【ぼくのなつやすみ2】昭和50年8月の夏を堪能するアラサーの不定期記録5日目

ぼくのなつやすみ夕方の公園での会話 ゲーム
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皆さんこんにちは、アラサーフリーターmamuです。

これは、PS2ぼくのなつやすみ2海の冒険篇をゆるっとプレイする記録となる。

自粛に次ぐ自粛で自然不足に陥った私が元気な少年ボクくんに憑依して、自然豊かな富海の町を楽しんでやろうという魂胆だ。

舞台は昭和50年の8月、瀬戸内海に浮かぶ離島。

親戚のおじちゃんが営む民宿に夏休みの間だけ預けられた少年のひと夏のストーリーだ。

今回も私は少年になったつもりで全力で遊んだ。

前回の記録はコチラ

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5日目 はじめまして

無事近所の公園でラジオ体操を済まして、民宿の食堂で朝食を囲むおじちゃん一家とボクくん。

ここでボクくんからの質問が。

「ねぇ、この家のすぐ横を流れてる川は、なんて名前なの?」

多分ふと疑問に思っただけで、ちょっとした雑談のつもりだったんじゃないだろうか。

しかし、あの川に名前は無いらしい。

おじちゃんに至っては「川?そんなのあったっけ?」と、存在も意識していないくらいだ。

きっと昔からあって、そこにあるのが当たり前で、改めて認識する事が無いのだろう。

そういう物って無くなった後にふと思い出したりする物なんじゃないかなと思う。

おじちゃん一家との会話の流れから、何とボクくんがその川の名付け親になる権利を与えられる事になった。

これはボクくん責任重大!

大人でも川の名付け親になる機会など早々無いだろう。

シゲルに「変な名前付けるなよ」なんて釘を刺されながらも、朝食は賑やかに終わった。

川の名前かぁ~…当然私自身もそんなの付けた事が無いし迷ってしまうな…。

どうせなら少年らしく厨二っぽい名前とかどうだろうか、きっと同年代のタケシやシゲルは『かっけぇ!』ってなると思う。

…数年後確実に黒歴史になるから強くはおススメしないけど。

おじちゃん家を出ると玄関先におばちゃんが立っていた。

何でも若い女の人から予約の電話があり、1人旅でこの民宿に泊まりに来るそうだ。

「あれ、明日だったかな?」と、今日か明日かあやふやなまま玄関先で待っている様子。

おばちゃんは、ちょっぴりおっちょこちょいさんみたいだ。

のんびりしたこの町で暮らしている故のおおらかさとも言えるのかも。

アラサー目線で民宿の稼ぎがある事に内心安堵したのは秘密だが。

…だって、ねぇ?宿泊客がカメラマンのサイモン1人だと不安だろう…。

しかしこの夏休み中に関わる人が増えるのは嬉しいなぁ~と胸躍らせた私だが、結局この日にお客さんは来なかった。(笑)

右側がボクくんのアサガオ。

日々忘れずに水遣りしているから、順調に背丈が伸びている。

この調子で1位を狙う気満々だ。

さて、今日も今日とて占い的中率100%の光ちゃんの元へ急いでいると、公園へ向かう道中でタケシとシゲル兄弟に会ったのでご挨拶。

どうやらザリガニを捕まえていたそうだ。

あ、ちなみに朝の会話でボクくんが名付け親になることになった例の川は写真の左側のやつである。

シゲルが「ザリガニは釣りのいいエサになるんだ」と教えてくれた。

ちょっとずつだけど、打ち解けてきている感が嬉しい。

これからもっと仲良くなれるようにこれからも沢山話しかけたいと思う。

話題は少年たちのザリガニに戻り、ボクくんはこんな素朴な疑問を投げかけた。

「アメリカザリガニじゃなくて日本のザリガニはいないのかな?」

そう言えば、ボクくんが今まで捕まえたザリガニはみんな赤い色をしていた。

答えてくれたのはシゲル。

それもロケット中学生こと洋兄ちゃん曰くだが「日本のザリガニがいないのは、日本にアメリカザリガニが来たからいなくなったんじゃなく、日本のザリガニは元々秋田より北にしかいない」のだそうだ。

ボクくんは素直に感心した様子だった。

それはボクくんと夏休みを共にしている私も同じで、秋田より北にしか日本のザリガニがいないのは昭和50年という時代背景からか、今現在もそうなのか気になる所…。

このボクくんの時代から現在までそう変わっていない気もするけど、自然環境は大きく変化しているんじゃないかなぁと。

ザリガニ事情について知っている人がいたら教えて欲しい。(笑)

その後、今日どこに行けば良い事があるか占い少女光ちゃんに見て貰ってから、光ちゃん家の愛犬ケン坊にご挨拶。

動物大好きアラサーと夏休みを共にしているボクくんは、必然的に動物好き少年と化す。

こんな大きなワンちゃんを飼えるなんて羨ましい!

と言うか、私もなでなでしたい。

島を1周しつつ自由研究の昆虫採集を進めていると、お墓の辺りですこぶる怪しい人物を発見した。

…キョロキョロしている様子が不審過ぎて、最早墓荒らし。

私だったら話しかける勇気は無いけど…今は好奇心旺盛な少年ボクくんだ。

不審人物「ねぇキミ、この辺でロケット見なかった?」

…うん、ロケットを自作している洋兄ちゃんだな。

はじめまして、申し訳ないが知りません…。

ボクくんも質問の内容からこの人物が洋兄ちゃんだと察したようだ。

洋兄ちゃんは自分の事を知っている見知らぬ少年に驚きながらも、こんな話をしてくれた。

当面の目標は真っ直ぐ飛ぶロケットの作成で、今使っている固形燃料は中々難しい事。

そして、学校の計算機で推力計算してみると、洋兄ちゃんの自作ロケットでも宇宙の高さまで上がる可能性があるという事。

好きこそものの上手なれ、凄いじゃないか洋兄ちゃん!

最後に「実際に届くわけないんだけどさ…」

なんて呟いてしまっていたけど、何かに夢中になれるのは素敵な事だ!と外野のアラサーはワクワクしていた。

微力ながらロケットの部品であるバルブの捜索はボクくんに任せて欲しい。

まだ発見には至っていないけど…。

何度もプレイしている筈なのに、記憶力の低下だろうか。

ちょっと不安である。

しかしこれはボクくんには関係ないので、洋兄ちゃんと会った事を早速靖子姉ちゃんに報告しに走った。

真っ青な空が浮かぶ坂道を疾走する小さな背中が眩しい。

家にいる靖子姉ちゃんに話しかけて見ると、ボクくんも私と同じ気持ちだったらしく「洋兄ちゃんと会ったよ」静かに言った。

靖子姉ちゃんは動揺した様子だったけど、「今はロケットに夢中って感じ」というボクくんの言葉に天を仰いだ。

ボクくんの立位置が怖すぎるけど、偶然なので勘弁願いたい。

「ちっちゃい時から機械いじりが大好きだったもんなぁ」

どこか嬉しそうに懐かしむ靖子姉ちゃんの声色が切なくて、きっとボクくんも疎遠になった幼馴染ズを応援したくなった事だろう。

とりあえず少しずつだ。

この日の仲良し作戦は完了!そろそろ虫相撲に行こう。

ここから虫さんの画像に注意。

主力のどすこいチャッピーの他にもクイーン対抗勢力を育てておいて損は無い。

という訳でノコギリクワガタとかも育てているが、中々いまいちだ。

どすこいチャッピーに次ぐ名持ち戦士は早々現れない。

そもそもタケシとシゲルの兄弟はアカアシクワガタとかキンオニクワガタとか強そうな虫を持っているのに、私の手持ちは未だノーマルのノコギリクワガタとオニクワガタだけなのである。

やはり虫が大量に採れるという砂糖水を仕掛けた木へ早朝からダッシュした方が良いのだろか…。

新人の伸びに悩んでいた私だが、この日どすこいチャッピーは快進撃を続け20勝した。

凄い!!(笑)

24勝から一気に44勝まで勝ち上がったのだ。

これはクイーンいけるのでは!?

大興奮する私と画面の向こうで平静なボクくんの温度差が滑稽なくらい嬉しかった。

多分ボクくんだってタケシとシゲルの手前、はしゃがないだけで内心めっちゃくちゃ大興奮しているに決まっている。

その後、海へ勝利のひと泳ぎへ繰り出したボクくんの背中はどこか誇らしげだ。(気のせい)

海中でのお目当てであるジェットサイダーの王冠捜索は虫相撲とは裏腹に成果は無かったけど…あっという間に夕方になってしまった。

夕方の公園では前日同様サイモンが夕陽の写真を撮っていて、橙色に染まる公園が何ともノスタルジックな時間を作っている。

少し離れた波止場から響く船のエンジン音が聞こえる公園の土管には、診療所でお世話になっている凪咲さんがひとり佇んでいた。

明るく声を掛けるボクくんに答えた声は、ぼんやりしている。

昼間見る様子と雰囲気が違っているし、ボクくんに分からすともアラサーには分かる…何か悩んでいる様子だ。

「どうして波止場に行かないの?」というボクくんの純粋な疑問に凪咲さんは「大人の事情…」と答えただけだった。

先日まで船頭さんにガンガン言い寄られていたし、海外の人の話題を逸らしたりする凪咲さん。

今凪咲さんが佇んでいた場所も、実はサイモンが撮影をしている直ぐ後ろだったりする。

…詳しい事情は知らないが察する私。

これ、子供の時プレイしていて何も思わなかったけど、本当大人がプレイしても面白いストーリーだなぁとしみじみ感じる。(笑)

凪咲さんの恋愛模様も今後見守るという事で!

船頭さんはどうしているだろう、と波止場を見に行くとぼんやり腰掛けていた。

「お、ボクちゃん、今さっきカモメが何か光る物をくわえていたよ」

「結構でかいんだよ、なんだろうね」

本当になんだろう。

もしかしてロケットの部品…?

いや、それよりも船頭さん絶対凪咲さんの気持ち知ってるやん。

もしかしたら、凪咲さんが言う大人の事情とは船頭さんが当たって砕けたという意味かもしれない。

…切ねぇ。

この日は結局おばちゃんの夕飯メニュー当てクイズにも間に合わず、川の名前を決める重大任務もすっかり忘れていた。(笑)

食後はコツコツ肩たたきしたお小遣いが80円になったので、40円のジェットサイダーを2本購入!

より深海に潜る為の王冠を2つゲットした。

一応補足しておくとこのやり方が合っているとかではないし、しっかり探して自らで王冠を集めたい人は他の物を購入して楽しむのもアリだと思う。

何せぼくのなつやすみは何をして過ごすもプレイヤーの自由なのだから!

今回のプレイはここまで!

この日のボクくんの絵日記は洋兄ちゃんと出会った事だった。

うん、何だかこの日は富海の人たちの人間関係を垣間見る日だったように思う。

元気一杯のボクくんがどこまで感じ取っているかは分からないけど、靖子姉ちゃんと洋兄ちゃんを仲良くさせたいのは確かだろう。

あと、自由研究の昆虫採集も順調!

この日は新しい虫を6匹捕まえた。

次は何をして遊ぼうかなぁ~…あ、川の名前…!

つづく

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