【滋賀県1】日本一大きな湖にそびえる鳥居・白髭神社と近江舞子ビーチを散策して松ぼっくりに足を取られるアラサー車中泊旅

日常
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皆さんこんにちは、携帯消毒液とマブダチのmamuです。

今回は2021年03月27日、親友ちゃんと滋賀県を観光した思い出を残したいと思う。

前置きが少々長いので、写真が見えるまで読み飛ばして貰っても構わない。

私たちは以前から桜を見に海津大崎へ出向こうと話していた。

昼間なんかはすっかり春らしい陽気になって来た昨今、金曜の夜中から出発して桜を見てやろうと計画していたのだ。

海津大崎と言えば『日本の桜名所100選』にも選ばれていて、約800本もの桜が琵琶湖沿いに立ち並ぶなんとも見応えある名所。

私たちは2年前の春、偶然にもその絶景を目の当たりにして「また見に行きたいね!」と話していたのである。

入浴を済ませて、車中泊の準備を進めながら脳裏に蘇る桃色の景色。

しかし、いざ調べてみると海津大崎の桜は遅咲きで有名らしくまだ開花していないとの事だった。

え、楽しみにしていたのに…。

内心ショックを受けた私は、しつこく桜の様子を検索し続けた。

そしてこの日の前日に撮影された桜の様子を発見し、静かに諦める事にした。

そこに写っていたのは大半がまだ蕾の枝で、そこに2つ程花が開いていたのだ。

私たちは短い会話の中で予定を変更し、桜を諦めて他を観光する事にした。

海津大崎の桜は惜しいが、それが無くても滋賀県は魅力的な所だ。

勿論、携帯消毒液とマスクをしっかり持参!

真夜中2時半頃、軽自動車は滋賀県高島市に向けて走り出した。

そんな時間から…と思うかもしれないが、朝4時までに高速に乗るとETCに割引が付く。

いつもながら貧乏旅。

お気に入りの音楽を口ずさみながら、到着したのは道の駅・藤樹の里あどがわ!

ここを車中泊場所と決めて、眠りについたのは朝の5時くらい。

辺りには長距離トラック、そして私たちと同じように車中泊する車が停まっていた。

余談だが座席をフルフラットにする際に親友ちゃんは左肩を負傷した。

これを書いている今も、未だ痛がっている。

目覚めは朝9時、静かだった道の駅は一変して活気に溢れていた。

Twitterのフォロワーさんが休日はいつも盛況なのだと教えてくれた。

その通り本当に盛況で、人気の道の駅なようだ。

人さまが多かったので写真は撮れていない。

人々で賑わっているその空気感だけでワクワクと弾み始める胸。

朝食にはおススメ頂いた焼き鯖寿司を頂こう!と意気揚々出向いたのだが、時間が早かったのかまだ陳列されていなかった…。

それならばもう一つおススメされたお蕎麦でも!と張り切る親友ちゃん。

券売機に×マークを見付けて顔を見合わせた。

それでも諦め切れず「あの…お蕎麦って」と尋ねたのだが、提供は11時からとの事だった。

朝は朝食セットを提供している様子。

私たちに「ごめんなさいね!」と口を揃えるフードコートの厨房さんは、本当に感じの良いマダムたちだった。

折角おススメ頂いたのに…っ!と本当に残念だったけど、マダム達の温かい人柄に心が晴れた。

こういうのって対応ひとつで感じ方が変わるものだから大切だと私は思う、マダムたちありがとう。

おススメ品は次のお楽しみに取っておこうと素直に思えた。

代わりに購入したのは、たこめし!

しっかりと味が染みているし、甘くて美味しかった。

少々ご飯とタコの比率が気になったけど、ボリュームもしっかりあってこのお値段。

しかも美味しいのだから、たこめしを選んで良かった!

親友ちゃんは牛カルビ弁当を選んで「何処でも食べられる味やけど、美味しい」とコメントを残した。

さて、朝食を済ませて目指すは白髭神社!

日本一大きい湖・琵琶湖の中にそびえる鳥居が見られる神社だ。

世界遺産の厳島神社を彷彿させる光景から”近江の厳島”なんて呼ばれている。

道の駅・藤樹の里あどがわから車で約10~15分くらい。

神社横にある駐車場は結構な具合で混雑していた。

収容は50台なので駐車出来ない事は余程でない限り無いだろう、多分。

はい、こちらが湖に立つ大鳥居の様子。

知らなかったが、近年パワースポットとして有名なんだとか。

以前訪れた際はコーン等も無くもっと綺麗に眺められたのだが…。

残念に思ったが、鳥居を挟む道路の手前に『道路横断禁止・大変危険です』と警告が貼り出されていた。

辺りに信号機は無く、国道のカーブ手前に位置している大鳥居。

これを間近で見ようと参拝客が横断するのは本当に危険だと感じた。

この日、国道は神社駐車場に駐車するにも流れが止まらず苦労するくらいだった。

時間帯によるのだろうが、この国道は交通量が多い。

参拝にやって来て事故に合うなんて本末転倒、神社からもいい迷惑だろう。

という訳で、素晴らしい写真は撮れなかったが、私たちは警告に従って参拝する事にした。

老若男女問わず危険な国道を渡り、写真を撮る人の姿が多かったのが非常に残念である。

道路を横断せずとも鳥居はある。

まぁ、湖の中では無いけど。

白髭神社と書いて『しらひげ』と読む。

創立は約2000年前、全国に点在する白髭神社の総本社が此処だ。

コロナ対策の為にお鈴は撤去されていた。

社名から察する通り白髭神社には、延命長寿の神様がお祭りされている。

白髪で白いひげを蓄えた神様なんだとか。

しかし、それだけでは無く縁結び・子授け・開運・交通安全・商売繁盛などなど人生の道を開く神様として広く信仰されているようだ。

そしてこれは余談だが、白髭神社の付近には古墳が点在している。

この場所は古くから何らかの特別な場所だったのかもしれないと思う。

また、境内には有名な歌人の歌碑が沢山ある。

人が多かったので写真は無いが、紫式部・松尾芭蕉など小学生から聞き馴染んだ著名人の歌碑だ。

中でも松尾芭蕉は実のところ、近江で詠んだ歌が一番多いと言われているそう。

私たちはしっかり5円玉を賽銭箱に入れて参拝した。

いい天気で風が爽やか。

帰りがけにお宮参りのご家族とすれ違ってほっこりした。

これは車内から撮影したもの。

駐車する事は出来ないが、湖側を走行していると大鳥居が綺麗に見える。

親友ちゃんは「前はもっと近付けたのになぁ。」と残念そうだったが、この写真で喜んでくれた。

逆光でシルエットしか写っていないが、肉眼だと紅い大鳥居が湖に建っている様は優美だった。

以前訪れた際は夕方で、橙色に輝く湖面と鳥居のコントラストが綺麗だったと記憶している。

窓を開いて香る春風も実に心地良い。

この日は気温16度と温かくお出かけ日和、親友ちゃんも運転が気持ち良さそう。

次いで目指すは、近江舞子のビーチ。

こちらも数年前の夏に親友ちゃんと訪れて泳いだ思い出の場所。

今の季節なら人も居らず、また違った魅力があるのではと思っての事だ。

ナビに誘導されるまま直進しているとキャンプ場を突っ切る事になり、少しスリリングなドライブ道。

舗装されていない道をガタガタ進んだ。

以前はこんな感じだっただろうか…?と記憶を探る私たち。

「おぉ…!?みたいな変な声がでて何故かジワジワ笑ってしまう。

同じ近江舞子のビーチでも全然違う場所に到着してしまった。

私と親友ちゃんは極度の方向音痴である。

当初の目的地とは違ってしまったが、到着した近江舞子ビーチキャンプ場はやはり美しい場所だった。

松が茂るキャンプ場にはチラホラと自然を楽しむ人の姿が見えた。

青をたたえてキラキラ輝く湖面は雄大に広がっていて、まるで海と見間違う。

琵琶湖を訪れた事がある人ならば、その大きさに日本一を実感するだろう。

幼い頃は海と琵琶湖の違いが分からなかった。

写真が斜め、相変わらず雑で申し訳ない。

透明に透き通っていて、本当に綺麗だ!

夏場になったら沢山の人で賑わうのだろう。

「晴れてて良かった!」と2人で言いながら、少し手を浸けたりして楽しんだ。

海と違って冷たいので注意。

そして車への道すがら、私は松ぼっくりに足を取られて危うく転びかけた。

咄嗟に両手を上げてバランスを取る姿は実に滑稽だろう…。

結構な感じで恥ずかしかった。

犯人はコイツだ。

私は昔から鈍くさいタイプのままドジっ子に育った。

しかしアラサーにもなるとドジっ子では無く、ドジな人になってしまう。

まぁ、親友ちゃんが笑顔になってくれたので良し!

あなたが訪れる際も足元に転がっているかも、注意して歩いて欲しい。

親友ちゃんは「とにかく綺麗!夏場でもこんだけ人が居らんかったらなぁ~」なんて事を漏らしていた。

それはとんでもない贅沢だろうけど、私もそう思ったり…。(笑)

少し長くなってしまったので今回はここまで。

急遽の旅に事前に決めた行程は無かったが、とても有意義で良い旅だった。

滋賀県に足を踏み入れた事の無い人に少しでも魅力が伝わればと思う。

次回近江八幡編もお目通し頂ければ幸いだ。

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