【夏の北海道4】2019年07月祖母と行くベストシーズンの北国:十勝白樺並木・えこりん村で見る世界1大きいトマトの木過去旅

世界一大きなトマトの木 グルメ
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皆さんこんにちは、夕飯に肉じゃがを作りましたアラサーフリーターのmamuです。

前回、白金青い池の神秘的な光景に感動してファーム富田で見頃真っ盛りのラベンダー畑を見た北海道観光2日目を終えた私たち。

18時30分を過ぎた頃に、十勝川温泉に並ぶホテルへと到着した。

ここで非常に残念なのがホテルの名前を憶えていない、記録出来ていなかった事である。

楽しむあまり夢中になって忘れてしまう事があるのだ…。

この時ブログを書くだなんて思っていなかったから、と言い訳しながらもお部屋の写真は残っていたので雰囲気だけでも。

一応ホテルの事は宿泊の記録として、サラッと書くことにする。

お部屋はこんな感じで、2人なのにめっちゃ広い部屋が用意されていた。

この時のツアー中で1番広く、落ち着いたお部屋だったと印象にある。

ホテルの雰囲気も全体的に趣があったように思う。

しかし、細かい事は書けないので十勝川温泉とはどういった温泉が湧いているのかだけご紹介したい。

十勝川温泉の温泉は『モール温泉』と呼ばれて、日本でも珍しい泉質の温泉が湧いている。

十勝川に湧いている温泉は、太古の昔に生息していた植物が長い時間をかけて堆積(たいせき)して出来上がった亜炭層を通過して湧き出る。

つまり、植物性の有機物を多分に含んだ泉質の温泉が『モール温泉』なのだ。

岩石・植物のミネラルがたっぷりの植物性温泉は、保湿効果抜群の化粧水みたいな美肌温泉なのである。

植物性の温泉は世界でも希少で、北海道遺産にも選定されている。

はい!十勝川のモール温泉を説明した所で夕食の写真。

バイキング形式でもりもり食べた。

特に目の前で揚げてもらえる天ぷらが美味しかった!

会場は他のツアー客も沢山いて、大変な盛況だったので少し慌ただしかったけれど致し方なし。

揚げたての天ぷらってごちそうだよね、ごちそうさまでした!

その後ホテル内の売店にて、祖母と選んだのは十勝のご当地赤ワインとチーズの詰め合わせ。

他にもこの時は朝ドラ『なつぞら』のグッズが沢山販売されていた。

お部屋に帰ってこの日たっぷり増えた楽し気な写真と思い出に、美味しいお酒で乾杯。

沢山歩いたので心地良い疲労感の中、ぐっすり眠った。

翌日、北海道3日目の朝は残念な事に曇り空だったけど、窓から気球が見えた。

良い日になりそうな予感!

祖母はただ窓から見えた気球に大喜びした、かわいい人だなぁと思う。(笑)

しかしお天気が心配だった。

早朝だったので、朝靄の影響も少しあるのかも…とプラスに考えながらもツアー観光へ出発!

始めにやって来たのは十勝川牧場の白樺並木。

この白樺並木、映画やドラマで数え切れない程ロケ地となってきた場所だ。

到着する頃には空は前日からガラリと変わって、どんより曇っていた。

しかし、そこが白樺並木だという事は変わらない。

雄大な草原の真ん中に綺麗に並んだ白樺の木々、朝の空気も相まって清々しい場所だった。

お客さんが写っていない写真を選んでみたら、結果魅力を伝え辛いものになってしまったけど…。

特徴的な白い幹が美しいこの道は、約1.3キロも続いているとガイドさんに教わった。

白樺の木の寿命は約100年、そしてここに立ち並んでいる木々は約80歳になるそうだ。

2014年から一部を伐採して植樹しているそうだが、そうして手入れされて今の光景を保っている。

祖母と私は遠く続く規則正しい白樺の木を見上げ、幹に触れたりして束の間の観光を堪能。

そして短い鑑賞時間の終盤、ポツリと雨が降って来てしまった。

しょんぼりしてしまった祖母だけど「北海道は広いから場所で天気は変わる!」と声を掛けて、昨夜ホテルの売店で購入したバターどら焼きを半分こした。

これめっちゃ美味しかった!

『北海道バターどら焼き』お手頃価格で1つから購入できるし、旅のおやつに丁度良い。

食いしん坊のmamuの祖母は、当然食いしん坊。

美味しいおやつでご機嫌作戦は大成功だった。(笑)

祖母が元気を取り戻して、すっかり眠ってしまう頃には北海道の空は晴れ間を見せたり曇ったりを繰り返していた。

余談だが、バスの中ではガイドさんが沢山のアイヌ文化を教えてくれた。

アイヌの少女が活躍する漫画『ゴールデンカムイ』を愛読し、それ以前からアイヌ文化を見学していた私には非常に興味深く面白いものだった。

こういう知識を深められる所もツアーの醍醐味だろう。

という訳で次いで到着したのは、『えこりん村』!

北海道恵庭市にある自然環境とのつながりを学べるエコロジーテーマガーデンである。

この日は1日曇り空だったけれど、楽しまねば損というやつだ!

このえこりん村は昼食も兼ねていたのでゆっくりと見て回る事は出来なかったけど、園内には素敵な雰囲気のレストラン・ガーデンテラス・お土産屋さんがあった。

そして、このえこりん村を運営しているのは、ハンバーグの全国チェーン店『びっくりドンキー』の経営元と同じ株式会社アレフだ。

流石、北海道が本社である。

びっくりドンキーのお皿とかが展示されていた。

傷付いたお皿を削り直して再利用しているんだって。

素敵な取り組みだな、と素直に感心する。

エコとか環境問題についてお子さんでも楽しく学べそうな雰囲気だったし、私と祖母はあれこれとお喋りしながらウェルカムセンターを見て回った。

ウェルカムセンターの一部はお土産屋さんになっている。

びっくりドンキーのドレッシングとかトマトを扱った商品が豊富に販売していて、見て回るだけでも楽しかった。

そして私たちが昼食に選んだのは、レストランでは無くキッチンカー。

飲食店も良いけれど、「こういうのも楽しくて良いよね!」となったのだ。

看板には魅力的な文字が…。

えこりん村で放牧されて育った『こな雪とんとん』という豚。

その豚を使ったローストハムとアボカドのパニーニ600円・豚まん300円、そしてデザートを兼ねて飲むヨーグルト150円!

意気揚々注文した私たちは、お揃いのニコニコ顔で美味しそうなお料理を受け取った。

フードコートに席を陣取って、いただきます!

肉まんは美味しかったけど無難な感想。

一方パニーニーは野菜もお肉もたっぷりで美味しかった~!

パンの中に挟まっているのは、ジューシーなこな雪とんとんのロースハム。

そこにアボカド・シャキシャキの玉ねぎ・瑞々しいサラダ菜・香るチェダーチーズが合わさってボリューム満点の一品。

飲むヨーグルトは濃厚で程よい酸味、本当にデザートになった!

この時撮った祖母の写真はパニーニを両手で持った満面の笑みで、めっちゃ楽しそう。

「美味しいなぁ」と言い合いながらの昼食は穏やかな思い出となった。

その後、まだ観光時間が余っていたので再び散策を開始。

この時には遂に雨が降り出してしまっていたけど、祖母は「トマトが見たい」と雨天の中を進んだ。

ただのトマトでは無くて『世界1大きなトマトの木』がえこりん村にあるのだ。

世界1大きいってどんな大きさだろう?と私も好奇心をくすぐられた。

それにしても北海道は夏でも天気ひとつで肌寒くなるんだね。

ムシムシと嫌な湿気が無いので本当に冷えた。

一応持参していた薄手のパーカーが大活躍する事になったので、あなたが訪れるのが例え7月でも上着は1着用意しておこう。

さて、私たちはえこりん村内のビニールハウスへやって来たのだが、入って早速その大きさに圧倒される事になった。

ビニールハウスの天井一面がトマトの木…!

写真からこの広がった枝が見て取れるだろうか。

ビニールハウスの中心に木の幹があって、端まで繁々と広がる枝・天井からツヤツヤと光るトマトの実…!

2013年11月にギネス記録に認定され、毎年沢山のトマトが収穫されているのだ。

プチトマトではなくて”トマト”なので、大きくなるという事は知識として知っていたけど、まさかトマトを頭上に見るとは思っていなかった。

何より、枝が伸びて実を付けている範囲の広さに圧倒されたのだ。

純粋に凄くて私たちはしばらく夢中になって見上げた。

祖母は念願が叶って嬉しそうで、私まで嬉しくなったりして。

ビニールハウスの端っこまでツヤツヤと大振りなトマトを実らせる木、本当に不思議な光景でワクワクと胸弾んだのは間違いない。

「凄いな!」と瞳を輝かせる祖母の姿が少女のように見えた事がとても印象に残っている。

もっとゆっくり見て回りたかったけれど、バスは次の目的地を目指した。

えこりん村、ウェルカムセンターがあるこの記事に記載がある東エリアは入園無料。

ウェルカムセンター・ガーデンテラス・レストラン・世界1大きいトマトが見られるトマトの森などが含まれている。

営業時間は施設によって異なるが

ウェルカムセンター4月~10月 9:30~17:00

11月~3月 10:00~17:00

12月下旬~1月末 冬期休暇

との事で、トマトの森は

営業時間10:00~16:00

えこりん村の西エリアには銀河庭園・みどりの牧場があってこちらは有料になっている。

高校生以上1200円・中学生以下600円・65歳以上1000円・障がい者介助者600円との事。

営業時間 9:30~17:00(10月は16:00まで)

営業期間 4月24日~10月31日

キャンプ場利用の場合は別途料金との事だ。

私たちはツアーで訪れたので有料の西エリアに足を運んでいないが、無料のエリアだけでも十分に楽しい場所だった。

あなたが北海道を訪れた際は、軽食と休憩にもおススメだし世界1のトマトの木を見て欲しいと思う。

お子さんは自然への関心を、私たちは自然の強さを感じられる場所だった。

時刻はすっかりお昼を過ぎて、こうしてあっという間に観光行程が過ぎてしまう事を寂しく感じながらも、まだ終わらない北海道の旅にまだまだ胸躍らせていた。

次回、小樽観光・ニセコ東山温泉宿泊夏の北海道旅行完結編!

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