【ぼくのなつやすみ2】昭和50年8月の夏を堪能するアラサーの不定期記録3日目

釣りをしているところ ゲーム
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皆さんこんにちは、今回は不定期『ぼくのなつやすみ2』の3日目プレイ記録。

自粛期間の延長によりまだまだ引きこもり生活を続けている。

自然不足を補う為に青い海と緑が美しい富海(ふみ)の島で元気に走り回るボクくんを通してひと夏の思い出を疑似体験しようという趣旨だ。

時は昭和50年8月、おじちゃん夫婦が営む民宿から9歳の少年の冒険は始まる。

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8月3日 冒険の海へ

朝の始まりは変わらず公園でラジオ体操。

おじちゃん一家との朝食も済んで、すっかり大きな声で「いただきます」を言えるようになったボクくん。

子供の順応力の高さには目を見張るものがある。

成長の中で様々な事を感じ、吸収しているのだろう。

私はすっかり大人だけどボクくんの順応力を見習いたいものだ。

今日の天気も快晴、やはり食堂から見えるこの景色は最高だな…私もこの食堂で是非食事をしてみたい。

きっと心地良い気分になるだろう。

さて、今日は何をしようかな…絶対にしなければいけない事が無い自由なゲームの中で自分のしたい事を考えるのは楽しい。

とりあえず光ちゃんに占って貰って、おススメの場所でも聞いてみようかな。

このゲームの中で光ちゃんの占いは百発百中なのだ、将来占い師になった方が良いとボクくんに憑依しているアラサーは思う。

昨日立ち寄った公園に光ちゃんは座っていた。

この島に光ちゃん以外の女の子もいないし、少し寂しそう。

ボクくんは男の子だけど、この夏休みの間光ちゃんにも楽しい思い出が出来る事を願って話しかけてみたのだが、普通に占いを勧められた。

いや、占って貰おうと思っていたし有難いんだけどお喋りを期待していた私は少し寂しかった。

占い結果を全て聞き、順に全て回る事にした。

私はこのゲームの中で人間関係を重視しているので、出来る限り沢山の人と話そうと意気込みながら公園を出発。

とりあえず診療所に遊びに行こうかなぁ…と思っていると靖子姉ちゃんが家の外に座って読書していた。

良いなぁ~私も風を感じながら読書とかしてみたい。

私がこれをしようと思ったら全く景観も良くない共用スペースの廊下で読書する事になるので実践はしないけど、この島に住んでいたなら多分かなりの頻度で野外読書を楽しむだろう。

早速話しかけてみると靖子姉ちゃんは「可能な限り猫の視点の高さに近付いて本を読んでたんだ」と。

「猫の本なの?」

「んーん、ネズミの本!」との事。

なるほど…靖子姉ちゃんは感受性が豊かな子なのだろうなぁと思っていると。

「そろそろ中に戻ろうかな…ボクくんも一緒においでよ」とお誘い頂いた。

お邪魔しまーす。

「ここって中々素敵な場所だね」

おぉ、靖子姉ちゃんのお部屋は9歳の少年にも刺さるのか!

いいよね、私も素敵だと思う。

もしかしたら変わった構造だし、ボクくんも好奇心を擽られるのかも。

靖子姉ちゃんも「天井高いし結構いい線いってると思うんだ」と嬉しそう。

元々お父さんのお部屋だったよね?お父さんのセンス凄いと思う…なんて考えていると

「でも、大掃除の時ガラスを拭くのが大変なんだけどね…」って…。

めっちゃリアルな悩みやん…。

少年のボクくんはピンときているか分からないけど、私にはよく分かるよ靖子姉ちゃん。

この広面積のガラスを綺麗に保つのは現実を考えると本当に大変だろうなぁ…なんてしみじみしてしまった。

ダメだ、少年気分を忘れそうになった。

本来の目的に立ち戻って再び診療所を目指そう。

靖子姉ちゃんお邪魔しました!

川辺の小さな診療所、遊びに来たよーおじいちゃんと凪咲さん。

診療所の中にお客さんは居なかった。

早速ご挨拶、「今日も暑いね」と穏やかに言う凪咲さんは光ちゃん曰く最近綺麗になったらしい。

「全身が溶けてバターになっちゃうよ」というボクくんの台詞から相当暑いのだろう事が伺えた。

真夏の暑さを思い出してゾッとするけど、昭和50年の夏も現代と同じような暑さだったのだろうか。

次いでおじいちゃんとお喋り、話題は「ここって診療所なのに人体模型が無いね」みたいな感じだった。

ボクくんの学校には以前大きな人体模型があったそうだが、女性教師が怖がって片づけてしまったのだとか。

そういえば私の通っていた学校にも理科室に人体模型があったけど、最近の学校にもあるのだろうか。

「そういえば以前はここにも大きいのがあったのぉ」と言ったおじいちゃんに対して「先生が埋めちゃったあれですか?」と凪咲さん。

……え?

凪咲さんおしとやかに暴露「たしか顔が怖いっておっしゃってましたよ」。

おじいちゃんは「おや?」なんて首を捻って誤魔化していたけど…。

なんだこのおじいちゃん、かわいい。(笑)

凪咲さんとおじいちゃん2人の雰囲気もほのぼのしていて癒される。

また遊びに来ようねボクくん、このふたりずっと見てたいわ。

あと、ボクくん曰くこの富海の水は普段より美味しいのだとか、きっとミネラルたっぷりの湧き水が通っているのだろう。

病室にも立ち寄ってみたけど入院中の人は居なかった。

窓からは靖子姉ちゃん家の特徴的な丸い屋根が見える。

揺れるカーテンからこの部屋も風が気持ち良さそう~。

遠くに海が見えて入院中でも気が滅入らなさそうだ。

診療所に立ち寄ったついでに川を渡ったカブトムシの木を見てみたけど、ノコギリクワガタが1匹捕まっただけだった。

んーもっと違うクワガタが欲しいなぁとは思うけど、光ちゃんの占いで告げられた『昼間の物干し場』に急ぐ。

このゲーム設定を『のんびり』にしていても結構あっという間に時間が過ぎて行く。

私がそれだけ楽しんでいるからか、ボクくん自身が楽しんでいて体感時間が短いのか…もしかしたらその両方なのかもしれない。

診療所から民宿までの坂道を駆け下りて、一直線に物干し場へ。

そこではおばちゃんが洗濯物をしていた。

良い天気だねおばちゃん。

これだけ綺麗な快晴で暑い日なら、洗濯物も気持ちよく乾くだろう。

「汗疹になってないかな?」と心配してくれた。

ありがとうおばちゃん、ボクくんは大丈夫みたい。

と、話題は汗疹から天瓜粉へと移り「お風呂上りに天瓜粉を付けてもらうのが大好きだったんだ」とボクくん。

タケシとシゲルも天瓜粉のお世話になっていたと、懐かしそうに教えてくれた。

天瓜粉ってベビーパウダーとは違うのかな…?

ちなみにリアルの私は首の裏に汗疹的な物が出来ていて痛痒い。

と、どうでもいい報告をした所で民宿2階のキッチンで宿泊客サイモンの姿を発見した。

パスタを作っていると教えてくれたけれど、ボクくんには『パスタ』という単語が聞き慣れない様子。

サイモンは「スパゲティーだよ」と教えてくれた。

私は結構『パスタ』という単語を見聞きして来たように思うけど、そういえばいつ頃から『スパゲティー』は『パスタ』になったのだろう。

ちょっと気になる…。

私は勝手に洒落た店で出てくる物を『パスタ』、純喫茶で出てくる物を『スパゲティー』だと思っていたと親友ちゃんに話したら2人共大体同じ解釈で笑った。

話を戻すが、小麦から作ったものが好きだと話したサイモンはその理由を「おふくろの味ってやつかな」と教えてくれた。

めちゃめちゃ金髪の海外人サイモンから『おふくろの味』というワードが飛び出してそのシュールさに笑う私。

なんだかかわいい。

そりゃおふくろの味も白米文化の私たちとは違ってくるだろう。

他にもミートパイが好きなんだそうだが「日本ではあまり食べられないんだ」と。

昭和50年代の離島という舞台を考えるとミートパイは中々難しいかも…。

好物が食べられないのはかなり辛いね、パスタを自炊するのも納得だ。

サイモンとのお喋りを楽しんだ後、裏口から外へ出るとタケシとシゲルの兄弟が虫取り中だった。

「クワガタ、あんまりいないね…」と漏らしたシゲルに私も同意する。

砂糖水を作り忘れていたからだろうか、この日はあまりクワガタが捕れなかった。

しょんぼりするシゲルにお兄ちゃんのタケシは「貧乏草摘んだんじゃねぇか?」と…貧乏草って何?

すかさず「貧乏草って?」と質問をぶつけたボクくんと同じリアクションを取ってしまった。

タケシは「貧乏草を摘むと貧乏になる・昼顔を摘むと家が火事になるって親に言われなかった?」と言っていたけどボクくんも私も親に言われたことが無かった。

ちなみに貧乏草とは『ヒメジュオン』という花で、細かな花弁がかわいい花を咲かせる。

花言葉は『素朴で清楚』…貧乏草って呼んだりもするのか知らなかった。

多分私は幼い頃に絶対摘んでしまっている気がする。(真顔)

よし、このままの流れで虫相撲だ!

「キミ、今みたいに勝手に秘密基地に入ってきていいと思ってる?」とシゲルに言われてしまったけど、昨日に比べると刺々しさが無い。

不器用なシゲルも少しずつボクくんに心を開いてくれているようだ。

「ダメなの?」と戸惑うボクくんだったけど、それは冗談だったのか兄弟2人に笑われてしまった。

 ここでタケシから「虫相撲でクイーンカブトを倒したら正式に仲間として認める」と宣言され、それまでは見習い扱いだと告げられた。

だから笑ってたんだね?…しかしクイーンカブトなんて燃えるじゃないか、やってやろうじゃないかボクくん。

クイーンカブトに勝てたら秘密基地の上にある展望台に上がってもいいという事になった。

絶対勝ってやる!と燃える私だがタケシは「ある程度強くなってきたら出してやるから期待して待ってな!」と余裕を見せた。

いや、タケシは優しい子だ…ありがとう。

じゃあ早速手合わせ願おう!

1日でも早く展望台に行ってやる。

行け、ボクくんと私のオニクワガタ!

タケシが言うにはノコギリクワガタの天敵はオニクワガタらしいのでこの子を育てようと決めていたのだ。

昨日は1勝1敗だったけど、今日は頑張ってくれるだろうかとドキドキしているとグイグイ勝ち進んで行くオニクワガタ。

勝ちの数が増える度、益々画面越しに手に汗握る私だがボクくんも内心白熱している事だろう。

『弱い』の虫ランクを次々に打ち負かし、ステージは『強い』虫ランクへ。

3日目にしてここまで成長するとは!

出せる技も増えて技レベルもMAXのレベル3へと急成長、凄い。

そして遂にボクくんと私のオニクワガタが10勝した。

やったー!!!虫に名前を付けるという目標を3日目にして早くも達成してしまった。

命名『どすこいチャッピー』

快進撃に勇ましさを感じたので強そうな『どすこい』そして、ノコギリクワガタよりも小さな体から愛らしさを強調した『チャッピー』を選んだ。

命名後も快進撃は続いたけれど、この日は17勝目にして敗れてしまったのでここまでとなった。

お疲れ様、どすこいチャッピー新たな目標クイーンカブトに向けてこれから頑張ろう。

頼りにしてるよ!

以下どすこいチャッピーのアップ画像につき閲覧注意…。

虫相撲に白熱していると時刻は夕方前に迫っていた。

ここで、そういえばまだ洋兄ちゃんと会っていない事を思い出す。

よし、洋兄ちゃんのお家に行ってみよう。

緑の中を駆けるボクくんの背中に癒されながらも先を急いだ。

ちなみに自由研究の昆虫採集は目的地に向かいながら順調に行っている。

この道が洋兄ちゃんの家に続く道だ。

左手に海が見えるなんともワクワクする小道。

ちなみにここを右手に曲がると小川に出るのだけど、私は過去にここで晩御飯を飾る大物を釣ったのでまた後日釣りもしようと思っている。

奥は畑かな?

何の畑なんだろう、何にせよ蝉の声が染みるこの場所も素敵な雰囲気で癒された。

さて、洋兄ちゃんの家に急ごう。

軽トラックが停まっているけど多分動きそうもない。

家の目の前から直接海へ続く階段がある此処が洋兄ちゃんの家だ。

当然のように不法侵入するボクくん…。

無邪気な少年に悪意は無い。

お家の雰囲気は物が乱雑に積まれているけど、古民家っぽい感じ。

土間があるお家って個人的に憧れる。

しかし、お家の中に洋兄ちゃんの姿は無かった。

お庭に出て捜索するもどうやら留守のようだ。

庭の一角にはロケットの製作基地みたいな所がある。

これにはきっとボクくんもワクワクした事だろう。

私だってワクワクする。

残念ながらこの日は会えなかったけれど、また会いに来よう。

夕飯へ強制連行される前にしたい事…よし、釣りでもしようかな。

晩御飯を飾る大物を狙って釣りをスタート。

見えているあれ…何の種類だろう、結構大きそうだ。

暫く釣りをした成果はコチラ。

209ミリのメバル

103ミリのキタマクラ2匹同時釣り

そして190ミリのボラ

残念ながら大物は釣れなかったけど夏休みは始まったばかりだ、気長に行こうと思う。

せっかく海辺に立っている事だし、そのまま海で泳ぐ事にした。

洋服も靴もそのままに海へダイブ!

都会っ子だとは思えない大胆さに拍手。

しかし富海の海はいつ見ても綺麗だ。

透き通った海面から見える真っ白な入道雲が堪らない…。

溶けそうなくらい暑いと話していたし、めっちゃ気持ち良いんだろうなぁ~!

スイスイ泳ぐボクくんの泳ぎは誰が見てもめっちゃ達者なのだけど、上の画像の左上に注目して欲しい。

ハートの隣に書いている4という数字はボクくんが所持している王冠の数。

このぼくのなつやすみ2には『ジェットサイダー』というサイダーの王冠がそこかしこに隠されていて、ジェットサイダーの王冠を集めれば集めるほど水中で息が続くようになるのだ。

そう、私が肩たたきをして購入しようとしていたのは王冠を目当てにしたジェットサイダーなのだ。

息が長く続けばそれだけ海中を冒険できるという事。

そんなの集めるしかないだろう。

という訳で、数々のプレイから培った記憶を辿り海中に隠れた王冠を少し集めた。

その内もっと深い海まで冒険に行く為に探しているのだけど、水音が心地良くてそれだけで心癒された。

そういえば光ちゃんの占いで夕方の船着き場に行くと面白い事があると言われたので、船着き場まで泳いで上陸。

外はすっかり茜色に染まってノスタルジックな雰囲気になっていて、そこには船頭さんと看護師の凪咲さんが並び立っていた。

ふたりの会話は特段親しげという訳ではないけれど、どうやら船頭さんは凪咲さんが気になっている様子…。

「今年は帰省されるんですか」とか「ご実家は?」なんて質問を凪咲さんに投げ掛けていた。

もしかして光ちゃんが言っていた凪咲さんが綺麗になった理由って船頭さんだったりするのだろうか…?なんてニヤニヤしている内にふたりの会話は終わった。

まだ会話は続くのだろうかともう一度話し掛けてみると、ボクくんがぶっこんだ。

「おにいちゃんはこのお姉さんが好きなの?」

おい!!!!

純粋故のど真ん中ストレート…!

これには船頭さんもタジタジだ。

そんな素直な反応をしてしまったら凪咲さんにバレてしまうぞ!と私の方が焦った。

何とか誤魔化した船頭さんをよそにボクくんが追撃。

「お姉さん、男の人に騙されちゃダメだよ」

おいおい!!!!!(笑)

それ以上言ったらアカンやつ!!

しかし動揺する船頭さんをよそに凪咲さんは余裕で笑っていた。

ん~…?これは脈ナシでは…?なんて事は流石にボクくんも言わなかった。

少年ボクくんにはそこまでの事は分からなかったのかも。

と、ここで強制夕飯タイムへ。

実は船着き場に行く前に食堂に寄って晩御飯クイズに参加していたのだけど、どうやら私が選んだイカメシでは無さそう。

連続正解を狙っていたのに残念…。

この日の一家の会話は洋兄ちゃんのロケットについてだった。

タケシが言うには以前海に落ちたロケットは深いところに流されてしまったそう…。

次こそ真っ直ぐ飛ぶロケットを飛ばそうとしている洋兄ちゃん、その為には以前飛ばしたロケットの部品が必要なのだ。

フフフ…このボクくんが取って来てあげようじゃないか!

その為にもジェットサイダーの王冠を集めているのだ、安心して任せて欲しい。

食後は富海の美しい海の話題。

この海にはクラゲがいないんだね、と話すボクくんにおじちゃんは「潮の関係であまりいない」のだと教えてくれた。

どうやらボクくんはクラゲが好きらしい。

プカプカ浮いてて気持ち良さそうだし、見た目も可愛いとの事。

だよねー、私とお揃いだ。

水族館とかに行くとクラゲのエリアで足を止めている事が多い。

と、話が逸れたけどシゲルは「クラゲは食べるのが好き」なんだそうだ。

シゲルが言っているのはキクラゲの事だろうけど、あれはクラゲじゃないんだよ…!(小声)

大笑いする一家を眺めながら私までほっこりした。

さて、夕飯も済んだところで今日は夜の島を歩くことにする。

光ちゃんの占いで夜の靖子姉ちゃん家をおススメされたのだ。

夜に女の子の家に行くのはちょっと気が引けるけど、ここは平和な富海の町。

気にせず出発。

夜になると靖子姉ちゃんのお家は幾分も素敵な雰囲気だ。

虫の声だけが響く夜に靖子姉ちゃんが流しているクラシックの音色が小気味良い。

早速お邪魔すると靖子姉ちゃんは笑顔で迎え入れてくれた。

こんばんは、お邪魔します!

靖子姉ちゃんのお父さんが音楽好きでレコードを沢山集めていたそうで、この時流れていたのは靖子姉ちゃんのお気に入りなのだとか。

靖子姉ちゃん高校1年生だよね…お洒落過ぎる。

そして、靖子姉ちゃんのお父さんは絵描きさんだったのだと教えてくれた。

そうか、芸術的な事を生業としている人だったからこんな素敵なお家を建てたんだね。

少しずつだけど、靖子姉ちゃんの事を知って行くのは楽しいものだった。

靖子姉ちゃんのお父さんが描いた絵は富海の海中の絵だった。

靖子姉ちゃんも其処がどの辺りなのかは分からないそうだけど、この景色も見付けられたら嬉しいなと思う。

お喋りは終わってしまったけど、せっかくここまで来たのだし正面玄関からお家の中も覗いて見よう。

お邪魔します。

威風堂々お宅訪問…ボクくんの表情から何ともシュールだ。

黒電話が味を出すお洒落空間。

と、ここで聞き馴染んだ優しい声が。

「ずいぶんと可愛いお客さんが来たようじゃ」

そう、診療所のおじいちゃん先生は靖子姉ちゃん、そして光ちゃんのおじいちゃんである。

リビングでは光ちゃんがテレビを見ていた。

「勝手に入っちゃってごめんなさい」と素直に謝るボクくん。

一応悪い事だとは思っていたんだね。(笑)

ちゃんと謝れて偉いぞ!

だけどおじいちゃんは怒っていないみたいだ。

「ここは田舎なもので玄関を閉めておく習慣などないのじゃよ」

私には考えられないけど、田舎の方の親戚は未だそんな感じだし富海みたいな離島だと本当にそうなのだろう。

この後に続いた「この家も、そしてわしの診療所もじゃ」というセリフに診療所は大丈夫なのか!?と思ったけど、この島なら大丈夫そうだ。

「好きなときに勝手に入って休んでいきなさい」

おじいちゃんの声も言葉も優しくて心地良い気分になった。

真っ直ぐにありがとうとお礼を言えるボクくんも本当に良い子だ。

その後のお喋りでおじいちゃんは73歳だと発覚したのだが、ここで『数え年』という言葉と出会った。

当然よく分かっていないボクくんにおじいちゃんはその意味を教えてくれた。

数え年とは昔の歳の数え方で、生まれた日に既に1歳として数えたのだそうだ。

そしてみんな正月で年齢が増えたので「大晦日に生まれると次の日にはもう2歳になるのじゃ」って、それ同じ2歳でも凄い差が生まれるのでは…?

だから今では数え年が使われていないのかもしれない。

おじいちゃんと話すとリアルに「ほぉ!」ってなるので本当に面白い。

沢山教えてくれて有難う!

よし、次は光ちゃんとお喋りしよう。

今朝の公園では占いの事しか話してくれなかったし…なんて思っていたけどリベンジならず。

「明日どこに行けばいいか占ってあげようか」って、ここでも占い少女かい。

まぁ、光ちゃんが楽しいなら良いんだけど…占いはまた翌日にお願いします…。

という訳で、お邪魔しました!

お父さんが画家さんだったから家中に絵が飾られていて実にお洒落なお宅だった。

本当ぼくのなつやすみに出てくる家ってどこも可愛いなぁ…。

ここで、砂糖水を作っていなかった事を思い出したので食堂のキッチンにて砂糖水を作った。

明日からどんどん活用してクワガタを大量捕獲してやる。

そして私が密かに気になっていた晩御飯クイズの正解は見事に不正解だった。

この日は『金目鯛の煮付けとイカシューマイ・青菜炒め』、全然イカメシじゃなかった。

おばちゃんからはこんな事を言われた。

「冷蔵庫には朝ごはんの材料も入っているから注意してね」だって。

ちなみに冷蔵庫の中身はこんな感じ。

イカが目に付いたから正解だと思ったんだけどなぁ~残念。

この後タケシとシゲルとお話したり、サイモンとお話したりしていると夜更かしし過ぎたようでボクくんを眠気が襲った。

しまった…明日の朝はラジオ体操出れないね…ごめん!

絵日記の内容は虫相撲で勝ったことだった。

ボクくんも余程嬉しかったのだろう。

そしてこの日の夢はクラゲの夢だった。

3日目も中々に充実した内容で私は存分に癒された。

次は何をしようかと考えている今も楽しい。

あ、一応アサガオに水遣りも忘れなかった自分偉い。

つづく

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コメント

  1. […] ちなみに前回の記録はコチラにお目通し頂けると幸い。 […]

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