皆さんこんにちは、ずっと前からゴリラ好きアラサーフリーターmamuです。
今回も2018年08月、家族旅行・香川県小豆島編第5弾スタート!
前回よく分からないけど素敵な場所で美味しいパスタを食べた我々は、今度こそ道の駅オリーブ公園を目指した。
そして数分と経たぬうちに本来の目的地へと辿り着いた。
…これは今だから思うけど、あそこもオリーブ公園の敷地だったのでは??
調べてみても確証が取れないので真相は闇の中…。
さて、気を取り直してオリーブ公園にやって来た私たちのお目当てはギリシャ風車!
小高い丘に建つ真っ白な風車と瀬戸内海が美しい有名スポットだ。
オリーブを使ったお土産が沢山売られているオリーブ記念館で箒を借りられるので、箒を借りてテンションが上がる私たち。
その名も『魔法のほうき』。
このオリーブ公園は実写『魔女の宅急便』のロケセット、ロケ現場があるのだ。
魔女宅と言えば箒である。
しかし小豆島とは映画セットが点在していたり町ぐるみで美術館をしていたりと、本当にアートの島だと書いていて実感する。
道中オリーブ農園を横断した。
約2000本あるオリーブの木は圧巻だ。
青々としたオリーブがそこかしこに実を付けていた。
花言葉は『平和』だそう、素敵。
その雰囲気はどこか日本離れしていて、異国情緒を漂わせていた。
夏場に一番暑くなる昼下がり、オリーブ園を抜けるとギリシャ風車の丘が目に飛び込んだ。
さすが人気スポットだけあって、沢山の人で賑わっていた。
中には黒いワンピースでばっちり決めている人の姿もあった。
そういう楽しみ方もめっちゃアリだと私は思う。
ここからの景色も綺麗!
ギリシャ風車前でのお決まりに則って、箒に跨りジャンプして写真を撮る。
すると、作中のキキみたいに箒で飛んでいる風な写真が撮れるのだ。
私は高いヒールを脱ぎ捨てて、ここぞとばかりに跳んだ。
恥など無い、むしろ全力で楽しまねば損というやつだろう。
ここでは家族4人共にそれぞれ素敵な浮遊写真を撮ることが出来た。
余談だが、地面が芝生だろうと真夏に裸足はめっちゃ熱い…っ。
同じくヒールを脱いで跳んだ母も「めっちゃ熱かったな」と感想を残している。
女性の方は気を付けて!
すっかり魔女宅気分が盛り上がった私たちは、アニメ版の主題歌とかを歌いながら次の目的地を目指した。
基本私の家族は私含めてすぐに歌う。
ちょっとびっくりするかもしれないけど、ご機嫌な家族だなくらいに思って頂ければ幸い。
そうしてご機嫌に向かったのは、実写版魔女宅のグーチョキパン店ロケセットだった『ハーブショップコリコ』!
キキが居候するパン屋さんはこの時、雑貨屋さんとしてオリーブ公園内にあった。
敷地に入ると植えられたハーブの香りがしたのを覚えている。
敷地内にはお洒落な電灯が。
この日の暑さを考えると、割と本気でこんな感じになりそうと内心思った。
お店は小ぢんまりしていて、かわいいという表現にぴったりな雰囲気。
店内を全て見せる事は出来ないので少しだけ。
深い緑の壁紙がかわいいコリコのお店は、比較的若い女性客が多かった。
雑貨好きの私と母はじっくり店内を見て回って満足したのだが、そんな中弟は真剣な様子でアクセサリーを眺めていた。
女性向けの物しか無い気配のアクセサリー。
弟は彼女へのプレゼントを選んでいたのだ。
しばらく経って良いプレゼントが見付かった様子の弟、これには内心ほっこりする姉であった。
ちなみに、この道の駅オリーブ公園には他にもフォトジェニックな映えスポットが沢山ある。
私たちが小豆島観光した中でこの場所が一番若い人が多かった。
こうして充実した昼下がりを満喫した私たちは、次いで小豆島霊場第60番・江洞窟(ごうどうくつ)を目指した。
昔は潮が引いた時にしか参拝出来なかったお寺だ。
海沿いにあるこの江洞窟は、昔この地を訪れた弘法大師が悪魔を洞窟に封じたと言われている。
駐車場は無料で、大体5台くらい駐車出来た。
そう言えば、神社に鳥居があるのは何となく分かるけど、お寺にも鳥居があった時驚いた事はないだろうか?
これは江戸時代に神社とお寺を一緒に建てる事が多かった事も理由のひとつなのだが、平安時代には”神様も仏様ももともと同じ”という考え方が浸透していたからだ。
後々ふたつの違いを改定したけど、今でもあべこべな時代の名残が残って今に至るそう。
さて、話を戻すが江洞窟は本当に海のすぐ側にあった。
参観時間は09:00~16:00。
海とお地蔵さんが雰囲気を醸し出す。
悪魔を封じた後、洞窟には弁財天様が祀られている。
首から上(頭痛・脳・ちくのう・中耳炎)の病気にご利益があるそうで、弁財天様なので金運アップを祈願する人も多いそうだ。
半地下にあるお寺、洞窟の中に入ると岩肌に大きな丸い球の石があった。
1枚岩の岩肌なのに、まるで違う岩を埋め込んだような滑らかな球体。
自然に出来たものだそうだが、一体どうしてそんな形になったのか漠然と考えたものである。
長い年月や自然が織りなす光景は圧倒的に雄大だったのだ。
悠久の時に侵食した波の影響か、はたまた神秘的な力がそうさせたのか…不思議な感慨を覚えた。
神秘的で厳格な雰囲気は到底文章では伝えられない。
そして残念な事にこの岩肌の写真は載せる事が出来ない…っ。
本当に申し訳ないが、もしあなたが興味を持ってくれたなら、あなたが訪れる時のお楽しみに取っているのだという事にしよう!
さて、この江洞窟は海の中に8仏・山の岩場に5仏がある「13仏」の強力なパワースポットだ。
画質は悪いが拝殿の写真。
江洞窟の中には他の参拝客も居らず、私たち家族で貸切だった。
その静寂がまた神秘的な空気を膨らませていた。
すると、ここに来てご住職登場!
このご住職が大変気さくな人で、江洞窟の事を惜しみなく教えてくれる。
「結構遠くから来る人もいてるよ!」という情報も教えてくれた。
ご住職に解説頂きながら参拝出来るって贅沢過ぎないだろうか?
書いている今も貴重な体験だったと振り返る。
この右手側に摩尼車と呼ばれるものがあった。
写真には写ってないが、ご住職のお話を前にスマホをかざす事は出来ない。
摩尼車では家内安全・息災延命・病気平癒・交通安全などを祈願するものだそう。
御真言も住職に教えてもらって、家族全員復唱しながら参拝した。
「オン マニパドママ」と唱えながら車を回して行くと願いが叶うとの事。
そしてご住職、関西人顔負けによく喋る。(笑)
私たち家族はご住職と和やかにお話ししながら、パワースポット江洞窟を堪能した。
大変興味深く勉強になる時間を過ごしたと思う。
いつか崩れてしまうと言われている岩の御神体…この時見られて本当に良かった。
あの不思議な空気は中々味わえないものだと私は思う。
あなたもその”いつか”が来る前に訪れてみてはいかがだろうか。
さて、次いで目指したのは『樹齢千年のオリーブ大樹』!
営業時間09:00~17:00。
定休日無し、駐車場無料。
その名の通り、小高い丘にある樹齢千年のオリーブの木だ。
駐車場に他の車は停まって居らず、こちらも家族で貸切となった。
先程のご住職のお話と照らし合わせると、多分私たちはたまたま人が去ったタイミングで訪れているのかも。
お気に入りのBGMが流れていた車から降りて丘へ向かう。
瀬戸内海を望む丘の上には、オリーブの木のイメージからかけ離れた大きく立派な大樹が佇んでいた。
まるで海外と見間違う素敵な光景に胸躍る。
多分オリーブの木が好きな人や、興味がある人はテンションが上がると思う。
私たち家族は樹に関して「へぇー凄いな。」くらいの反応で、正直この景色にテンションが上がっていた。
しかし、凄いと思ったのも事実。
始まりは昭和天皇が小豆島に足を運んだ際、オリーブの種を蒔いた事。
時は1950年03月15日、この日がオリーブの日となった。
それから月日が流れて2011年にこの日を記念してスペインのアンダルシアから約10,000キロメートルの海路を経て小豆島にやって来たそうだ。
2011年03月12日に日本に到着した樹齢千年のオリーブの大樹は、花言葉”平和”から『平和と繁栄を願う想い』が詰まっている、と看板に記載されていた。
その事だけを想うなら興味が無い云々では無く、家族一致で大切な事だと思っている。
千年を生きる大樹は遠く海風に吹かれて、気持ち良さそうに葉を揺らしていた。
そしてこの丘には心くすぐるピンクと白のキッチンカーが…。
吸い寄せられるように歩み出す私たち。(笑)
この暑い日にピッタリなジェラート!!
私たちは2つを皆でシェアする事にして、オリーブオイルとキウイを購入した。
朝から二十四の瞳映画村やオリーブ公園なんて野外施設ばかり巡っていたので、肌に熱がこもっている。
もう内心小躍り。(笑)
自然と笑顔になる私たち。
お味の感想はキウイ・さっぱり甘酸っぱくて美味しかった!
オリーブオイルも美味しかった!
「この味何やろ?」「食べた事あるよな…。」と唸る私たち。
ここで父が答えを導き出した。
「コンビニで貰える木のスプーンで食べたバニラの味」
「それや!!!!」
4人一致でこの感想がドンピシャだった。(笑)
美味しいよ!
この会話も含めて楽しく、美味しい思い出として残っている。
めちゃくちゃ楽しいと幸せが詰まった充実の1日だったが、この日はまだ終わらない。
ずっとずっと楽しみにしていた大好きな家族旅行、その行程が楽しんでいるこの時も過ぎている切なさを感じながらも、まだ旅行が終わらないという事がこの時本当に嬉しかった。
今回はここまで。
次回、香川県小豆島・観光&国際ホテル宿泊編に続く!
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