【岐阜県3】情緒ある水の町,郡上八幡を堪能した車中泊旅

宗祇水 日本旅
スポンサーリンク

皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。

自粛が明けた瞬間を狙って、念願だった岐阜県へ車中泊旅に出た私と親友ちゃん。

前回、郡上八幡のいがわ小径をガッツリ観光した私たちは漸く町歩きへと出発した。

一応前回の様子はコチラ

記念館で頂いた地図を片手にのどかな町並みを行く。

郡上八幡の町並みは、観光地らしさもありながら素朴でどこか懐かしさを覚える田舎の風景を残していた。

有名で人気の多いお土産屋さんが所狭しと並んでいるという風じゃなく、地元の方が平穏に生活している雰囲気がそこかしこから漂っていたのだ。

私たちは、そんな静かな町並みの中を実に嬉々と歩いた。

遠くに見える山と空、町並みに私の胸はワクワク弾む。

駐車場には、私たち以外の他府県ナンバーの車が何台も停まっていたけれど町中ですれ違うといっても些細なものだ。

そして、流石は『水が生まれる町』なんて言われる郡上八幡、道路横の側溝には蓋がされていたけれど耳にはずっと水音が届いて心地良かった。

とにかく雰囲気が良すぎる。

いがわ小径に続いて目指していた『やなか水の小径』は、徒歩で5分程度の場所にあって住宅街の中に突如として現れる景観に驚いた。

角を曲がるだけで、清涼感あるお洒落な小径が現れたのだ。

かわいい模様を描く石造りの小径!

ここにあるのは水船では無かったけれど、それでも涼やかに流れている水はやはり綺麗だった。

江戸時代に防火と生活用水の目的で整備された水路だと観光パンフレットに書かれていた。

きっと江戸時代の姿のままでは無いのだろうけど、水路を引いたのは先人の方たちなのだから凄い事だ。

本当にちょっとした小径なので、数分とかからずに立ち寄る事が出来た。

そして、小径の先には再び情緒的な町並みが続いている。

私たちからしてみれば、キャッキャとはしゃぐこの道も地元の方からしてみれば普段の道なのだろう。

道路の用水路しかりだが、郡上八幡は歩けばすぐ側に水が張り巡らされていた。

歩いていて気が付いたが、水路は碁盤状の形で町中に巡っているようだった。

前回の郡上八幡旧庁舎記念館の説明時に全焼したとサラッと触れたが、郡上八幡はその昔大火事に数回見舞われてきたそうだ。

そんな背景があれば火事を警戒するのは当然の事、その結果町中に水路が張り巡らされたのだろう。

民家の軒先には、現在も消火用のバケツが吊るされているのを見る事が出来た。

民家なので写真は割愛させて頂くが、あなたが訪れた際は探してみると面白いかも。

次いで私たちが向かったのは宮ケ瀬橋の手前にある『サンプル工房』!

私たちが訪れた時は、大好きなフルーツ苺フェアが開催されていてテンションが上がった(笑)

町家造りの赴きあるこのお店は、店名の通り食品サンプルの展示販売や食品サンプル作り体験が出来るお店である。

軽い足取りで踏み込んだ店内には、所狭しと本格的な食品サンプルが並んでいて私の瞳はあからさまに輝いていたに違いない。

自身のお土産に小さなメロンパンが付いた耳かきを購入!

お砂糖の照り感も焼き目の色味も最高ではないだろうか!

使い心地に関しては全く考えていなかったけれど、滑らかな木製で◎です。

お店のショーケースも苺尽くしでめっちゃ可愛い~!

本当は食べられるんじゃないかと思う程美味しそうなサンプル…見ているだけで本当に楽しかった!

購入品にホクホクしながら店を後にして、次いで宗祇水(そうぎすい)を目指す。

郡上八幡のシンボルである吉田川を渡り、本町へ入って左手に看板がでていたので道音痴でも迷う事は無かった。

これまた雰囲気の良い小道だ。

この先二輪車の通行禁止の看板も立っていたので、自転車で旅をされている方は注意。

更に『この道路は、大変滑りやすくなっていますので歩行に十分注意してください』との注意書きも。

私たちが訪れた秋口や夏場なんかは平気だろうけど、雪深い岐阜県の冬には注意が必要な道なのだろう。

小道を抜けた先に宗祇水はひっそりとあった。

宗祇水(そうぎすい)は、日本の全国各地に点在している『日本名水百選の第1号』に指定された湧き水である。

郡上八幡城の城下町らしさ満点の石畳であるこの場所は、『水の郷百選』にも選ばれた名スポットなのだ。

確かに覗いて見て見れば、湧き水は無色透明に澄んでいて町中の本当に其処かしこから水が生まれているのだとしみじみとした。

冬場は確かに足を運ぶのに少し難儀な道かもしれないけれど、その代わりに冬場のみ宗祇水へ続く隣の小道には路地行灯が並んで雪景色を照らす光景が見られるそうだ。

まだまだ太陽光の眩しい秋口の郡上八幡も本当に素敵だったけれど、冬場にも銀世界の光景を見て見たいなぁ…。

私たちはその後、すぐ側の石段から川のほとりに出て水に触れたりして少し遊んだ。

川の中には何やら魚を捕まえている人の姿とかもあって、眺めているだけでも楽しい時間を過ごせた。

最後に旧庁舎記念館の目と鼻の先にある『明宝ジェラート』さんに立ち寄る事に。

この日は最高の観光日和、湿気が無く涼やかながら日差しが強く汗をかくほどの良いお天気だったので是が非でも食べたくなったのである(笑)

関東を中心に日本全国にチェーン展開している人気のジェラート屋さん!

私たちは、ピッコロ(2フレーバーのカップ)¥460円を半分こ前提で1つ購入。

私と親友ちゃんが各々で好きなフレーバーをひとつずつ選んだ。

店先には12種類の魅惑的なジェラートが沢山あってミックスベリー・和栗・ほうじ茶・キウイ…。

惹かれるままに目移りしながらも私が選んだのは期間限定フレーバーだったパイナップル!

親友ちゃんは、人気No1の飛騨牛乳を使用したふるさとミルクを嬉々と選んでいた。

いただきまーす!

観光後の火照った身体に甘さが染みた。

美味しい!!!

ふるさとミルクはミルキーみたいな風味で美味しくて、パイナップルは缶詰のパイナップルみたいな甘さとサッパリとした後味が爽やかなジェラートだった。

正直、お値段は割高だなと思っていたけれど、吉田川の青さを眺めながら食べたジェラートは最高の思い出となった。

駐車場料金は丁度2時間で250円!お安い!

最後にちょっとした余談だが、次の目的地を目指す道中立ち寄った道の駅の公園にシーソーを発見したので、私たちは大人ながら全力で遊んだ。

大人になってシーソーしてみると脚力が段違いなのか、上に跳ね上がった時に絶叫系マシンを彷彿とさせる浮遊感が襲うのだ。

これもまためちゃくちゃ面白かったので、楽しくて良い思い出。

水の町、郡上八幡…本当にまた訪れたい素敵な風情漂う所だった。

ここまでお目通し頂いたあなたにも郡上八幡の魅力が伝わっていたら幸いだ。

次回、付知峡編へ続く!

コメント

タイトルとURLをコピーしました