皆さんこんにちはアラサーフリーターのmamuです。
これは2024年GWにお洒落車中泊カーをレンタルして7泊8日で北海道を旅した記録である。
旅の道連れはルームシェア相手の親友ちゃん、前回積丹の神威岬の強風に吹かれ黄金岬にて綺麗な積丹ブルーを拝む事が出来た私達は、そこから約1時間30分移動して小樽を目指した。
北海道2日目ランチ
この旅を長年夢見ていた私は、北の大地をドライブしながら聴くプレイリストをAppleMusicにて用意していた。
構成は、北海道のアイヌ文化を色濃く取り入れているアニメゴールデンカムイのOP、ED、北海道を代表する人気番組水曜どうでしょうのテーマソング、函館で聴きたい北島三郎の函館の女、歌詞の殆どがア〜ア〜、さだまさしの北の国からのテーマソングである。
函館で聴きたいのに、道中フライングでさぶちゃんが歌い出しそうになるので何度もイントロだけ聴いた。
親友ちゃんもルンルンで休憩に寄ったコンビニにて、普段飲まない抹茶ラテとか買っていた。
そんな感じで愉快に進み、あっという間に時刻は12時10分くらい目的地へ到着。
私達が小樽ランチに選んだのは、クレイジースパイス小樽本店。
店内は、北海道で見ると思わなかったトロピカル空間で何だかワクワクする。
それもその筈、インドネパールの本格カリーメニューがめちゃくちゃ豊富で店員さんも海外の方ばかり。
しかし私達のお目当てはスープカレーである。
具材は勿論、辛さは0〜40まで、スープは5種類から選ぶ事が出来て、尚且つ本場のスパイスを味わえるという所に惹かれた。
私達が入店した際は空いていた店内は瞬く間に満席で、間一髪待ち時間がなくてラッキーだった。
これは余談、座席に案内されて『QRコードを読み込んでご注文ください』の貼り紙があったのでその通り注文したのだが、ホールにいた店員さん達は多分それに気付いておらず(あいつら注文もせずに座ってやがる……)と訝しそうにこちらを見ていた。
そしてお隣の地元のお客さんらしき方々は普通に口頭注文していた………えっ、何か恥ずかしい…(笑)
その後キッチンからやって来た店員さんに「今日お休みだからセットドリンク付かないよ」と言われた。
どうやらランチセットのドリンクは平日限定らしい、浮かれてラッシーとか頼んでいたのでちょっぴり切なかったが、それを伝えに来た店員さんが何故か朗らかな笑顔だった。
それはさて置き、本格カリーとスープカレーの融合……!踊る食欲に胸高鳴らせながら待つ事約20分、運ばれてきたのがこちら!
↓パリパリチキンカレー¥1430円(辛さ5、MMBスープ)
辛さ5が辛口のスタート、MMBスープ説明書き『鶏ガラをベースに香味野菜とともに時間をかけて炊き出し、昆布、桜海老、サバ等の出汁を加えた、クリーミーな上質スープです』。
↓クレイジーチキンカレー¥1480円(辛さ5、ノーマルスープ)
ノーマルスープ説明書き『心地よい酸味と、カルダモンの爽やかな風味の効いた、 旨み重視のスープです』
両方共にナンではなくライスのセットを注文、いざいただきます!
うおぉ、こりゃスパイスが凄い!美味しい!!!
パリパリチキンは大きくて皮パリパリで身はスプーンでホロホロ簡単に解ける柔らかさ!MMBスープは風味豊かで複雑なスパイスの後味に確かに魚介出汁を感じる口当たりクリーミーでとろっとしたスープだ。
辛いの大好きな私で辛さ5で良い感じ、まろやかな辛さなのでもっと上の辛さでもよかったかなぁと思ったけれど後々唇がヒリヒリした(笑)
ゴロゴロ入った大ぶりの野菜もまた美味しい。
具材は大きなチキンと焼きネギ、じゃがいも、人参、ピーマン、キャベツ、ナス、玉子、カボチャ、大根。
ホックホク甘いじゃがいもとスープを合わせれば甘辛くてガツガツ食べてしまった。
勿論クタクタになったキャベツも甘い、人参も甘い、ネギは香ばしくそして何よりボリューム満点だ。
スープカレーの具材と合わせて白米を食べていると白米だけ先になくなってしまった。
そして美味しい美味しいと口に運ぶ内にあっという間に満腹になっていた。
親友ちゃんが頼んだクレイジーチキンカレーも食べさせてもらったが、こっちも美味しかった!
パンチの効いたスパイスがふんだんにまぶされたチキンは同じくジューシーかつ柔らかく、それだけでご飯がガツガツ進む。
ノーマルスープはスパイシーながらほのかに感じる酸味ですっきりとした印象で口当たりもサラリとしていてまた違った美味しさだった。
多分スープ選びでめちゃくちゃ好みが別れるだろうなぁ……私達はどちらかと言えば程度だが各々が選んだスープの方が好みだったのでよかった!
綺麗に完食、美味しかったですごちそうさまでした!
………遠い所で美味しいものを食べるのは旅の醍醐味だが、現在あの中毒性にやられてめちゃくちゃ恋しいというのが何とも酷である……。
駐車場は店舗を正面に左側、他店と兼用で8台と店前に3台分あった。
ランチ時はすぐ満車になるが、道向かいに広い有料駐車場もありました。わわ
あと、パリパリチキン中の身が悶絶級に熱いので気を付けてください(笑)
私は涙目で悶絶した。
小樽観光
お腹もいっぱい大満足!早速小樽観光へ出発だ!……と思っていると車内ダッシュボード上に大ぶりのカメムシ型昆虫が襲来した。
自然大好き虫苦手の私達は突然の敵襲に狼狽えた。
街中な小樽……考えられるは積丹から乗り合わせていた可能性。
私達が陽気な音楽を聴いている頃、奴もまた音楽を聴いていたのだろうか……気持ち悪いッ!!!
私は必死にクリアファイルで下車頂くべく誘導したのだが、奴がポトリと落下した先は親友ちゃんルンルン購入の抹茶ラテの蓋……飲み口付近だった。
「うわぁ!!もういらん!捨てる!!」
絶叫する親友ちゃん。
それでも何とか奴を外まで誘導し、私達の小さな攻防は幕を閉じた。
その後暫くドリンクホルダーに鎮座する抹茶ラテは中身が沢山入っていたけれど、当然口が付けられる事はなく………私は切ない気持ちになった。
そんな出来事から数分、私達はここにきてGW駐車場難民になっていた。
当初決め打ちしていた駐車場やその周辺は軒並み満車、どうにかならないものかと走り回り、小樽運河のメイン通りからフェリーターミナルのある裏道へ。
辿り着いたのは、広い小樽観光駐車場だった。
0時まで1時間300円、最大1000円との説明を受け第2駐車場に誘導され前払いで徴収されたのは何故か800円だった。
最大1000円とは……?
よくわからないが、とにかく観光だ。
小樽観光駐車場から運河までは歩いて約5分、この日は晴れてポカポカしていたので薄手の上着も置いて出発した。
おぉー!メイン通り小樽運河だー!
運河脇に整備された歩道には小さな露店が沢山出ていて、観光客で賑わっていた。
ニシン漁を始めに海外との交易、日本銀行や商社の発展、小樽にはその面影が多分に残っている。
一応小樽の歴史については過去で、お馴染みふんわり解説をしているので良かったらどうぞ→祖母と行く小樽
見渡せば歴史深くレトロな街並み、春風が心地よく足取りも軽い。
この時撮った私達の写真は目に見えて嬉しそうだ。
ふらりと出抜小路を歩いてみたりするだけで楽しかった。
さて、私達が小樽にて始めに向かったのは『日本銀行旧小樽支店金融』現在は金融資料館となっている。
小樽運河から徒歩約10分、入館は無料。
100円が戻ってくるタイプのロッカーもあって観光客に優しい。
館内に踏み入れると、装飾に凝った重厚さで外観と違わない雰囲気だった。
資料館では主に日本銀行の成り立ち歴史や業務、小樽発展の歴史を解説してくれている。
ここからは、他のお客さんも沢山いたので写真は少なめに私がほほぉと思った見所をピックアップ!
広いホールの天井付近に等間隔で施されているのがこれ。
何だかお洒落な装飾だな……だけではなく、よ~く見ると真中に目の柄が施されているのだ。
この目はシマフクロウの目である、シマフクロウはアイヌ文化で建物の守り神なのだそうで、職員がいない間も守ってもらおうと設置されていたのだとか。
小樽という地にあるからこそ取り入れられたのだなぁと感慨深い。
他にもパネルで明治時代の物価一覧を年代別に見られるのだが、1882年100銭=1円の時代、白米1kg8銭、牛肉100g3銭と続く中、ビール大ビン1本16銭には驚いた。
1931年になると白米1kg23銭、牛肉100g34銭、そしてビールは大ビン1本35銭。
ビールが相変わらず高いが、牛肉の追い上げが凄かった。
その後、解説は現在に移り現在世の中に出回っているお札の量を知れたり。
これが1万円だったら1千億円だ!という圧倒的物量の展示。
そして1億円の重さを体験出来たり。
切り離される前のお札、偽造されない工夫、悲鳴を上げそうな切り刻まれた10億円の展示等など………、お札について楽しく学ぶ事が出来た。
私達の滞在時間は約1時間、楽しかったですお邪魔しました!
さて、小樽観光はまだまだ序盤だが随分長くなってしまったので続きは次回とします。
まとめ
スープカレーを食べたお店。
クレイジースパイス 小樽本店
住所: 北海道小樽市色内3丁目3−21
電話番号: 0134−27−9048
営業時間: 平日 11:30~21:30 (LO-21:00)
土日祝日 11:30~22:30 (LO-22:00)
駐車場: 無料有り
大体のランチセットが1500円前後で美味しくてボリューム満点でした!
小樽観光駐車場
1日料金:バイク400円、乗用車800円、大型車1,500円
受付時間:4月~10月7:00~19:00、11月~3月7:00~18:00
料金は前払い、………1日最大1000円とは……我々が駐車した際は0時まで開放と聞かされたけれど……謎は深まるばかり。
係員さんにお話すれば車中泊も可能との記載があった。
日本銀行旧小樽支店金融
住所:北海道小樽市色内 1-11-16
電話番号:0134-21-1111
開館時間:4月~11月9:30~17:00 (最終入館16:30)
12月~3月10:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日:水曜日(水曜が祝休日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月5日)
入館料:無料
駐車場:無し
時間帯で運が良ければガイドさんがいる。
小話 北海道GWの服装について
私は寒がり、親友ちゃんは暑がりだが、基本的にヒートテックを装備していた。
晴れていれば上はロンT下はジーンズ等軽くて楽な格好で観光可能だが、日が暮れると直ぐに肌寒くなる。
例として5月3日の小樽昼間の気温は21度、陽射しは強く空気はひんやりしている。
しかし少し日が傾くと途端に気温は11度、ロンTだけじゃ寒過ぎるのでさっと羽織れる上着が必須。
朝晩の冷え込みと昼間では平均10度前後の気温差があるのだ。
その他例として紋別の夜は2度である、更にGW終わりには北海道北部で積雪とのこと……。
積丹では強風により体感温度が低く、知床で活躍すると想定していた分厚い冬用上着が早速活躍し、その後マフラーもストールもガンガン活躍する事に……。
これは暑がりの親友ちゃんも同じだったので、私と同じ寒がりさんは要注意である。
勿論、気温は天候に大きく左右されるので一概には言えないが、私は昼間でも常にお腹と足の裏にカイロを貼っていた。
朝晩は極寒の冬、夜観光予定があったり車中泊をする方は特に真冬だと思って装備を!
………ただ、昼間はポカポカしていたりするから難しい所である………。
次回 小樽観光後半編!
価格:2980円~ |
価格:4479円 |
コメント