【夏の北海道2】2019年07月祖母と行くベストシーズンの北国:富良野の穴場エメラルドグリーンの沼と大地を彩る四季彩の丘・過去旅行

四季彩の丘 グルメ
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皆さんこんにちは、本日の夕飯は豚しゃぶアラサーフリーターのmamuです。

前回書いた祖母と行く夏の北海道編第1弾登別温泉に続き、今回はその2日目富良野の穴場スポット・エメラルドグリーンの沼と美瑛を鮮やかに彩る四季彩の丘観光編を書いて行こうと思う。

バスの車窓から流れるは、何処までも雄大に続く大地。

本当に何処まで続いているんだろう?と不思議な感覚になった。

北海道は本当に広いのだと自身の目で見て実感する。

それはこの日の朝のニュースでも感じたのだが、北海道の天気予報はやたらに長い!

これは私が大阪という決して広くない土地に住んでいるからだろうけど、他府県含むざっくりとした天気予報を見慣れていた。

北海道の天気予報は当然道内の事を告げ、道東は雨だとか道央は晴れだとか教えてくれたのだが。

そもそも同県内でここまで細分化された天気予報をここまで長く見た事が無かった。

大阪なんてどこも同じようなものなのに、北海道は天候から気温まで様々違うのだから見ていて面白かった。

それだけ北海道は広いのだと、当たり前のことを噛み締めたものである。

そうこうしている内に到着したのは富良野市内から約10分、鳥沼公園。

ツアーが”穴場”とうたっている通り、この時は駐車場に他の観光バスや車は停まっていなかった。

どうやら他に観光客はいないらしい。

今回ブログを書くに当たって、この鳥沼公園についても調べてみたけど他府県の観光客より地元の道民に親しまれている印象を受けた。

勿論2019年時点よりも有名にはなっているのだろうけど。

降り立った鳥沼公園は夏の太陽に照らされて、イキイキと茂る木々がこれでもかと輝いていた。

とにかく緑が目に眩しいくらいだ。

人間は疲れると本能的に緑を求めると聞いたことがある、この鳥沼公園に行けば一発で回復するだろう。

自然な木をそのまま生かしている為かイメージする”公園”とは印象が異なり、自然の野山へ遊びに来たような景色だった。

しかし見所は他にある。

ワクワクと弾む胸で祖母の手を取り、心地良い木漏れ日の中を進む。

この公園の見所として、美しい沼があると旅のしおりに書いてあったのだ。

到着前のガイドさんの「エメラルドグリーンの美しい沼です」という言葉に想像を膨らました事を妙に覚えている。

私はそれだけこのツアーを楽しんでいたのだろう。

一方の祖母は「沼って言われても…」と半信半疑だったけれど、沼を一目見てその表情を変えた。

想像していたエメラルドグリーンとは違った。(笑)

だけど、この沼は私たち含むツアー客を一瞬で魅了した。

沼の水は非常に透明度が高く、優雅に泳ぐマスの姿まで鮮明に見て取れた。

泳いでいるのが鯉では無く、マスという所も北海道らしい。

この沼はその透明度故に、周囲に立ち並んだ木々に付いた葉をそのまま映して緑色に輝いていたのだ。

まじまじと覗き見てようやく水との境が確認できた。

耳を澄ませば聞こえる鳥のさえずり、蝉の声。

観光時間は数10分と短かったけれど、北海道観光の最初から満たされた気分になった。

ガイドさんによると見頃は5月~7月、また10月中旬からは紅葉に染まる水面が美しいとの事。

アイヌ語で『チカプ・ウン・トー』”鳥のいる沼”という意味があるそうだ。

湧き水が湧いているので凍ることの無い不凍沼で、この地域では珍しいという事も教わった。

北海道には不凍湖がいくつかあって、真冬に凍らない洞爺湖なんかも見た事がある。

しかし、凍らない”沼”を意識して見たのは初めての経験だ。

満面の笑みで2人記念撮影をして、次の目的地へと走り出したバス。

この頃には祖母は同じく参加していたツアー客の女性グループと仲良くなっていた。

自身の祖母ながらその社交性に感心する。

そして、女性同士の楽しいお喋りはいくつになっても賑やかなのだと、見守った。

次いで到着したのは、美瑛・四季彩の丘!

この日はこの北海道旅行中で1番の晴れ空だった。

営業時間は季節によって異なる。

4~5月・9時~17時

6~9月・8時30分~18時

11月・9時~16時

12月~翌2月・9時~16時

3月・9時~16時30分となっている。

その季節によって咲いている花の数や種類も異なるので、入場料金も変動する。

これは、あなたが訪れる時に調べた方が確実なので記載は避けるが、この季節の7月~9月は高校生以上500円。

(高校生以上)障がい者、団体・400円

(小中学生)障がい者・200円

小学生未満無料との事。

とにかく敷地が広大だ…決められた観光時間内で歩いて回るのは難しそう。

広さは約15ヘクタール…東京ドーム約3個分…?
もう全然わからないけど、とにかく広い。

と言う訳で、園内を15分で1周するトラクターバスのノロッコ号への乗車を即決。

ノロッコ号乗車料金は入場料と同額を別途支払った。

遠くに見える鮮やかな花々が既に綺麗!

この四季彩の丘は入場してすぐにテンションが上がる、THE観光地だった。

美瑛を訪れたらここに立ち寄ると絶対に間違いない。

多数の観光バス・レンタカー・地元の観光客と大変な賑わいを見せ、客層も様々。

そんな様々なお客さんが乗り合わせたノロッコ号は、いよいよ雄大な大地へと出発した。

波打つような丘を力強いトラクターがガタガタと走る。

晴天の空に一面に咲いた花、そこを行くノロッコ号に揺られて、私はドキドキしていた。

目の前をカラフルな景色が横切って行く。

『四季彩の丘に行くなら7月』と聞いていたけど、全くもって美しい景色だった。

サルビア・マリーゴールド・フロックス・なでしこ・ダリヤ・ケイトウ…本当にどれだけ咲いていたのだろう。

時折停車するノロッコ号から降りて、丘の上から記念撮影も出来た。

なだらかな丘に規則正しく植えられた花は、自然と人間の力が合わさって出来た光景。

ノロッコに乗り合わせた乗客も皆一様に楽し気な声を上げる。

その例に漏れず、私たちも瞳を輝かせていた事だろう。

昔から草花が好きな祖母は、色彩豊かなこの丘をいたく気に入った様子だった。

パッチワークのように続く花の絨毯と、遠くに見える山々が清々しい。

きっと冬場には何処までも続く銀世界が北の大地の広さを教えてくれる場所になるのだろう、と想像したりした。

調べてみると、冬のウィンターシーズンにはスノーモービルやスノーラフティングが楽しめる様子。

他にもアルパカ牧場という、ふれあいとエサやりが出来る施設も別途、入場料と同額を払えば利用可能。

これは訪れた時に思った事だが、時間に余裕があるなら歩いてじっくり回る事もできるけど。

とにかく広いので祖母のように膝が痛かったり、体力に自信が無かったりすると難しい。

四季彩の丘は入場料は良心的だけど、入場後園内で別途課金して楽しむ施設なのだ。

花の手入れや維持を考えると仕方がないだろう。

集合時間が迫ってあっという間に花の世界とお別れの時間。

出入り口付近で『ロール君』というかわいいキャラクターを見付けた。

なんとも言えない表情が愛らしいロール君、1個辺り約400キロと結構巨大。

「どうやって作ったんかなぁ、大変!」と祖母と話した楽しい思い出。

出入り口付近には売店とお土産屋さん・レストランもあって、私たちはその売店でソフトクリーム(¥300円)を購入した。

これがサッパリしていながら濃厚で本当に美味しい!!

夏場の火照った身体に心地良く染みて、未だに忘れられない味となっている。

それもその筈、近くの牧場から毎朝届く出荷されたばかりの新鮮な牛乳を使用しているのだとか。

牛乳は比較的涼しい環境が生産に適しているので、北海道の牛乳で作った乳製品は至極とされているのだ。

美瑛は農業と酪農で有名な町『美瑛のソフトクリームは何処で食べても美味しい』と言われている通り、本当に絶品だった。

北海道の夏は気温こそ高いものの、湿気が無く爽やかな暑さだ。

汗は浮かぶものの、不快感は一切なく涼やかな風を吹かせる。

まだまだ無数に花の咲く景色を目に焼き付けていたかったけど、私たちは美味しいソフトクリームに心満たされながらバスに乗り込んだ。

次回、富良野・美瑛観光後編、神秘的な青い池とラベンダーの富田ファームへ続く!

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コメント

  1. […] 前回緑の景色を反射する鳥沼公園と自然のパッチワーク四季彩の丘を堪能した私と祖母は、バスに揺られて青い池を目指していた。 […]