皆さんこんにちは、アラサーフリーターmamuです。
自粛続きでお家時間が増えた昨今、テレビゲームも良いけれどずっとプレイし続けていると流石に疲れてしまう。
スマホにもアプリゲームが幾つか入っているけれど、黙々と個人で遊んでいるよりルームシェア相手の親友ちゃんとワイワイ遊びたい気分だった。
カードゲームに人生ゲーム…既存のゲームは一通り遊んだことだし、昔から身近にある物かつ簡単に遊べる”紙”と”ペン”を使うゲームに立ち戻ってみる事にした。
福笑い
お正月に遊ぶイメージがある『福笑い』が日本に定着したのは、明治時代の1868年頃からの事。
起源や由来ははっきりとしていないそうだが、完成品を見て皆で笑い合うという事から縁起が良いので新年を祝うお正月に遊ぶようになったのではないかと言われている。
ただ縁起が良い事なんて年中あって良いだろう。
笑う門には福来る!という事で、早速ノートとペンを準備した。
元来の福笑いのイメージは”ひょっとこ”や”おたふく”だけど、ここは思い切って現代風にアレンジしてみる事にした。
ブラウン系のメイクにリップはオレンジ系にしてみたりと、パーツ作りから少し楽しい。(笑)
一番のこだわりは長い睫毛だが…妙に現代風にしたせいで不気味である。
パーツは目・口・鼻・眉くらいの物。
後は台紙になる輪郭を用意すれば準備は完成だ。
【ルール】
・目を閉じるまたは、目を何かで目隠しする。
・目隠しの状態で順に顔のパーツを台紙に並べる。
・勝利条件には色々あるけれど、面白い顔の方が勝ち!だったり端正な顔立ちの方が勝ち!だったり事前に決めておこう。
私たちはとりあえず目を固く瞑っている事を前提に、『より端正な顔立ちの方が勝ち』という事でゲームをスタートした。
先攻親友ちゃんに指示されたパーツを手渡しながらも、徐々に完成していく福笑いに肩が揺れる。
そうして完成した親友ちゃんの福笑いがこちら。
随分いぶかしんでいる女性が完成した。
どことなくピカソとか其方系の雰囲気がある。
そしてここで分かったのは、目を閉じている相手が真剣に作っているのがコレという間の抜ける光景に思わず笑ってしまうのだ。
目を開いた親友ちゃんと私は完成した福笑いの表情に笑い合った。
福笑いの語源通りである。
後攻の私も目を閉じてパーツを手渡してもらう。
徐々に完成して行く福笑いに、パーツを手渡してくれる親友ちゃんの気配が笑っているのを感じて、見えていない私までニヤニヤしてしまった。
そうして完成したのがこちらだ。
顔のパーツが中心に寄っていて感情は読み取れない。
間違いなく言える事は、どちらの福笑いも端正な顔立ちでは無いと言う事だろう。
私たちは結局どちらが勝利かニヤニヤしながら話し合い、どちらも勝ちを譲らずに福笑いは終わった。
終始ユニークな表情の福笑いを前にすると良い意味で下らなくて、実に楽しい時間を過ごした。
ルドー
イギリスのファミリーゲームの代表格であるこのゲームは、ボードゲームとして販売されている。
近年で言えば世界中のあそびが詰まったゲーム『世界のアソビ大全51』にも登場していた。
しかし今回のテーマは紙とペンで遊べる事。
自宅でルドーを自作するなら用意するのは『紙』『色鉛筆』『人生ゲームのコマ』『サイコロ』
と言う訳で、ノートにルドーの基本ルートを手描きした!
ゲーム中に使用するコマは人生ゲームから拝借したので、正確には紙とペンだけでは遊べないけど…作ろうと思えばコマまで自作は可能である。
先に注意しておくと、このルドーというゲームは『険悪になる事間違いなし!』と言われるゲームでプレイし始めるととにかく長時間になる。
相手を蹴落としゴールを目指す様は、さながら桃鉄のアナログバージョンだろうか。
私と親友ちゃんの場合は2人でプレイするので特別ルールを執行していたが、それでも所要時間は裕に1時間を超えた。
本来のルドーは4色のコマで各々4人で対戦するのだ。
これ真剣にプレイしたら何時間くらいかかるのだろう…?
【ルール】
・サイコロで6の目が出たらスタート地点に立てる。
・サイコロで6の目が出るともう一度サイコロを振る事が出来る。
・サイコロを振って出た目の数だけ先へ進める。
・自分の色が4つ並んでいる場所へエリアを1周してコマが辿り着くとゴール。
・先に4つのコマ全てがゴールエリアに辿り着くと勝利。
なのだが…ここからがギスギスポイント!
そもそもサイコロで6の目が出ない限りスタートすら出来ない。(笑)
なので、最初はただサイコロを転がすだけのゲームと化す。
いざエリアにコマが出たとしても、他のプレイヤーのコマとコマの場所が被った場合はコマ置き場(写真で言う車の場所)に戻されて、また6の目が出るまで自分のターンで出来る事がなくなってしまうのだ。
満を持してスタート地点に立ったコマも、ゴールが目前に迫ったコマも全て平等に蹴落とし合う…。
まさに泥試合…。
しかしこれが面白い。
コマがエリアに出た後は、6が出る度に先に進むかコマが4つあるので他のコマをエリアに出すかとかで戦略を練ったり、他プレイヤーを追い越すか(追われる形になるので蹴落とされる確率が高くなる)とにかく頭脳と運で戦うのだ。
一応参考までにルドーをプレイしている実況者の動画を載せて置くが、長いので暇なときにどうぞ。
私と親友ちゃんの場合ギスギスという感じじゃなくて、互いが互いに応援し合う的な謎の熱気に溢れていて楽しかった。
ただ、私たちの場合は結構特殊だと思うので、あなたがプレイする際は険悪になる覚悟の上で楽しんで欲しい…。
ドット&ボックス
用意する物は正真正銘紙とペンだけでも大丈夫!
まず紙に点を描き込む。
プレイ人数は2人、色違いの色鉛筆を持ったら準備万端だ。
ルールは簡単。
ジャンケンで先攻後攻を決めて先攻から点に沿って1本ずつ線を引いていく。
これは所謂陣取り合戦で、線と線が繋がって□を作るのだが、陣地を取れるのはコの字の最後の線を引いて□を作ったプレイヤーだ。
□を作ったプレイヤーはその中に色を塗り、続けてもう1本線を引く。
その攻防を続けて最後に色が多かった方が勝ちという至極簡単なゲームなので、ものの数分で終わる。
これが終盤になるとコの字の場所が増えて連続で陣地を取られてしまったりするので、単純ながら結構面白いのだ。
この時のプレイは私の圧勝で終了したが、これまでも何度も親友ちゃんと遊ぶ定番ゲームになっている。
面白いのは前提として、紙と色鉛筆さえあれば簡単に遊べてしまう手軽さも後押ししているのだろう。
例え色鉛筆が家に無くても、色の塗り方を工夫するだけで遊んでしまえるので本当にお子さんの暇つぶしにもなっておススメ!
まとめ
今回は紙とペンを基本に使った家で遊べるゲームを紹介してみたが、如何だっただろうか?
紙とペンだけで遊ぶのは何も子供だけではない。
大人でも笑ったり頭を使ったりと、紙とペンだけで楽しい時間を過ごす事が出来るのだ。
何より簡単でコスパもかからないなんて最高である。
ちょっとした暇つぶしとしても楽しめるし、紙とペンだけの簡易なゲームでもがっつりと白熱する事も十分可能だった。
きっと私たちはこの先もこんな些細なゲームを楽しみ続けるのだろうなぁ…。(笑)
あなたももし気が向いたら手作りゲームを楽しんでみて欲しい。
紙とペンよりハイテク派なあなたは世界各国のゲームが集まった『世界のアソビ大全』をどうぞ。
あなたも良いお家時間を!
価格:3,983円 |
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