
更に数分後………………何だろう………何か痛い………?
更に数分後…………………痛いな……?
えっ、えっ、腕が痛いけどそれよりも思い切り拭いた脇がめっちゃ痛いぞ……!
ヤバい脇めちゃくちゃ痛い……脇取れそうに痛い!!!!えっえっ、これって私だけ!?私だけなん!?!?
チラリと親友ちゃんを確認してみると、普通に運転しているけれど心なし数分前より汗を浮かべているように見える……。
あまり痛んだ事のない脇の痛みに無言で耐えてどれだけ経ったのだろう……気付けばボディーシート使用前より汗だくになっていた。
今一度チラリと親友ちゃんを見てみると一目瞭然でびしょびしょになっていた。
そして、その時びしょびしょになった親友ちゃんは絞り出すように言ったのだ「……めっちゃ痛い……」と。
「やっぱりそうやんな、私脇取れそう!」
私は嬉しかった、この痛みを共有出来る相手がいる事が。
私達はただ体感-3℃を手に入れたかっただけなのに、気付けば2人は痛みに耐えおびただしい量の汗をかいていた。
この日訪れた福井県の最高気温は38℃、私達はサウナみたいに暑い車の中で沢山笑った。
完!
※商品を悪く言う意図は無い、私達のお肌には合わなかっただけです。
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