【後編】時間が足りない!国立民族学博物館めっちゃいい!

陽気なお墓 日本旅
スポンサーリンク

皆さんこんにちは、アラサーフリーターのmamuです。

今回は、万博記念公園内にある国立民族学博物館に行った感想の後編だ。

前回同様全ての展示を紹介すると実際に立ち寄りたい人の楽しみを奪ってしまうので、そんな野暮はしない。

一応、国立民族学博物館の前編はコチラ

博物館を一緒にエンジョイしたのはルームシェア相手の親友ちゃん。

私たちはA-3ヨーロッパエリアまで進んだ辺りで衝撃的な館内アナウンスを耳にした。

『当館はあと30分で閉館いたします』

…!?

民族学に興味津々の私たちはゆっくりじっくりと世界観に没頭し、見応え満載の館内を嬉々と回っていた。

そしてそれ以前に万博記念公園もたっぷり散策していた結果、館内で1時間30分程経過した所で閉館が迫ってしまったのだ。

この博物館内には大きくABCと3つのブロックがあり、私たちが観覧していたのは未だ最初のAブロック。

更にAブロックは5つのエリアに細分化されていて、その内たったの3エリア目に差し掛かった所だった。

私たちは悟った、もうどう頑張っても見切れない…。

不覚だった、この博物館を本当に楽しむにはめっちゃ時間が必要なのだと体感した瞬間である。

多分真剣に回るには4・5時間くらい欲しい。

…とは言え、どうする事も出来ないので、残りの時間中見られる範囲をじっくり堪能しようと腹を括った。

さて、最初に私が興味を惹かれたのはヨーロッパ各地のパン展示!

食品サンプルとかが大好きな私の趣味趣向に刺さった。

そして私たちは食いしん坊でもあるので、即座に始まるもしも話は「どのパンが食べたい?」だった。

あなたはどのパンが食べてみたいだろうか?ちなみに私は全部だ。

この他1977年代のドイツのカレンダーや、家庭用キリスト祭壇とかヨーロッパ色の強い物が所狭しと並んでいて楽しい。

本当に展示品が多いので目移りして困るくらいだ。

そんな中で私が個人的に素敵だと思った次の展示物は『イースターエッグ』だった。

カラフルなたまご…可愛い!国別で雰囲気が違っているのも興味深い。

最近でこそイースターという言葉を耳にするようになったが、日本にイースターと呼ばれる文化は存在していない。

イースター(復活祭)とは春分後、最初の満月の次の日曜日に行われるお祭りで、キリスト教の祝日でもあり、春のお祭りでもあるそうだ。

農作業の始まりも意味していたりして、イースターの日は装飾したたまごを交換したり食べたりするのだそう。

何故たまごなのかと言うと、春の季節は生命の誕生を象徴するという所から来ていると書かれていた。

私もこんな可愛いたまごを交換してみたい気もするが、イースターが日本に根付いたなら名をそのまま使った別の催しになっている気もしないでもない。(笑)

これは私が個人的に何となく思っただけで、深い意図は全くないので悪しからず。

まぁ、イースターじゃなくとも日本各地には豊作を祈るお祭りが存在している訳だし、国其々に特色があって面白いなと思う。

次に目を奪われたのは『ルーマニアの陽気なお墓』!

めっちゃお洒落…私もこんなお墓に入りたい。

このお墓は生前の姿をユーモアと共に絵に描き出したお墓で、ひとりひとり故人の個性に合わせた内容になっているそうだ。

これは故人のお墓を訪れる人も、故人も皆の気持ちが慰められそうだと感じた。

明るく可愛いお墓に描かれたユーモラスな故人のストーリー…何だか素直に素敵だと思った。

お墓参りとかに行っても楽しい気分になれそう!なんて想像しながらも次いでやって来たのはA-4アフリカエリア。

やはりと言うか、エリア毎に雰囲気がガラリと変わる。

これはアフリカの露店だそう、ラインナップにMIROが並んでいた。

異国の雰囲気満載でワクワクする所に見覚えのある物がある謎の安心感。

ヨーロッパはヨーロッパでカラフルな展示が多かったのだが、アフリカエリアは蛍光色や強い原色が多くて陽気な雰囲気。

こちらはアフリカの理髪店。

中に立ち入る事は出来ないものの、中を覗いて見ると私の知る美容室とは何もかも全然違っていた。

よくテレビ番組とかでアフリカの理髪店に行って「お任せで」とか言っちゃう企画を見た事があるけれど、この雰囲気でお任せとか私なら絶対言えないな…と確信する。

多分この先一生そんな事はないだろう…余談も余談をしてしまった。

他にもカジュアルな雰囲気のカフェが展示されていた。

こんな所で飲むコーヒーは活気に溢れていて楽しそうだ。

そうしてノリノリで記念撮影していた私たちだったが、気が付くと閉館時間が10分前に迫っていた。

結局私たちは約2時間くらいの時間を掛けて、Aブロックの制覇すらもままならなかったのだ。

黙々と出口へ急ぐ中通り過ぎる展示品たちにどれ程後ろ髪引かれた事だろう…。

最後にミュージアムショップを通過して出口を潜る仕様なのだが、このショップも異国の小物が横目に見えて大変魅力的だった。

…めちゃくちゃ悔しい…ッ!!

必ずリベンジを果たすと心に決めた瞬間である。

国立民族学博物館…元々興味はあったものの想像を超えて楽しい場所だった。

次回訪れる際は絶対に1日をこの博物館に費やすと断言しよう。

おまけとして中庭みたいになっている中央パティオも何だか凄かった。

…んー…また写真が斜めだな…。

私自身は一応風景とかを思い出として残す程度の写真好きなのだが、如何せん雑さが垣間見える出来栄えな事が多々ある。

ブログに使うな!とか言わないで欲しい、申し訳ない。

と言う訳で、めちゃくちゃ中途半端に終わった国立民族学博物館、楽しんで頂けただろうか!

訪れた私たち自身はびっくりするくらい楽しかった。(笑)

いいなぁと思ったあなたには是非訪れてみて欲しいし、そうでなかったあなたにもこんな場所があるのだと知って頂けると幸いである。

驚異と怪異 想像界の生きものたち [ 国立民族学博物館 ]

価格:2,970円
(2021/7/30 07:36時点)
感想(1件)

コメント

タイトルとURLをコピーしました