最近ではテレビCMやニュースでもその名を聞くPCR検査、それを自宅で出来るってどんな感じなん?
と、漠然と思っていたらルームシェア相手の親友ちゃんから「家でPCR検査するで!」との報告を受けた。
それは見学するでしょう。
という訳で、今回は自宅から受けるPCR検査キット見学記をお送り致します、アラサーフリーターmamuです。
とは言えPCR検査ってふんわり理解してるけど一体なんやねん…。
PCR検査ってなに?
簡潔に言えばウイルスに含まれる特定の遺伝子を検出する事で感染の有無を調べる検査方法のこと。
PCR検査はポリメラーゼ連鎖反応の略で、鼻の粘膜や咽頭から細胞を採取して調べるのだ。
インフルエンザの診断を受けた事のある方なら経験があるかと思うが、鼻に長い綿棒を突っ込まれるあの痛いやつだ。(経験者)
あの痛っい方法にトラウマを感じているmamuだが、無自覚無症状でも発症後どの時点でも有用。
ただ、既に発症してしまっている場合は9日以内であれば唾液からの検査も可能になる。
これは余談だがPCR検査は1983年には誕生しており、犯罪捜査で犯人特定などにも用いられている。
新型コロナウイルス感染症の流行によって、よく耳にするようになったが実は様々な分野で用いられているのだ。
自宅で出来るPCR検査キット
さて、PCR検査が何物なのか理解した所で自宅で出来るPCR検査キットの見学!
親友ちゃんがその手に持って来たのはA4サイズのクッション茶封筒。
今回親友ちゃんは会社の政策として検査するとの事でフリーターと社員の違いをまざまざと感じたが、気付かなかった事にしよう。
早速開いてみると入っていたのは数枚の取り扱い説明書やプライバシーポリシー等の重要事項書類、そしてPCR検査キット一式。
届いたPCR検査キットはCMで聞き覚えのある【にしたんクリニック】さんのもの。
説明書を真剣に黙読する親友ちゃんの隣で検査キットを観察するmamu。
透明のプラケースに入っている物体…大きさは手の平サイズと想像以上にコンパクト。
検査キットなんて言うからもっと物々しい大きさを想像していたけど、こんなに小さいのかと拍子抜け。
しかし、素人でも自宅で簡単に出来る物であることが前提だろう。
このサイズ感なら気負う事もないかも。
なんて観察を続ける私の隣からスクリと立ち上がった親友ちゃんは洗面所に消えて行った。
私も説明書を読んでみると成る程、こちら側にも少々準備が必要なようだ。
採取前の準備
・採取前30分程度は飲食、歯磨き、うがい薬を使用したうがい禁止。
・採取前はなるべく清潔な場所で手洗いし、水で軽く口をゆすぐ。
たったこれだけで良いようだ。
幸い夕食は随分前に済ませてむしろ腹ペコ状態なので親友ちゃんは準備万端。
さあ、いざ採取!
採取方法
プラケースに反射していて見え辛くて申し訳ないが、まずは右側の青い物体を手に取った親友ちゃん。
隣にセットで付属されている筒に取り付ける。
説明書によるとこの青い物体は漏斗、筒が唾液保存容器。
漏斗の用途はというと喉のマッサージに使用。
謎の親切感…。
ウイルスが溜まり易い喉元に刺激を与えてから唾液を採取するのだ。
これで行程1は終了、漏斗とはさよならです。
後は唾液保存容器の指定されたメモリまで唾液を採取することになる。
さすがに唾液採取中を見学する変態性は無いので見学を中断…していたのだが
「唾出えへん!」と苦戦する声が別室から聞こえる。
注意事項として泡等がなるべく入らないように気を付けて正確な量を採取しなければならないとの記載があった。
必要量は然程多い訳では無いのに意識すると難しい!とのこと。
確かに地味に難しそう。
「酸っぱいもの想像してみたらどうかな、頑張って!」なんて私は叫ぶ事しかできないが、ものの1、2分で無事採取できたようだ。
親友ちゃん曰くレモンの画像を見たとの事で、薄いアドバイスが生きて良かった(笑)
では次の行程、上に載せた写真のmamuが摘まんでいるあの小さな赤い輸送液なるものを採取した唾液に足し入れる。
これでPCR検査に必要なサンプルの準備は万端!
ここまで本当に5分程。
後は付属されているバーコードシールを保存容器に張り付けたり吸水シートでしっかりと保護したり、簡単な梱包作業。
返信用BOXの組み立て方法もイラスト付きで解説されているので、図工の成績2の私や親友ちゃんみたいな不器用でも簡単だった。
あとは切手を貼って郵送、結果を待つだけ!
結果通知
こちらのPCR検査キットは唾液サンプル到着後1日以内にメールで報告を受ける事がでる。
親友ちゃんの場合、休日を挟んでいなかった為か翌日にはコロナ感染陰性の通知が届いた。
と言うか、検査結果の受領方法はこちらで選べるものではなく、強制的にメールで受け取る事になる。
親友ちゃんの同僚さん達はみんな1、2日で結果が届いているみたいなので対応は非常に迅速だなと感じた。
注意事項
こちらの検査キットは無症状、無自覚の人が対象のようなので、既に発熱などの何らかの不安な症状がある場合には適していない。
また、検査結果の正確性、完全性を100%保証するものでは無い。
にしたんクリニックさんの基準を満たしているみたいだが、実際に陰性と診断された方が陽性だったなんてニュースも聞くしそんなものなのかもしれない。
まとめ
自宅で出来るPCR検査キット見学記、いかがだったでしょうか。
私としては多少の事前準備はあるものの面倒くさがり屋さん、不器用さんでも短時間で簡単にできるなという印象を受けた。
無症状だけどクラスターだったらどうしよう…。
無自覚の内に身近な人に移してしまっていたら…なんて考えると不安だ。
そんな時に使用すると安心するし、病院に赴かなくても良いので使ってみようかな~と思う。
使うかな~………使うかな…???
いや、使わなくていい時代になるのが一番!!!
コメント
[…] PCR検査とはそもそも何なのか?というのは以前の『PCR検査キット』にて簡単に紹介しているので、そちらを見て頂けると良いかも。 […]