皆さんこんにちは、美味しい物を食べると心が朗らかになるアラサーフリーターmamuです。
前回同様2021年03月27日の振り返り思い出ブログをお送りする。
近江八幡観光のマップを手に入れた私たちは再び歩き出した。
こちらにもラ コリーナ同様”たねや”の文字。
和菓子屋たねやは本店を滋賀県近江八幡市に設けているので頻繁に目にするのだろう。
こちらの店舗はたねやグループのクラブハリエでは無く和菓子店たねやの風情があった。
赤い長椅子とか日本人も海外の人もワクワクするやつだ。
ここも参拝帰りのお客さんで大盛況。
この賑わいだけで観光気分がグンと上がる。
ここでぜんざいなんて食べたら最高の気分だろう。
私たちはこの時、甘い物を欲していなかったので立ち寄らなかった。
しかし、いつかまったりと優雅に和菓子とか食べてみたいと思っている。
たねやを通り過ぎると白雲橋が見えて来た。
ここに集まっている人のお目当ては、橋から望むお堀の光景である。
歴史を感じる建物が立ち並ぶ中で優雅に進む水郷巡りの船。
これは自身が乗っていなくても、見ているだけで風情を感じさせた。
かつて豊臣家が築城した八幡山城跡の堀だったこの場所は、今でもその面影を残しているのだ。
歴史的に名を残した織田信長も祭りに参加し、豊臣家もこの景色を知っていると考えると何とも不思議な気分になった。
こちらでも桜が咲いていて人々がその光景に魅了されていた。
純粋に綺麗。
親友ちゃんも楽しそうに眺めていた。
「橋の下行く?」「行くやろ!」と言う訳で橋の下に降りてみる。
こちらから橋を見上げるのもまた楽しかった。
写真の写り的に曇っている様な空色だけど、快晴とはいかないものの天気は良かったのに…。
何でだろう?残念…。
肉眼は本当に綺麗だった。
この川辺には通り抜け出来る良い感じの路地なんかもあった。
こういう所ってワクワクしてしまうのは私だけだろうか。
案外こういう感性は子供時代から大して変わらない様に思う。
楽しく観光しながら歩いていると発見したのは”近江八幡休暇村”の文字。
そして魅惑的な暖簾だった。
何を隠そう、私たちは大の肉好きである。
3食肉でも全然大丈夫、むしろ歓迎!という肉食系女子なのだ。
…いや、海鮮も大好きなのでとにかく食べる事が好きなのだなと解釈して頂きたい。
私と親友ちゃんはこの暖簾を前に何の打ち合わせも無く立ち止まった。
相談に交わした会話は実に簡潔。
「食べる?」「食べる。」
「牛串・メンチカツ・コロッケどれにする…?」
「全部。」と真顔で答える親友ちゃん。
私はコロッケ・メンチカツを半分こする事を提案し、この3品を購入する事にした。
お店の方は大変愛想の好い方で、ちょっとした談笑で笑顔になった。
牛串とコロッケが出来上がるまでに先にメンチカツを頂く。
先に食べた親友ちゃんは「肉感が凄い」と目を見開いた。
確かに肉感が凄くてジューシーなメンチカツだった。
肉好きには堪らない、美味しい!
サイズも結構大きくて、私たちは半分こで丁度良かった。
価格は確か350円くらい。
この時私はウスターソースがマスクに垂れてしみ、以降この旅中ずっとソース臭を嗅ぐ事になる。
書いている今、我ながらこの鈍くささにウンザリである。
近江牛の串・価格税別550円。
ロープウェーをケチっておいてどうなってんだ!と自分でも思うけど、魅力を感じる所は人それぞれだ。
ちなみにこの時、飲み物は自宅から大きいペットボトルと氷を詰めた水筒を持参していた。
牛串の感想だが、かなり油っぽくて道路にポタポタ垂れるくらいだった。
感想、うーん…おススメは出来ないかな。
そしてコロッケの写真は両手が一杯だったので撮れなかった。
価格は税別120円とかだった。
普通に美味しい筈なのに、メンチカツのパンチで素朴に感じてしまった。
これは私の食べ順ミスである。
私個人の感想としては、メンチカツが一番美味しかった。
あくまでも個人の感想なので悪しからず。
眺めた光景と共に楽しく食したのでそれも良い思い出。
右側に見えている緑を付けた木は枝垂れ柳かな?
間違っていたら申し訳ない。
同じ八幡堀でもその橋々で見せる景色が違っていて、歩くのも苦にならない。
私たちは楽しいお喋りを続けながらも、近江商人の町並みと呼ばれる場所へと辿り着いた。
豊臣家によって栄えた商人の町。
木造家屋には歴史を思わせる白壁が輝く。
この通りには沢山の資料館や重要文化財の家屋などが残されているそうだ。
私たちはそんな事も知らずに何となく散策してしまった。
勿論楽しかったのだが、不覚!!!
観光マップはどうした…?と思うが何分行程の決まっていない気まぐれ旅、こんな事もあるだろう。
書いている今、静かにリベンジを誓う。
この辺で引き返してしまった私たちは、帰り道にメンターム資料館なる所を見付けた。
入館は無料。
しかしこの時、資料館は臨時休業していた。
何故かそれだけは検索して道中で調べていたのだ。
特段メンタームに興味や関心がある訳でもないのに…。
この時親友ちゃんに「何で調べたん?」と不思議そうに言われたが、これといった答えは無かった。
記憶にないので憶測だが、メンタームの昔のパッケージとかが展示されていると小耳に挟んで、レトロ雑貨好きな部分が騒いだんだと思う。
次に訪れる際はメンターム資料館にも立ち寄りたいと思っている。
ちなみに、メンタームはヴォーリズが近江八幡市に創業した近江兄弟という会社の商品で、この付近にはヴォーリズの名が付いた施設が沢山あった。
たねや然り、近江兄弟社然り…さすが商売繁盛の神社がある商人の街だと感じた。
立ち寄れなかった事は残念だが、次回の楽しみとして取っておく。
来た道とは違うルートで帰ろうとグーグルマップに誘導されながら歩いていると、またも私たちを魅了する食べ物を発見してしまった。
近江米…近江牛…近江牛とろにぎり900円…。
「一貫ずつにしよう。」と言ったのはどちらだっただろう。
即決だった。
番号札を受け取って、ソワソワと店内で待つ。
2階部分がレストランになっているようだが、この時はランチタイムを過ぎていたのか閉鎖されていた。
千成亭・八幡堀店、1階にはコロッケや加工品お土産から精肉が並ぶお店だ。
営業時間は1階10:00~17:00・2階11:00~15:00。
2階からは近江八幡の風情ある景色を眺めながら食事が出来るのだとか。
牛丼・すき焼き・ハンバーグなど絶品の近江牛を堪能できる人気店だ。
1階店内に設置されているベンチには沢山の観光客がいて、皆一様に美味しそうに何かを食べていた。
この雰囲気から『絶対美味しいだろう』と期待値が上がる。
そしてしばらくして番号札を呼ばれて近江牛とろにぎりを受け取った。
うおー!!美味しそー!
これは本当に美味しかった…。
まず変な臭みも無く、脂が上品でさらりと食べてしまえる。
舌に乗せると溶けるとはこの事だろう。
この肉寿司を食べた後、私は実に朗らかな気持ちになっていた。
美味しいって幸せ…。
もう今食べたい、いや…絶対にもう一度食べに行くと決めた。
次はお土産も購入して帰ろうと思っている。
親友ちゃんも、とても感激した様子で「次はもっと食べる」と豪語している。
私たちは花より団子の似たタイプらしい。
そんな訳で帰り道もずっと美味しい肉寿司効果が続き、ご機嫌に歩いた私たちは次いでメタセコイア並木を目指した。
気付けば近江八幡を観光して3時間くらい経過していたので、すっかり夕暮れが近づいていた。
陽が傾いた頃、私たちはメタセコイアの並木を走った。
夏場は青々と茂る緑のトンネルを、冬場は紅葉に染まる鮮やかな赤を見せるメタセコイア。
シーズンは11月中旬~12月。
この時はシーズンオフで、寂し気な風景を作り出していた。
私個人の感想として、この雰囲気もまた魅力的に感じた。
旅が終わってしまうちょっぴりセンチメンタルな気分にピッタリだろう。
今見ても揃って立ち並ぶ姿は十分に美しい。
シーズン中とは違った味があるのだと思った。
たった1泊だけのプチ旅行だったが、今振り返っても中身の詰まった楽しい1日だったと感じる。
何より移動中も見える琵琶湖の姿は雄大で、水鳥やトンビが飛んでいるのを見ているだけでワクワクとした。
今年の春の思い出をばっちり飾った私は、またしばらく引きこもり生活を有意義に過ごせそうだ。
ここまでお目通し頂いたあなたにも、旅の雰囲気をお裾分け出来たなら幸いである。
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